巻号一覧
12 巻, 65 号
選択された号の論文の6件中1～6を表示しています
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G. Paul Bolwell, 武内 義弥, 黒山 浩之2000 年 12 巻 65 号 p. 143-160
発行日: 2000/05/02
公開日: 2010/01/05
ジャーナル フリー現時点では、植物細胞壁多糖の生合成の理解は不十分のままである。比較的多くの注目がデンプンやショ糖のような貯蔵性糖質の合成に向けられており、細胞壁多糖に関する研究の進展は、現在までは、主にその代謝回転の理解を目指したものである。この生合成過程の理解不足の主な理由は、細胞壁多糖合成のために必要な酵素の潜在的な数の多さと複雑性、精製の困難性、その結果として同定された遺伝子の少なさに原因がある。この総説では、生合成に関わる酵素の同定の改善を目指してきた筆者の研究室の成果に照らし合わせて、この分野の進展を概説する。また、多糖合成酵素の遺伝子同定に始めて至った最近の研究の進展についても触れたい。成長ならびに分化、生物学的ストレスのもとで、細胞壁多糖合成酵素がどのように制御されているかについても取りあげる。その他、細胞壁に含まれる多糖を操作するための技術の進歩についても述べる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (9141K) -
Takeomi Murata, Taiich Usui2000 年 12 巻 65 号 p. 161-174
発行日: 2000/05/02
公開日: 2010/01/05
ジャーナル フリー複合糖質に存在する生物学的に重要なオリゴ糖鎖が注目を浴びる中、生物学におけるオリゴ糖の機能が明らかになるにつれてこれらを効率的に構築しようとする動きも高まってきている。本稿では、主にグリコシダーゼによる糖転移反応を活用した二～四オリゴ糖鎖の実践的合成法を紹介する。ここで研究に用いた一連の酵素: β-D-ガラクトシダーゼ、N-アセチルヘキソサミニダーゼ、α-L-フコシダーゼ、β-D-マンナナーゼは生物学的に重要なオリゴ糖および誘導体の実践的合成に極めて有効であることを示す。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3861K) -
Kiyohiro Watanabe, Etsuko Yasugi, Mieko Oshima2000 年 12 巻 65 号 p. 175-184
発行日: 2000/05/02
公開日: 2010/01/05
ジャーナル フリーLIPIDBANK for Webは、科学技術振興事業団のデータベース化支援事業の助成により、インターネットで脂質化合物に関する情報を発信するシステムとして構築されたデータベースである。データベースは、27種類の脂質の名称・構造や物理化学的性質・スペクトル・生理活性・分布などを収録したファクトデータと、それらの根拠となる文献情報データと画像データからなり、日本から発信する世界で初めて構築された脂質データベースである。このたびインターネットで情報の発信を開始したので、データベースの概要とその利用法を複合糖質のなかの糖脂質データを例にとって説明する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3549K) -
Hiroshi Hinou2000 年 12 巻 65 号 p. 185-190
発行日: 2000/05/02
公開日: 2010/01/05
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (2186K) -
Reiko Ishitsuka2000 年 12 巻 65 号 p. 191-195
発行日: 2000/05/02
公開日: 2010/01/05
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (1617K) -
「3ヵ月研究したら世界の最先端」Ken-ichi Kasai2000 年 12 巻 65 号 p. 197-205
発行日: 2000/05/02
公開日: 2010/01/05
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (1723K)
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