糖尿病
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24 巻, 3 号
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  • 真山 享, 藤谷 浩, 依田 敏行, 豊田 隆謙, 後藤 由夫
    1981 年 24 巻 3 号 p. 357-362
    発行日: 1981/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    ynesらの報告したglucosylated serum (plasma) preteinはhemoglobin AIC (以下HbAi) と相関し, 糖尿病コントロールの指標になり得る.しかし原法のままでは血清 (血漿) グルコースが測定値に影響し, 見掛上高値になる.これはグルコースが5-Hydroxymethylfurfural (以下HMF) に変わりthiobarbituric acid (以下TBA) と反応するためと考えられ, 著者らの測定では5.5mM及び13.75mMのグルコース液からそれぞれ0.52及び0.62mMのHMFが生じた.5名の糖尿病患者血漿を原法で測定すれば, 1.55土0.13nmolHMF/mg Protein (m±SD) であり, グルコースを除去すれば同一試料で1.36±0.04nmolHMF/mg Proteinの値が得られた.したがって本法でglucosylated plasma proteinを測定するには血清 (血漿) からグルコースを透析除去する必要があることがわかった.
    affnity chrematographyで血漿アルブミンのみを分離しTBAを用いて測定すると, glucosylated albuminの値が得られるが, この場合はグルコースが除かれているのでグルコースの影響をうけることはない.しかし本法ではアルブミンの回収率が低く, かつ濃縮の必要があり, 日常診療の検査法としては繁雑すぎる。したがってグルコースを除去することによって得られるglucosylated plasma proteinの方が実用的である.糖尿病者 (60名) 及び健常者 (15名) の値はそれぞれ1.43±0.15及び1.09±0.11n mol HMF/mg proteinであった.
  • ラ氏島細胞膜抗体の存否とその臨床経過
    大河原 久子, 金沢 康徳, 小田桐 玲子, 平田 幸正
    1981 年 24 巻 3 号 p. 363-371
    発行日: 1981/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    Lernmarkらはラ氏島細胞の細胞膜と反応するIgG-Classのγ-グロブリンが若年型糖尿病発症直後の患者血中に高頻度で認められることを報告した.これは若年型糖尿病の発症の際に起こると考えられている膵ラ氏島細胞の破壊と関係があると推定され注目されている。私どもは, このラ氏島細胞膜に対する抗体 (islet cell surface antibody以下ICsAと略す) の存在を検索し, その存否による糖尿病状態との関連, 及びそれ以後の糖尿病の経過がどのように異なるかを検討した.対象は東京女子医大糖尿病センターを受診した外来及び入院中の糖尿病患者152名を無作為に選び, Lemmarkらの方法によってICsAの存否を検索し, 年齢, 性, 罹病期間について観察し, 更にICsAの存否によりその臨床経過 (インスリン分泌残存能) がどのように異なるかを観察した.
    ICsAの陽性率は, 対象152名中 (男74名, 女78名) でそれぞれ男18%, 女21%で殊に性差はみられなかった.合併症との関係において, 糖尿病性網膜症とICsAの存否は, ICsA陽性者において網膜症の進展は早く, ICsA陰性者にみられる増殖性変化の平均罹病期間15.3年に村し, 陽性群では平均7.5年と有意に速く進展する傾向にあった.膵B細胞の残存機能を, 食事負荷前後120分にわたる血糖, IRIまたはCPRの総面積比について比較検討したものであらわしたが, ICsA陽性群においては, 膵B細胞の残存機能の低下傾向を示した.
  • 糖尿病治療のための食品交換表中の食品の食物線維量とその臨床応用
    吉田 途男, 泉 寛治, 中田 良和, 寺田 昭, 古沢 通生, 土山 智津子, 中野 忠男, 小野寺 忠蔵, 中村 尚夫
    1981 年 24 巻 3 号 p. 373-378
    発行日: 1981/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    食物線維摂取が, 高脂血症, 虚血性心疾患, 糖尿病等の成人病に有効であるといわれており, 種々の精製食物線維を投与した成績が発表されている.しかし精製食物線維の多量, 長期間の摂取は, 比較的困難をともなうので, 食物の形態での摂取, 食事指導が望まれる.今回, 糖尿病治療のための食品交換表中の食品の食物線維量neutral detergcnt fibreをVan Soest法で, ペクチンをペクチン酸カルシウム法で測定し, 各食品の食物線維量を示す表を作成した.
