季刊地理学
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59 巻 , 4 号
選択された号の論文の4件中1~4を表示しています
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  • 西城 潔
    59 巻 (2007) 4 号 p. 193-204
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    丘陵地における過去の薪炭林利用と景観との関係を明らかにするため, 宮城県北西部に位置する大沼湿原周辺の丘陵地を対象に, 過去の木炭生産で使用されていた炭窯跡の分布とそれらの使用年代について調査を行った。まず既存文献や聞き取り調査の結果をもとに炭窯跡を形態的に判別するための認定基準を設定し, その基準に合致する多くの炭窯跡を現地で見出した。多数の炭窯跡の存在から, この丘陵地で過去に木炭生産が盛んに行われていたことがわかる。微地形との関係でみると, 炭窯跡は主に遷緩線上に位置し, 窯の出入り口は例外なく斜面下方を向いている。こうした炭窯跡と微地形との対応関係は, 築窯に際して製炭作業上の利便性が重視されていたことを意味する。窯底を埋める堆積物は主に砂以下の細粒物質で構成され, 窯内で焼かれた木炭の残片を含む。これらの炭の14C年代測定結果から, 炭窯が使用されていたのは17世紀以降であったことが判明した。周辺丘陵地では, 約360年前にブナーイヌブナ林からコナラーミズナラ林へと森林植生が変化したことが知られており, 藩政期以降の木炭生産が森林の二次林化を引き起こした可能性がある。
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  • 目代 邦康, 小泉 武栄
    59 巻 (2007) 4 号 p. 205-213
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    佐渡島大佐渡山地稜線周辺には, 裸地, 草地が, 標高800~1,000mの尾根にパッチ状に分布している。そこでは, ブナの偏形樹が見られ, 氷期の遺存種であるイブキジャコウソウ, タカネマツムシソウなどの高山植物が生育している。裸地, 草地は, 北西―南東方向に伸びる谷の延長線上の, 北東―南西あるいは南北にのびる尾根にのみ分布している。そこでは, 冬季の季節風が, 谷沿いを吹き抜けて稜線を吹き越す場所である。強風は, 冬季には積雪を吹き払い, さらに地表付近の細粒物質も除去する。そのため, 高木, 低木の定着, 生育が困難となっている。このような環境のため, 局地的に高山帯と同様の景観が作り出されている。
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  • 清水 長正, 山川 信之, 角田 清美
    59 巻 (2007) 4 号 p. 214-218
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    The authors observed the blowing wind-holes at four locations (1-4) in the Kanto Mountains. The remains of the warehouses surrounded by the stone walls were left at the site of these wind-holes, and they were being used as natural refrigerators for the the silkworm eggs since the early stages of the 20th century. In such wind holes cool air is blowing from the openings in the surface deposits of landslides, talus slopes and block slopes in summer. As for the temperature in three wind holes (2-4), they rose about the freezing point in April or May. In one other wind hole (1; Arafune-fuketsu), it was below the freezing point and ground-ice remained in June.
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  • 若生 達夫
    59 巻 (2007) 4 号 p. 219-222
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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