大気環境学会誌
Online ISSN : 2185-4335
Print ISSN : 1341-4178
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40 巻 , 1 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
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  • 榎本 孝輝, 横内 陽子, 泉 克幸, 稲垣 敏治
    40 巻 (2005) 1 号 p. 1-8
    公開日: 2011/12/05
    ジャーナル フリー
    大気中のクロロフルオロカーボン (CFC), ハイドロクロロフルオロカーボン (HCFC), ハイドロフルオロカーボン (HFC), パーフルオロカーボン (PFC), 六フッ化硫黄 (SF6) およびハロン類は成層圏オゾン破壊物質あるいは温室効果気体として規制対象物質となっている。このうち, PFC. 14やHFC-23などの極低沸点成分は従来の低温濃縮/キャピラリーGC-MS法では測定が困難であった。本研究では, 小型冷凍器を用いた低温濃縮装置を開発し, 段階的昇温プログラムおよびモレキュラーシープの使用によって分析の妨害となる窒素や二酸化炭素を除去し, PFC, HFCにも対応した高感度, 高精度なハロカーボン測定法を構築した。検出限界は大部分の対象化合物に対して1ppt以下で, 良好な再現性, 直線性を確認した。本法を相模湾上空の大気観測に応用して, 各ハロカーボン類の500~7000mの鉛直分布を観測し, 日本におけるHCFCとHFC類の大量の排出を示すと共に, CFC11やCFC12の排出も続いていることを大気観測の側から示した。
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  • 吉野 彩子, 定永 靖宗, 渡邉 敬祐, 吉岡 篤史, 加藤 俊吾, 宮川 祐子, 林 一郎, 市川 雅子, 松本 淳, 西山 綾香, 秋山 ...
    40 巻 (2005) 1 号 p. 9-20
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    東京郊外における都市大気の光化学的活性度を総合的に診断することを目的とし, 2003年7-8月, 2004年1-2月に東京都立大学において, レーザーポンプ・プローブ法を用いたOHラジカル大気寿命の観測を行った。また, NOx, CO, O3, NMHCs (non-methane hydrocarbons), OVOCs (oxygenated volatile organic compounds) などのOHラジカルと反応する大気中の微量化学成分の濃度測定についても同時に行った。これらの微量成分の濃度と, 既知のOHラジカルとの反応速度定数からOHラジカル大気寿命の計算値を算出し, 比較を行った。その結果, 夏・冬ともにOHラジカル大気寿命の測定値と計算値には同様の変動が見られ, 本装置による実大気測定が可能であることを確認した。しかしながら, 絶対値としては計算値が実測値を過小評価しているという傾向が見られ, その差は夏の観測において30%に達した。また, 冬の観測においては実測値と計算値の間の差が小さい傾向にあった。加えて, 夏における実測値と計算値の差と03濃度の間に相関が見られ, 冬は見られなかった。これらのことから, 大気中に直接放出される一次的な微量成分だけでなく, 光化学的に生成する二次的な物質がOHラジカル消失過程に大きく関与しているという可能性が示唆された。
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  • 下田 昭郎, 速水 洋
    40 巻 (2005) 1 号 p. 21-31
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    電力中央研究所で開発した大気中複数成分の同時測定が可能な開光路型分光計の測定可能波長領域には, 健康への影響が懸念されている浮遊粒子状物質 (SPM) の生成と深く係わりのある揮発性有機化合物 (VOC) の吸収帯が存在している。本研究では, 開光路型分光計を用いてVOC7成分とオゾン, 二酸化硫黄の同時濃度測定を試みた。測定スペクトルから気体濃度を推定する際には, 測定スペクトルに大きく影響している酸素分子の吸収構造を除去し, 濃度推定精度の向上を図っている。濃度推定値は, 同時に行った吸引大気の測定値との比較によって, 妥当性が検証された。比較の結果, 測定期間中に検出限界以下の濃度であった1成分を除く8成分について, 両者は良い相関を示した。また, VOCの濃度推定値の時間変化と, 化学発光法による窒素酸化物濃度の時間変化は良い一致を示し, VOCの発生源である自動車排ガスの影響を適正に捕らえていた。
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  • 早坂 英明, 福崎 紀夫, 近藤 聡美, 石塚 紀夫, 戸塚 績
    40 巻 (2005) 1 号 p. 32-39
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    新潟平野の西部に位置する弥彦山山頂 (「山頂」という。) で霧水と降水を, その北東約9kmの角田山の山麓 (「山麓」という。) で降水を捕集し, 主要イオン種成分濃度と窒素同位体比を測定した。主要イオン成分濃度は, 概ね, 山頂降水, 山麓降水, 霧水の順に濃度が高く, 霧水および降水とも冬季に海塩成分濃度が増加した。捕集水量で重み付けした霧水, 山頂および山麓降水中のアンモニウムイオンの窒素同位体比は, それぞれ,-3.0, -1.8および-4.0‰と山麓降水が最も低く, 特に5, 6月の低下が大きかった。これは, 農業活動などに由来し地表面から放出されるδ15N値が低いNH3の影響を受けたものと考えられる。一方, 霧水, 山頂および山麓降水中の硝酸イオンの窒素同位体比は, それぞれ,-3.0, -4.5および-4.4%。と山頂および山麓降水では同程度であり, 霧水は降水よりもやや高い値を示しこれらは冬季に高い値を示した。
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  • 原 宏
    40 巻 (2005) 1 号 p. A1-A15
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
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