    各食品の食物線維量は, 食品成分表の粗線維量の数倍を示し, また, それらの比は一定の傾向を認めなかったので, 摂取粗線維量から摂取食物線維量を推定するのは困難であることが示唆された.本表は, 摂取食物線維量推定のめやすとして有用であることが考えられた.
    通常の病院食の副食のみを変えることにより, 等カロリーで, 食物線維量を50%(7.4~8.7g) 増加させた食事を作成し, コントロールの安定している糖尿病患者14名に投与したところ, 血糖日内変動の食後血糖が, 193±11mg/dl (平均値±SEM) から174±10mg/dlと, また1日尿糖が3.3±1.0gから1.8±0.6gへと減少し, コントロールが改善され, 今後, 線維量の増加, 投与期間の延長などの検討を要するが, 食品形体での食物線維投与の糖尿病治療への有用性が示唆された。
  • 亀山 正明
    1981 年 24 巻 3 号 p. 379-387
    発行日: 1981/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    糖尿病の血管障害とsoluble fibrin monomer complexes (以下SFMC) との関連性を窮らかにする目的で, 糖尿病54例 (平均58.7才), 健常対照13例 (平均59.0才) を対象に, 早朝空腹時に採血し, SFMCと糖尿病的代謝や血管障害との関係を検討し, 次の成績を得た.
    1) 健常対照のSFMC (4.9±1.5mg/100ml) に比し, 糖尿病性網膜症 (網膜症) を有さないもの (7.2±4.8mg/100ml) や尿蛋白陰性例 (6.6±3.8mg/100ml) では有意な差はなかった.
    2) しかし, 血me201mg/100ml以上の群では, 進行した網膜症例が多かったが, SFMCと血糖との間に正の相関 (r=+0.59) を, fibrinogenとも正の相関 (r=+0.71) をみた.しかし, antithrembinIIIとの間には相関を認めなかった.総コレステロール, triglycerideとは相関しなかった.
    3) 網膜症を有さないもののSFMCに比較し, ScottIII a+b (14.3±7.5mg/100ml), IV~Va (21.8±11.9mg/100ml) では, 高値であった.蛋白尿とは, 陰性例のSFMCに比し, 30mg/100ml以下12.9±10.1mg/100ml, 30mg/100ml以上15.2±8.6mg/100mlで, ともに有意に高い値であった.さらに, 網膜症の程度を一定にし検討すると, とくに進行したScottIII a以上の群では1日尿中蛋白量が増加するとSFMCも増加し, 両者間に正の相関々係 (r=+0.72) がみられた.
    4) 大動豚々波伝導速度, 頸動脈容積弾性率とSFMCとは相関しなかった.
    以上より, SFMCの高値は進行した細小血管障害と蛋白尿とを同時に有する糖尿病で高値であり, また, このような症例の血糖値が著明に上昇したさいに高い値を示す傾向があることなどが明らかとなった.さらに, SFMCの高値は生体内でのthrombinの発生を示唆し, 血管障害につながると推察された.
  • 田坂 仁正, 岩谷 征子, 井上 幸子, 丸茂 恒二, 平田 幸正
    1981 年 24 巻 3 号 p. 389-394
    発行日: 1981/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    高浸透圧性非ケトン性昏睡4名, 糖尿病性ケトアシドーシス6名, 乳酸アシドーシス1名, 健常者7名の血漿アミノ酸を分析し次のごとき結果を得た.
    1. 高浸透圧性非ケトン性昏睡では血漿総アミノ酸量は2448±931μM (平均値±SD) であり健常者2744±297μMよりやや低値であり, 特にarginine, taurine, serineは血中濃度, モル比ともに低値 (有意) でありglycagenic amino acidが低くornithineは血中濃度のみ低かった.phenylalanineは濃度, モル比ともに高値であり, glutamic acidは血中濃度のみ高かった.
