日本水産学会誌
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84 巻, 6 号
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巻頭言
報文
短報
  • 秋山 清二, 泉澤 光紀, 高田 将平, 野呂 英樹
    2018 年 84 巻 6 号 p. 1044-1046
    発行日: 2018/11/15
    公開日: 2018/12/14
    [早期公開] 公開日: 2018/10/23
    ジャーナル フリー

     クロマグロ資源の保全と定置網漁業の操業継続を同時に実現するためには,定置網に入網したクロマグロ小型魚を健全な状態で網外へ放流する技術を開発する必要がある。本研究では,クロマグロ小型魚の放流方法と生残率の関係を明らかにするため,定置網に入網したクロマグロ小型魚を大ダモ方式,水ダモ方式,緊急放流口(ERウィンドー)方式,選別網+ERウィンドー方式の4種類の方法で大型円形生簀に放流した。その結果,生残率は大ダモ方式が0%,水ダモ方式が13%,ERウィンドー方式が88%,選別網+ERウィンドー方式が87%となった。

特集
東北地方太平洋沖地震が海洋生態系に与えた影響の解明と漁業の復興支援:東北マリンサイエンス拠点形成事業(東北大学・JAMSTEC)による取組とその成果 Part II
シンポジウム記録
理事会主催シンポジウム
日本水産学会のこれから—課題と展望
1. 会誌の e-journal 化について
2. 将来ヘ向けた会員制度のあり方
3. 今後の学会のあり方—1:執行体制や委員会活動の視点から
4. 今後の学会のあり方—2:支部活動の視点から
5. これからの水産学および水産学会の方向性
6. シンポジウムのまとめ
東日本大震災災害復興支援検討特別委員会主催シンポジウム
福島県の沿岸漁業復興にむけて:原発事故7年後の現状と課題
I.福島周辺海域の放射能汚染の現状:漁場環境から魚類まで
II.原発事故に伴う漁獲努力量の低下が水産資源に与えた影響
III.福島県の沿岸漁業の復旧状況と復興にむけた課題
東北の水産業:東日本大震災からの復興と明るい未来に向けて
懇話会ニュース
水産研究のフロントから
話題
水産科学の分野で活躍する女性たち 51
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