季刊地理学
Online ISSN : 1884-1252
Print ISSN : 0916-7889
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66 巻 , 1 号
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研究ノート
  • 澤田 康徳
    原稿種別: 研究ノート
    66 巻 (2014 - 2015) 1 号 p. 1-16
    公開日: 2015/08/01
    ジャーナル フリー
    これまで学校教育において多くの緑化活動がなされている一方で,屋上緑化活動に伴う児童・生徒の環境意識の変化について明確にされてこなかった。本研究では,中学生を対象としたアンケート調査に基づき屋上緑化活動に伴った環境に対する意識や認識の変化を提示した。
    屋上緑化活動に参加する(活動あり)生徒群は,緑化前・後ともに「屋上緑化」に関して『関心』および『知識』の程度は活動に参加しない(活動なし)生徒群より高く,平均的に緑化後には緑化に対する活動の『意欲』が増大する。一方で,「活動なし」の生徒群は「屋上緑化」や「緑化に用いる植物」に対する『関心』が緑化後に低下する。そして,「活動あり」の生徒群のうち緑化後に緑化に対する活動の『意欲』の増大が顕著であった生徒では,「屋上緑化」や「屋上緑化に用いる植物」に関する『関心』の増大が活動の『意欲』が増大していない生徒よりも明瞭であった。また「活動あり」の生徒群では,「メディア」の活用だけでなく「経験」によって情報を獲得し,さらに緑化後に緑化に対する活動の『意欲』の増大が顕著であった生徒は,知識の保有に関しても高い自己認識を持つようになった。したがって,中学校段階における緑化活動は,活動に対する『意欲』を増大させ,活動意欲の増大が『関心』および「知識保有の認識」の増大と関連しており具体的な「経験」は重要な活動と考えられる。
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  • 田中 健作
    原稿種別: 研究ノート
    66 巻 (2014 - 2015) 1 号 p. 17-29
    公開日: 2015/08/01
    ジャーナル フリー
    2004年の市町村合併によって発足した三次市は中山間地域の一つであり,バス交通の不採算地域となっている。三次市では,広域的なバス交通サービス供給圏を維持するために,複数の交通サービスが組み合わせられている。広域化した市域のバス交通サービス圏を維持するために,バス交通サービスが階層的に区分されて輸送を補い合っており,コミュニティバスやデマンド型交通が旧町村内や民間路線バス空白地域を埋めている。各交通機関に対する運営主体の配置は,PPP(Public-Private-Partnership)の拡大を伴いつつ進められた。市当局は,ローカルルールを踏襲しつつ民間事業者に対して財政負担を行い,地元団体に対しては運営協力を要請したり自治会活動の一部として位置づけたりした。これらより三次市では,行政,低コスト操業の可能な民間事業者,より低コスト操業が可能な地域団体といった多様な主体が携わる,公共交通運営のための連合体が形成されていると考えられる。
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書評/大会記事/学会記事
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