中国の武漢での集団感染から瞬く間に世界に感染が広がった新型コロナウイルス感染症COVID-19について、日本のアカデミーであり、人文・社会科学と生命科学、理工学という幅広い研究者で構成されている日本学術会議と、日本の医学界を代表する学術的な組織である日本医学会連合が協働して、学術界全体として新型コロナウイルス感染症をコントロールすることに向けてどのように取り組んできたか、またこれからどのように取り組んでいくのかを議論いただく。
瞬く間に世界に感染が広がった新型コロナウイルス感染症COVID-19。幅広い分野の研究者で構成される日本学術会議と、日本の医学界を代表する学術的組織である日本医学会連合が協働し、学術界全体としてCOVID-19のコントロールに向けてどう取り組んできたか、どう取り組んでいくのかを議論する。
新型コロナウイルス感染によって社会が大きく変わり始めた今、地方創生と学術の役割を問う座談会を行った。産学官の多様な経験をした4人が、それぞれの立場から地方で暮らした経験をもとに地方創生の意義を考え、議論した。日本の地方にはそれぞれ独特の歴史とそれに基づいた文化が育まれ、これらがこれからの社会を変える鍵になること、現在地方で最も深刻な世代交代の問題は二拠点居住や兼業などにより解決策が見えつつあることなどが語られた。そして、これからの学術はこの社会の変化を捉え、各専門分野に閉じずに他の分野と手を組み、市民や行政を巻き込む超学際を進め、現場を重視しながら総合知をもって未来を見通すことが重要であると論じた。地方創生の出発点は中央政府よりも地方の産官学民の連携にある、これがこの座談会の一貫した主張である。
地方創生の出発点は、中央政府よりも地方の産官学民の連携にある。産学官の多様な経験をした4人が、地方で暮らした経験をもとに、地方創生の意義と学術の役割を問う。
若手科学者による、日本学術会議の第179回総会(2019年10月)での講演を載録。少子高齢化、都市集中、環境破壊、山積する課題を解決し、持続可能な社会を実現するため、国や自治体の戦略的な政策決定にAIをいかに活用するか。
「科学と科学的知識の利用に関する世 界宣言(ブダペスト宣言)」が採択されてから 20 年。その後の科学と社会の関係、今後の日本学術会議の役割について、現・元日本学術会議会長副会長が考える。
2017年4月日本学術会議の第173回総会での、梶田隆章先生の特別講演を載録。
融合する学問としての農業経済学
公開日: 2017/06/02 | 22 巻 2 号 p. 2_37-2_40
藤原 辰史
「大人」と「子ども」の境界
公開日: 2015/08/07 | 20 巻 4 号 p. 4_47-4_49
土屋 明広
「地理総合」とは何か
公開日: 2020/03/27 | 24 巻 11 号 p. 11_10-11_14
井田 仁康
子どもの睡眠と脳の発達
公開日: 2010/10/18 | 15 巻 4 号 p. 4_34-4_39
大川 匡子
「多文化共生」の問題と課題
公開日: 2010/12/06 | 14 巻 12 号 p. 12_10-12_19
宮島 喬
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