大気環境学会誌
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30 巻 , 6 号
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  • 鵜野 伊津志
    30 巻 (1995) 6 号 p. 351-366
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    4次元データ同化手法 (Four-Dimensional Data Assimilation;FDDA) を用いた局地循環モデルを関東・中部地域に適用し, シミュレーション結果の定量的な評価を行った。数値モデルとしては, コロラド州立大学メソスケールモデルをもちい, エアロロジカル・アメダスのルーチンデータとパイバル観測による高時間・鉛直分解能のデータをFDDAに利用した。モデルの評価は, 1981年7月15日~17日に実施された南関東地域の特別立体観測データとアメダスデータを用いた。シノプティックスケールの地衝風のみを与えたモデルでは, 特別観測時の関東地域の風系を再現することができなかった。これに対して, エアロロジカルデータをFDDAで取り込むことにより, モデルの日中の精度は大幅に改善され, モデルの平均風速・風向の時間変化と観測結果も良く一致した。一方, 夜間はエアロロジカルとアメダスデータのみによるFDDAでは, 海風から陸風への急激な変化を正確に再現することが出来なかった。モデルの標準偏差は観測値よりも小さく, モデルで用いた地表面性状 (境界条件) の空間分布が実際と異なるためと考えられた。更に, FDDAのデータの密度と時間間隔についての検討を行い, FDDAに用いる観測データ点が増加するにつれて, モデルと観測の一致性は上昇し, その傾向は夜間に特に顕著であることが示さ
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  • 裴 公英, 近藤 矩朗, 中嶋 信美, 石塚 皓造
    30 巻 (1995) 6 号 p. 367-373
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    二酸化硫黄 (SO2) 暴露による植物の障害にエチレン生成が関与しているかどうかを解明することを目的として, SO2に暴露したトマト植物におけるエチレン生成と障害との関係について検討した。トマトを1.0ppmのSO2に暴露したのち, 光条件下で2時間インキュベートし, エチレン生成量を測定した。エチレン生成はSO24暴露により1時間以内に促進された。しかし, エチレン生成阻害剤のaminoethoxyvinylglycine (AVG) の処理によってSO2によるエチレン生成は完全に抑制された。この結果は, SO2によって生成されたエチレンは1-aminocyclopropane-1-carboxylate (ACC) 経路で生合成されたことを示唆している。葉のクロロフィル量はSO2暴露により減少した。また, 葉片からの電解質の漏出はSO2暴露したものの方が対照と比べて2倍ほど高く, SO2により細胞膜の透過性が増大したことが示唆された。一方, あらかじめAVG処理したもではSO2によるクロロフィルの減少は著しく抑制されたが, SO2暴露後にエチレンを処理するとクロロフィルは顕著に減少した。しかし, エチレン処理のみではクロロフィル量に影響を与えなかった。これらの結果は, SO2はエチレン生成を促進し, このエチレン生成がクロロフィルの分解や細胞膜の透過性の増大に部分的に関与していることを示唆している。
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  • 東野 晴行, 外岡 豊, 柳沢 幸雄, 池田 有光
    30 巻 (1995) 6 号 p. 374-390
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    本報では, 東アジア地域を対象とした大気汚染物質の排出量推計の第一歩として, この地域最大の排出国であり, 最近では日本への越境汚染の影響が問題となっている, 中国における人為起源硫黄酸化物の排出量推計を行い, 既存の研究による推計結果との比較, 検討を行った。対象年度は1990年とし, 省別, 都市別, 80×80km正方グリッドおよび1°×1°グリッド別に推計を行った。推計手法の特徴としては, これまでの研究成果を総合して, 最も詳しく信頼性が高いと思われる推計を他の汚染物質にも適用可能な形で試みたこと, 更に従来の方法では限界があった脱硫処理が普及した状況に対応した推計手法を用いたことなどが挙げられる。
    推計の結果は, 中国全体で21 TgSO2の排出があり, 排出量が最も大きいのは, 燃料別では石炭で全体の約9割, 消費部門別では発電供給部門で全体の3割以上を占めることがわかった。また省別では, 四川, 山東, 江蘇の3省がずば抜けて大きく, 都市別では重慶, 上海, 成都などの排出が大きいことがわかった。
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  • 高橋 千太郎, 山田 裕司, 江坂 文孝, 仲本 理恵子, 古谷 圭一
    30 巻 (1995) 6 号 p. 391-397
