日本水産学会誌
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バーチャルイシュー
91 巻, 3 号
選択された号の論文の27件中1~27を表示しています
追悼文
巻頭言
令和6年度日本水産学会各賞受賞者紹介
2025年度日本農学賞受賞者紹介
  • 益田 玲爾
    原稿種別: 2025年度日本農学賞受賞者紹介
    2025 年91 巻3 号 p. 172
    発行日: 2025/05/15
    公開日: 2025/05/30
    ジャーナル フリー

    水圏生物の行動の個体発生と群集の環境応答に関する研究

    Behavioral Ontogeny of Aquatic Organisms and Community Responses to Environmental Changes

     水圏生物の行動や群集生態に関する知見は,水産資源の持続的利用のみならず,海洋における生物多様性の役割を理解するうえで不可欠である。益田氏は,飼育実験により魚の群れ行動の個体発生とその生態的機能を明らかにするとともに,長期にわたる潜水目視調査や環境DNAなどの最新の手法を用いて,種間相互作用が複雑に働く生物群集を分析し,地球温暖化や津波などの環境変化に対する群集構造の応答の解明を行なった。

    (京大フィールド研セ 山下 洋)

令和6年度水産学進歩賞
報文
短報
  • 飯田 直樹, 福西 悠一, 町 敬介, 新田 誠
    原稿種別: 短報
    2025 年91 巻3 号 p. 229-231
    発行日: 2025/05/15
    公開日: 2025/05/30
    [早期公開] 公開日: 2025/04/23
    ジャーナル フリー

     発育初期のアカムツ仔魚において,光周期と水温が成長と生残に及ぼす影響を調べた。実験は開口前日から10日間行い,光周期は明暗条件が異なる3区(L0:D24,L12:D12,L24:D0),水温は15–30°Cの5区を設定した。光周期試験では,24時間照射は12時間照射よりも生残率が高く,成長が速かった。0時間照射では生残率が低く成長しなかったことから,恒常的な照射の有効性が示された。水温試験の結果,生残率は18°Cで最も高く,成長は21°Cと24°Cで速かったことから,適水温は18–24°Cと考えられた。

  • 岩本 有司, 水野 健一郎, 川口 修, 高辻 英之, 原本 真二, 塩山 恭平
    原稿種別: 短報
    2025 年91 巻3 号 p. 232-234
    発行日: 2025/05/15
    公開日: 2025/05/30
    [早期公開] 公開日: 2025/04/17
    ジャーナル フリー

     牡蠣殻による漁場の底質改善を図るため,堆積場に海中保管された牡蠣殻による硫化水素の除去効果を室内実験により調べた。かき養殖漁場由来の底泥に対し,牡蠣殻を半分量混ぜ込み攪拌した試験泥を貧酸素海水で満たした密閉瓶に封入したのち,試験泥の間隙水を経時的に採取して硫化物イオン濃度を測定した。牡蠣殻を添加した試験区では,泥のみの対照区に比べて間隙水中の硫化物イオン濃度が有意に低かった。堆積場に海中保管された牡蠣殻は運搬等により破砕が進行し,露出した炭酸カルシウム結晶に硫化物イオンが吸着されると考えられた。

  • 船坂 徳子, 慶徳 紗希, 貝 良文, 柴田 敏行
    原稿種別: 短報
    2025 年91 巻3 号 p. 235-237
    発行日: 2025/05/15
    公開日: 2025/05/30
    [早期公開] 公開日: 2025/04/17
    ジャーナル フリー

     小型ハクジラ類の鯨肉食品の付加価値向上を目指し,5種を対象として筋肉中のイミダゾールジペプチド(IDP)含量を測定した。IDP含量はバレニン(BAL)が最も多く,次いでカルノシン(CAR),アンセリン(ANS)の順となった。ミンククジラと比較して,BAL含量は半量程度と少なかったが,ミンククジラで検出限界以下であったANSが検出され,CARは最大約10倍多く含まれていた。これらのことから,対象5種の筋肉には3つのIDPがすべて含まれ,複数のIDPを同時に摂取できる食材であることが明らかとなった。

懇話会ニュース
  • 原稿種別: 懇話会ニュース
    2025 年91 巻3 号 p. 238-243
    発行日: 2025/05/15
    公開日: 2025/05/30
    ジャーナル フリー

    令和6年度第2回講演会を下記により開催した。

    題目:「これからの国産水産加工原料供給-多獲性浮魚資源の動向」

    日時:令和6年12月24日(火)16:00–18:00

    場所:東京海洋大学品川キャンパス 白鷹館2階多目的スペース(1)およびオンライン

     

    サンマの資源および漁獲動向Stock status of the Pacific stock of Pacific saury

    巣山 哲

    ((国研)水産研究・教育機構水産資源研究所広域性資源部)

    Satoshi SUYAMA

    (Fisheries Resources Institute, Japan Fisheries Research and Education Agency)

     

     

     

    マイワシ・マサバ太平洋系群の資源動向Stock status of the Pacific stock of sardine and chub mackerel

    由上 龍嗣

    ((国研)水産研究・教育機構水産資源研究所浮魚資源部浮魚第1グループ)

    Ryuji YUKAMI

    (Fisheries Resources Institute, Japan Fisheries Research and Education Agency)

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