季刊地理学
Online ISSN : 1884-1252
Print ISSN : 0916-7889
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60 巻 , 2 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
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  • 若狭 幸, 森口 有里, 松崎 浩之, 松倉 公憲
    60 巻 (2008) 2 号 p. 69-76
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    寝覚ノ床は, 木曽川上流域の長野県木曽郡上松町にある露出花歯岩からなる地形である。本研究では, この寝覚ノ床の露出花崗岩表面の露出年代値を宇宙線生成核種10Beの濃度から推定した。また, 岩盤表面の強度をシュミットハンマーとエコーチップにより測定した。その結果, (1) 寝覚ノ床は約1.2万年前に露出したこと, (2) 河床からの比高が高いところほど風化がより進行していることから, 露出後に徐々に進行した下刻作用によって形成されたと考えられた。さらに, 岩盤表面の河床からの高度と露出年代値から得られた岩盤の平均侵食速度 (下刻速度) は, 1.7m/kyrであり, この値は周囲の平均隆起速度と調和的である。
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  • 田 然
    60 巻 (2008) 2 号 p. 77-88
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    1972年以降, Landsat MSSデータの利用が可能となり, 広域および長期間の土地被覆の変化も検討されるようになった。しかし, アジアの多くの国々では, 1970年代以前の土地利用については具体的な情報が記録されていない地域も少なくない。
    本稿では, 1967年11月5日に撮影され, 白黒フィルムで地上解像度が約3mのCORONA衛星写真を利用して, デジタルデータ解析により土地被覆分類を行うとともに, その解析方法について検討した。
    1980年代の1/10万の地形図を使い, 橋, 交差点, 建物の角などを用いて幾何補正を行い, さらにノイズ処理を行った後に, デジタル化したCORONA衛星写真の輝度値により, 土地被覆を分類した。分類にあっては, 大きな建物や道路については幾何パターンを用いて抽出し, デジタル化した1927年の1/2.5万地形図と比較しながら修正を行った。また, 3つの地域に分け, 出現可能性や変化傾向を考慮しながら修正を行った。
    上記の方法を利用したCORONA衛星写真は, 1960年代の土地被覆状況を把握するための有効なデータであることが確認された。
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  • 尾方 隆幸, 若松 伸彦
    60 巻 (2008) 2 号 p. 89-95
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    根室半島のハンモック分布地において, ハンモック表面およびハンモック間に生育している植生を調べた。植生からみて, 調査地のハンモックは, スゲなどの湿原植物種に覆われるタイプ, 牧草種に覆われるタイプ, 主に森林内で出現する乾燥を好む植物種に覆われるタイプに分けられた。湿原植物に覆われるタイプでは, ハンモック表面は完全に植被されていたが, ハンモック間は無植被であった。この植被率のコントラストは, 不均一植被に起因する差別的凍結を引き起こした可能性がある。それ以外のタイプでは, ハンモック表面とハンモック間での植被率および生育種にあまり違いがなかった。また, 森林内のハンモックにはしばしばササが侵入しており, これらは湿原の乾燥化によって化石化したものである可能性が高い。
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  • 阿部 亮吾
    60 巻 (2008) 2 号 p. 96-108
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    都内を流れる神田川流域と石神井川流域を対象として, 1974年から2003年における浸水発生域の変化と水害対策施設整備の進展を明らかにし, それらの空間的な対応関係を検討した。水害対策施設として, 下水道幹線・支線の整備, 河川改修, 分水路・調節池の設置を取り上げた。その結果, 両流域における浸水域は, 現河道の谷底低地を中心に大面積のものが多く分布する形態から, 水害対策の進展によってこれらの浸水域が減少して, 台地や暗渠河川の谷底低地に発生した小面積の浸水域が目立つようになった。このような浸水域の多くは, 1973年以前に下水道幹線が整備された暗渠河川の周辺で発生した。石神井川流域は, 神田川流域に比べて都市化が遅く用地確保が容易であったため1974年以降に水害対策の施設整備が著しく進展した。そのため, 石神井川流域では神田川流域よりも早く浸水被害が減少した。神田川流域では, 支流の善福寺川で疎通能力の高い河川改修が先行して実施されたため, 合流点の下流側の神田川沿いで大面積の浸水域が発生した。
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  • 山口 泰史
    60 巻 (2008) 2 号 p. 109-113
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
  • 60 巻 (2008) 2 号 p. 114-115
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
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