大気環境学会誌
Online ISSN : 2185-4335
Print ISSN : 1341-4178
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38 巻 , 1 号
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  • 鵜野 伊津志
    38 巻 (2003) 1 号 p. 1-12
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    本総説は, 著者らが取り組んで来たアジアスケールの越境大気汚染の研究, 特に, モデル研究についてまとめたものである。人為起源汚染物質の代表として硫酸塩の化学輸送モデル結果をもとに総観規模の気象変化との関係, 春季の大きな大気環境問題となっている黄砂の輸送のモデル開発, 更に, 化学天気予報の活用についても簡潔にまとめた。
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  • 山神 真紀子, 大場 和生, 大野 隆史, 北瀬 勝, 酒井 哲男, 渡辺 征夫
    38 巻 (2003) 1 号 p. 13-25
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    国内で使用されている軽油中の硫黄含有量は, ここ10年間で二度の規制値の変更があり, 大気中の二酸化硫黄(SO2)濃度は全国的に低下してきている。名古屋市における1990~1998年度でも同様な傾向が見られ, 詳細に経年変化を調べたところ, 大気中SO2年平均濃度と推定排出量との間には, 極めて明瞭な直線関係が認められた。この関係式から, 名古屋市全域の見かけの「総空間希釈容量」(Vd-t)として, 0.48×106km3/(326km2・年), また「単位空間希釈容量」(Vd)として4.03km3/(km2・日)を得た。愛知県についても幾分低いが同様な値を得た。また, これまでに公表されているSO2やNOxでの国内外の都市域での排出量と年平均値から, 同様にVdを試算し, これらが4倍の範囲に収まることを確認した。本報で導入した「単位空間希釈容量」は, 実際の希釈率を示すとは限らないが, 地域の汚染濃度推定, 排出量推定, あるいは汚染成分の動態などに対して実用的な係数や指標となり得ると期待される。
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  • 齊藤 貢, 大塚 尚寛
    38 巻 (2003) 1 号 p. 26-34
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    自動車台数は年々増加傾向にあり, 自動車排ガスによる大気環境への影響が問題となっている。自動車排ガスには, 窒素酸化物をはじめ浮遊粒子状物質や大気汚染優先取組物質にも挙げられているベンゾ (a) ピレン (B (a) P) などの炭化水素類などが含まれており, 自動車排ガスによる大気汚染状況を広域的かつ継続的にモニタリングする必要がある。従来から大気汚染物質のモニタリングに利用されているエアサンプラーは, 捕集に長時間を費やすため多点でのモニタリングには適しているとは言い難い。
    そこで本研究では, 多点で容易にモニタリングを行える方法として街路樹の葉に吸着する粉じんに着目し, モニタリングに適した樹種の選定と大気モニタリングの指標としての有効性について検討した。葉面の性質が異なる6種類の街路樹について, 葉に吸着した粉じん量とB (a) P含有量を統計分析した結果, 葉面の粘性が粉じんの吸着に最も寄与しており, 盛岡市においてはリュウキュウツツジ (Rhododendnn mucronatum) がモニタリングに最適な樹種であることが明らかとなった。リュウキュウツツジについて定期的なモニタリングを行った結果, 吸着粉じん量は, エアサンプラーを用いた同地点のSPM濃度と同様の経月変化を示すことがわかった。リュウキュウツツジの葉に吸着した粉じん量の測定は, 沿道での大気環境を簡易的に表す指標として有効であることが示唆された。
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  • 樋口 能士, 原口 剛志, 佐久間 敬子
    38 巻 (2003) 1 号 p. 35-46
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    我が国では, 物質濃度規制を補完する臭気の測定方法として臭気指数規制が導入されているが, 臭気指数測定法 (嗅覚測定法) の精度管理ついては, 現在も継続的に検討が行われている。本研究では, 嗅覚測定法の精度向上を目的に, 独自の臭袋法で標準物質に対する被験者嗅力を測定して臭気指数を校正する手法を提案し, その効果について実験的に検証した。標準物質にはn一ブタノールを用い, 被験者嗅力を測定する修正臭袋法では, 個人嗅覚閾値濃度に基づく個別の初期呈示濃度と嗅覚閾値付近で希釈段階を狭くする不均等な希釈系列を採用した。また, 測定対象とする臭気試料には, トルエン, 酢酸エチル, トリメチルアミン, メチルメルカプタンの4種類を, それぞれ文献で報告されている嗅覚閾値濃度の300倍に調整して使用した。また臭気指数の校正時には, 各被験者の測定結果から「個人嗅力の異常値」および「測定試料と標準試料との感度差の特異値」を削除し, 残る被験者の測定値に対してそれぞれ標準試料に対する個人嗅力に基づいて校正を行い, 臭気指数を算出した。実験の結果, トルエンおよび酢酸エチル臭気の校正は適正であった反面, トリメチルアミン臭気の校正には効果が見られなかった。また, 異常値の削除範囲を適切に設定することによって, より適正な臭気指数を得ることができると考えられ, 被験者嗅力の測定に修正臭袋法を用いることで, 標準的な臭袋法を用いた場合と比較して若干高い校正効果が観察された。
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  • 大原 利眞, 坂田 智之
    38 巻 (2003) 1 号 p. 47-54
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    1985~1999年度に日本全国の大気常時監視測定局で測定された光化学オキシダント年平均濃度を解析した結果, 82%の測定局において経年的な増加傾向を示し, その増加率は全国平均で年間0-33ppb/年 (1.1%/年) であった。特に1991~1996年度における増加は著しく, その間に全国平均で約5ppb増加した。また, 濃度上昇は全国的な現象であること, 6月を除く暖候期に増加傾向がやや大きいことなどの特徴が認められた。しかし, 大気常時監視測定局のOx測定機には1980年代中頃から向流吸収管の自動洗浄装置が装着され始め, この測定法の変化がOx測定濃度の長期変動に一定の影響を及ぼしている可能性もある
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  • 中野 道雄
    38 巻 (2003) 1 号 p. A1-A3
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
  • 古谷 圭一
    38 巻 (2003) 1 号 p. A4-A14
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
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