日本海水学会誌
Online ISSN : 2185-9213
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76 巻, 1 号
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巻頭言
特集「海水研究・開発の基礎,分析科学の新展開」
解説
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報文
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  • 鴨志田 智之, 野田 寧
    2022 年76 巻1 号 p. 55-60
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/11/05
    ジャーナル フリー

    相対湿度の変動周期を制御し,短期間で塩商品の固結性評価を可能とするための加速試験方法を検討した.固結現象は,水分の吸放湿による,結晶の溶解と再結晶が原因であるため,吸湿時における水分増加量が,固結強度に影響するが,さらに吸湿速度の影響を受けていた.具体的には,吸放湿時の水分の変化量を経過時間で累積した値が,固結強度と比例関係にあることから,相対湿度の変動周期を再設定し,固結強度の増加速度がこれまでの標準条件の3 倍となる条件が設定可能となり,従来,56 日必要であった試験期間を20 日へ短縮した.本方法により,様々な塩種の固結性評価が将来可能になると考えられた.

  • 中山 由佳, 野田 寧
    2022 年76 巻1 号 p. 61-64
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/11/05
    ジャーナル フリー

    ウメ干し作製における食塩の添加量,および添加する食塩中の塩化カリウム含有量を変化させ,ウメ干し製造におけるウメ干しの保存性に与える影響について検討した.食塩の添加量が9 %のウメから真菌が検出され,保存効果の低いことが示された.一方,食塩の添加量を18 %一定として,市販されている低ナトリウム塩を想定し,塩化カリウム含有量の異なる食塩を用いてウメ漬けをした場合,いずれのウメからも一般生菌・真菌は検出されなかった.したがって,塩化カリウムは,塩化ナトリウムと同様に微生物数の増殖を抑える働きのあることが示唆された.このことから,塩化カリウム含有量の異なる塩を用いることで,保存効果を保ちつつ,低ナトリウムのウメ干しを作製できることが示唆された.

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