火力原子力発電大会論文集

操作票作成および電源管理業務における Excelマクロ活用による業務効率化

釣谷侑司

2021 年 72 巻 7 号 p. 488-492
発行日: 2021年
公開日: 2022/02/18

DOIhttps://doi.org/10.14942/tenpes.72.488

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北陸電力（株）富山新港火力発電所では，設備の系統除外・復旧操作時に作成する「操作票」，および定期点検時には電源管理に使用する「電源管理ボード」について，Excelのマクロ機能を活用したカイゼンに取り組み，業務効率化を行ったため，その内容について報告する。

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相生発電所２号機におけるバイオマス発電設備の建設状況とドローン技術活用によるOM業務のスマート化

山崎泰良, 大田祐司, 園塚広文, 伊藤智哉

2021 年 72 巻 7 号 p. 493-497
発行日: 2021年
公開日: 2022/02/18

DOIhttps://doi.org/10.14942/tenpes.72.493

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2018年８月から相生バイオエナジー（株）による関西電力（株）相生発電所２号機のバイオマス焚発電への燃料転換工事が行われており，本稿の前段では本プロジェクトの進捗状況を説明する。また，運転保守管理（Operation and Maintenance：OM）業務はスマート化することが重要であり，本稿の後段ではOM業務のスマート化を目指したドローン活用によるボイラー炉内点検および定期事業者検査への適用可否の検証結果について説明する。

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脱炭素化に向けた火力発電のアンモニア直接燃焼の最近の動向

大地昭生

2021 年 72 巻 7 号 p. 498-505
発行日: 2021年
公開日: 2022/02/18

DOIhttps://doi.org/10.14942/tenpes.72.498

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2050年カーボンニュウトラルの実現に向け，火力発電のアンモニア直接燃焼が注目されている。火力発電は化石燃料を使用しており，燃焼により，必然的にCO2を発生する。これを，アンモニアに置き換えれば，燃焼により発生するのは水蒸気（H2O）と窒素（N2）だけとなり，ゼロエミッションを達成出来る。火力発電は天然ガスを燃料とするコンバインドサイクル発電と石炭を燃料とする石炭火力発電より構成されている。現時点では全量アンモニア燃焼は無理であるが，部分混焼の実験は各所で行われている。本稿ではコンバインドサイクル発電の中核を為すガスタービンと石炭火力のアンモニア混焼実験の一旦を紹介する。

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