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    地下街における浮遊粒子状物質の粒子径分布の特徴とヒト呼吸器各部への沈着率を明らかにするため, 都内4ヶ所の地下街とその近傍の地上部において浮遊粒子状物質の粒子径を測定した。拡散バッテリーと凝縮核粒子計測装置によって測定された超微粒子 (0.003~0.3μm) の粒子個数濃度の平均値は, 地下街および地上部で, それぞれ, 5.6および12.6×104個/cm3であり, その差は, 主として0.01μm以下の粒子数濃度の差によるものであった。また, レーザー式粒子数計測装置によって測定された浮遊微粒子についても地上部と地下街の間で粒子径分布に差が認められた。すなわち, 0.3~0.5μmの粒子径範囲では, 相対粒子数濃度 (全測定粒子数に対する比率) に地下街と地上部で有意な差は認められないものの, 0.5~1.0μmの粒子径範囲では, 地下街の相対粒子数濃度は地上部に比べ有意に高く, 一方, 1.0~3.0および3.0~5.0μmの粒子径範囲では, 地上部の相対粒子数濃度が地下街に比べ高い傾向を示した。レーザー粉塵計で測定した粒子質量濃度の近似値は, 全測定点の平均で地上部および地下街において, それぞれ, 46および39μg/m3であり, 有意な差は認められなかった。得られた粒子径分布をもとに, 同じ質量濃度の浮遊粒子状物質を吸入したと仮定し, 呼吸器各部への局所沈着率を推定すると, 鼻咽喉頭部, 気管・気管支部および肺深部への質量基準の沈着率はそれぞれ, 地上では54.9, 8.0, および14.7%, 地下街では51.1, 8.0, および16.9%であった。
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  • 今村 清, 中戸 康子, 山下 幸康, 坂東 博, 前田 泰昭, 池田 有光
    30 巻 (1995) 6 号 p. 398-409
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    連続自動試料採取および導入装置Auto-thermal desorption cold trap injector (Auto-TCT) に接続したガスクロマトグラフ/質量分析 (GC/MS) を用い, 1992年12月2日~16日にわたり, 大阪市内において7種のハロカーボン類 (フロン-11, フロン-113, クロロホルム, 1, 1, 1-トリクロロエタン, 四塩化炭素, トリクロロエチレンおよびテトラクロロエチレン) を連続測定し, 都市大気中における挙動について考察した。装置の繰り返し分析精度は3.0%以下, 検出限界 (S/N比3) は約10pptであった。
    四塩化炭素は正規対称分布を示し, 濃度変動幅は0.08~0.20ppbの範囲にあった。これらの結果は測定地点の付近に地域発生源が存在しないことを示唆している。クロロホルムも四塩化炭素と類似の傾向を示し, 地域発生源からの影響は比較的少ない成分であった。他の5成分は対数正規型
    測定期間中でのハロカーボン類の中央値はフロン-110.83ppb, フロン-1130.33ppb, クロロホルム0.14ppb, 1, 1, 1-トリクロロエタン4.31ppb, 四塩化炭素0.14ppb, トリクロロエチレン0.48ppb, テトラクロロエチレン0.22ppbであった。
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  • 劉 安基, 前田 泰昭, 池田 有光, 坂東 博
    30 巻 (1995) 6 号 p. 410-413
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    都市ごみ焼却炉において, ダイオキシン類およびNOxなど有害物質発生を抑制するためには, 焼却炉での燃焼ガスの混合, 反応, 伝熱などによる完全燃焼を図ることが重要である。本研究では, 実際のごみ焼却プラントにおける各種条件が, ガス化燃焼に与える影響度合いを把握することを目的とした。実験では, 焼却炉内へ二次空気を吹き込むとともに, 炉内への水噴霧および排ガス循環を行い, COとNOx濃度の変化を調べた。その結果, CO濃度を低減すると同時に, NOxの発生量も低レベルでコントロールすることができた。
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  • 近藤 裕昭
    30 巻 (1995) 6 号 p. A87-A96
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
  • 戸田 英作
    30 巻 (1995) 6 号 p. A97-A99
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 敏央
    30 巻 (1995) 6 号 p. A100-A103
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
  • 環境庁大気保全局
    30 巻 (1995) 6 号 p. A104-A140
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
  • 伊豆田 猛, S. Takahashi, M. Aoki, T. Totsuka, Kazuhiko Kobayashi
    30 巻 (1995) 6 号 p. A141-A143
    公開日: 2011/11/08
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