日本味と匂学会誌

表紙

原稿種別: 表紙
2011 年 18 巻 1 号 p. Cover1-
発行日: 2011年
公開日: 2018/05/30

DOIhttps://doi.org/10.18965/tasteandsmell.18.1_Cover1

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表紙説明

原稿種別: 付録等
2011 年 18 巻 1 号 p. App3-
発行日: 2011年
公開日: 2018/05/30

DOIhttps://doi.org/10.18965/tasteandsmell.18.1_App3

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目次

原稿種別: 目次
2011 年 18 巻 1 号 p. Toc1-
発行日: 2011年
公開日: 2018/05/30

DOIhttps://doi.org/10.18965/tasteandsmell.18.1_Toc1

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1.特集にあたって(<総説特集>味蕾培養系を用いた味蕾細胞分化メカニズム解明の試み-1)

三浦裕仁, 宮本武典

原稿種別: 本文
2011 年 18 巻 1 号 p. 5-6
発行日: 2011年
公開日: 2018/05/30

DOIhttps://doi.org/10.18965/tasteandsmell.18.1_5

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2.マウス味蕾由来株細胞を用いた培養味蕾モデル構築の試み(<総説特集>味蕾培養系を用いた味蕾細胞分化メカニズム解明の試み-2)

西山美也子, 佐子秀之, 結城沙織, 深野千陽, 宮本武典, 友岡康弘

原稿種別: 本文
2011 年 18 巻 1 号 p. 7-15
発行日: 2011年
公開日: 2018/05/30

DOIhttps://doi.org/10.18965/tasteandsmell.18.1_7

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味蕾は微小な器官でありながら、4種類の細胞から成る複雑な構造をとる。そのため味細胞の分化や味受容能の詳細を解析するのは困難な事が多く、味蕾のin vitroモデル系の構築は有用な解析ツールをもたらすと考えられる。当研究室はがん抑制遺伝子p53の欠損マウスの味蕾より樹立されたクローン性株細胞であるTBD株細胞の解析及び、株細胞による味蕾培養モデルの構築を試みた。本稿ではTBD株細胞における味細胞マーカーの発現や生理学的性質、およびコラーゲンゲルを用いたTBD株細胞の3次元培養について紹介する。

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3.味乳頭上皮初代培養系による味蕾細胞増殖・分化過程の解析(<総説特集>味蕾培養系を用いた味蕾細胞分化メカニズム解明の試み-3)

中村真一, 鎌倉高志, 大倉哲也

原稿種別: 本文
2011 年 18 巻 1 号 p. 17-21
発行日: 2011年
公開日: 2018/05/30

DOIhttps://doi.org/10.18965/tasteandsmell.18.1_17

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味細胞は味蕾外の前駆細胞が増殖・分化することによって形成されると考えられている。我々はこの分子メカニズムを細胞培養系で解析するため、味蕾周囲の上皮細胞(味乳頭上皮細胞)の初代培養系を構築し、Transforming growth factor-β3(TGF-β3)の機能を解析した。その結果、TGF-β3は味乳頭上皮初代培養細胞に対し、細胞増殖抑制、p15^<Ink4b>,p21^<Cip1>の発現誘導、G_0/G_1期細胞周期停止誘導作用を示した。以上のことから、生体内においてTGF-β3は味蕾周囲の細胞増殖を制御することで味蕾の細胞数維持に関与する可能性が示された。

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4.転写因子による味蕾細胞の分化制御(<総説特集>味蕾培養系を用いた味蕾細胞分化メカニズム解明の試み-4)

瀬田祐司, 小田昌史, 豊野孝, 片岡真司, 豊島邦昭

原稿種別: 本文
2011 年 18 巻 1 号 p. 23-28
発行日: 2011年
公開日: 2018/05/30

DOIhttps://doi.org/10.18965/tasteandsmell.18.1_23

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味蕾を構成する細胞は形態学的に4種類の細胞に分類されていて、それぞれが異なった機能を味蕾内で営んでいると推測されている。しかしながら、味蕾細胞がそれぞれ異なった細胞型へ分化するのに、どのような制御を受けているのかは解明されていない。そこで我々は味蕾細胞の分化にMash1がどの様に機能しているのかを検索するために、胎生期ならびに生後直後のMash1ノックアウトマウスの有郭乳頭ならびに軟口蓋味蕾を組織学的に観察した。さらに、培養舌上皮細胞に味蕾で発現している転写制御因子を発現させて、培養細胞の変化を観察した。

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5.細胞系譜解析からみた舌・軟口蓋上皮の幹細胞システム(<総説特集>味蕾培養系を用いた味蕾細胞分化メカニズム解明の試み-5)

大久保直

原稿種別: 本文
2011 年 18 巻 1 号 p. 29-35
発行日: 2011年
公開日: 2018/05/30

DOIhttps://doi.org/10.18965/tasteandsmell.18.1_29

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味蕾細胞の発生、分化、維持に関する分子機構はまだ十分解明されていない。近年、マウスにおいて時期特異的あるいは細胞特異的な遺伝子操作により、胎生期や成体において細胞の系譜解析が可能になった。そこで本研究では、舌および軟口蓋上皮における味蕾細胞やその周囲を覆うケラチノサイトで発現する様々な遺伝子の発現を調べるとともに、Keratin14-creER/Rosa26Rマウスを用いた細胞系譜解析により、成体期の舌および軟口蓋上皮における幹細胞・前駆細胞の局在を明らかにした。

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