大気環境学会誌
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31 巻 , 3 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
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  • 西田 薫, 伊藤 英一郎, 高木 興一, 山本 浩平
    31 巻 (1996) 3 号 p. 111-121
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, アンモニアやLNGのように大容量のタンクに低温加圧貯蔵されている危険物質が漏洩したときの濃度を正確に予測することである。加圧放出の特徴は, 気液混合のガス雲が形成されることである。従来の研究では, ミストが生成されないと仮定して濃度予測モデルが構築されていたが, 本研究では, ガス雲中の液体の蒸発の効果を考慮するため二層ボックスモデルを提案した。本モデルは, dense gasの瞬間加圧放出時の濃度を予測計算するものであり, 瞬間放出の事故例で報告されている可視現象と定性的に一致する結果が得られた。更に, 加圧貯蔵庫からの連続放出に対しては, 二層ボックスをパフと同様に扱って計算した。また, 従来のモデルでは的確に表現できなかった鉛直方向の濃度分布を予測できるように改良した。本モデルの計算結果とDesert Tortoise実験データとの比較を行ったところ, 鉛直方向の濃度分布についても高い再現性が得られた。
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  • 辻本 雄次, 渡辺 信久, 田中 正宣
    31 巻 (1996) 3 号 p. 122-124
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    窒素酸化物を減少させるための尿素噴霧のN2O発生に及ぼす影響について, 大阪市のごみ焼却工場で調査を行った。尿素噴霧をした場合のN2Oは, しない場合に比べ5倍程度濃度が高くなった。また, 電気集塵機出口とスクラバー出口とでN2O濃度に差は認められなかった。今回の調査では, 還元されたNOxの約14%がN2Oになると見積られた。尿素噴霧によるNOx還元でのN2O生成は, 尿素からNCOが生じることに起因すると推察される。
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  • 形見 武男, 高原 康光, 西川 治光, 加藤 邦夫
    31 巻 (1996) 3 号 p. 125-131
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    大理石を屋外と屋内に暴露させ, 石材表面の明度および表面粗さを測定して酸性雨の影響を評価する方法を検討し, 次の結果を得た。
    屋外に暴露した石材表面の明度は1-3ヵ月程度の短期間に減少し, その傾向は雨水のpH値が低い地点ほど顕著であり, 明度と水素イオン降下量との間には良好な負の相関関係が認められた。
    大理石の表面粗さと明度の間には負の相関関係が認められたことから, 石材表面の物理的変化を, 明度という光学的な計測量で評価できることが分かった。
    石材の屋内暴露では, 明度を尺度にすれば3-9ヵ月程度で暴露地点間の影響を比較できるが, 表面粗さの尺度では地点間の差の評価は困難であった。
    屋外および屋内暴露した石材の明度の減少量から, 雨水に暴露する方が酸性ガス等の大気汚染物質に暴露するより4-11倍も石材の損傷を進行させることが分かった。
    以上のことから, 大理石を一定期間屋外および屋内暴露を実施し, 光学的方法である明度を測定して比較する方法は, 比較的短期間に暴露地点における酸性雨の影響を比較する簡便な手法として有効であることが分かった。
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  • 宇都宮 彬, 宝来 俊一, 山下 敬則, 穴井 功一, 森崎 澄江, 今村 修, 川井田 哲郎, 金城 義勝, 大和 康博, 大石 興弘, ...
    31 巻 (1996) 3 号 p. 132-140
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    硫酸塩粒子の濃度分布および広域汚染濃度を把握するため, 九州・沖縄地方の9地点で, 1991年10月1日から11日までの間, エアロゾル組成の共同調査を実施した。
    九州・沖縄地方の各調査地点の硫酸塩粒子 (SO42-) 濃度は類似しており, 南海上の大気の清浄な地域である沖縄のSO42-粒子濃度は7.7μg/m3で比較的高濃度であった。また, 九州北部地域のSO42-粒子濃度の日変化は互いに類似し, 沖縄と鹿児島のSO42-の濃度日変化に一日の遅れが見られた。この間の鹿児島のSO42-粒子は1μm以下の微小粒子であり, 二次生成粒子であると考えられた。調査期間中の沖縄の高濃度のSO42-粒子は, 広域汚染されたSO42-が鹿児島を経由して沖縄まで長距離輸送されたものと推測された。
    元素状の炭素 (Celm) 濃度は, 北九州, 熊本の都市域で高く, 濃度日変化の地点間の類似性は殆ど認めちれなかった。
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  • 環境庁大気保全局
    31 巻 (1996) 3 号 p. A35-A57
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
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