    2. 糖尿病性ケトアシドーシスでは血漿総アミノ酸量は3196±678μMとやや高く, 特に必須アミノ酸量が有意に高い.個々のアミノ酸ではleucine, isoleucine箸のketogenic amino acidとglutamic acid, α-aminobutyric acid, valine等が濃度, モル比ともに高く, histidine, proline, glycine+citrullineは濃度の み高く, taurineは濃度, モル比ともに低値であった.serineはモル比のみ低かった、
    3. 乳酸アシドーシスは1名であるが, 健常者の平均値±3SD以上の高値を示したアミノ酸はlysine, histidine, threonine, serine, asparagine, glutamine, proline, glycine+citrulline, alanine, α-aminobutyric acid, valine, methionine, isoleucine, leucine, phenylalanine, tyrosineであり, なかでも10倍以上の増加を 示したものはα-aminobutyric acid, alanzne, prolineである。これに反しarginine, aspartic acid, glutamic acid, taurine等のアミノ酸には著変がみられなかった。
    これら糖尿病昏睡中に含まれる三疾患は各々の発症機構の相違を反映してアミノ酸代謝にも特徴的変化のある事を示している.
  • 竹居 真知子, 西川 哲, 大森 安恵, 平田 幸正
    1981 年 24 巻 3 号 p. 395-404
    発行日: 1981/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    3歳の男子.低血糖による意識消失発作を主訴として当センターに入院した症例において・インスリンレセプター抗体を証明したので報告する.
    この症例では, acanthosis nigricans, Sjogren症候群, その他の免疫異常を示すことなく, 低血糖発作 (発作時血糖27mg/dl) を示し, ブドウ糖負荷試験で糖尿病型を認め, 高インスリン血症を伴っていた.種々の検索によりインスリノーマを発見しえず, 自然寛解した一過性低血糖発作を示したことから, インスリン自己免疫症候群に類似していたが, インスリン自己抗体は陰性であった。しかし, ヒト胎盤より抽出したインスリンレセプターを含む細胞膜を用いる方法により, インスリンレセプター抗体が検出され, Kahnらの報告したtype Bに属すると考えられた.インスリンレセプター抗体は低血糖症の自然寛解に伴い消失した.
  • 新城 孝道, 大森 安恵, 平田 幸正, 扇内 美恵, 大内 広子, 横田 和
    1981 年 24 巻 3 号 p. 405-410
    発行日: 1981/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    第2回妊娠19週で糖尿病性前昏睡の状態で当センター初診, 直ちに入院し以後周到な治療管理下で分娩するも, 新生児は心奇形の1つであるTaussig-Bing Syndromeを示し心不全, 肺炎を併発し死亡した.
    患者は19歳 (昭和42年) にて口渇, 多飲, 体重減少を認めたが放置.1年後の20歳 (昭和43年) の時, 感冒に罹患したため某医院を受診糖尿病と診断されたがやはり放置した.まもなく陰部疹痒で某婦人科入院中糖尿病性昏睡に陥ったがインスリン治療で回復, 以後インスリン注射を続けたがコントロール不良であった.24歳 (昭和47年) 第1回妊娠8ヵ月で, 1,680gの男児を出産したが生後まもなく死亡。29歳 (昭和52年) 第2回妊娠中に第7週で悪心, 嘔吐のためインスリン注射を中止.糖尿病性ケトアシドーシスに陥り当センターにはじめて来院, そのまま緊急入院.1日3回法のインスリン治療によりまもなく良いコントロールを得て退院.妊娠33週より下肢浮腫出現し増強するため, 昭和53年1月本学婦人科に入院した.妊娠中毒症の予防とともに血糖を厳重に管理した.下肢の浮腫はまもなく消失した.しかし妊娠の進行と並行し, 眼底所見が悪化し, 入院時眼底所見はScott Iaであったのが妊娠36週にはScott IIIbとなった.胎児胎盤機能は経過を追ってチェックし, 妊娠38週4日で帝切分娩.生下時体重3,375gの女児を得たがチアノーゼが認められた.生下時から心雑音が聴取され漸次著明となったため, 心カテーテルを施行したところTaussig-BingSyndromeと診断された。しかしその後心不全, 肺炎を併発し生後43日目で死亡し
  • 板津 武晴, 太田 明, 松田 成器
    1981 年 24 巻 3 号 p. 411-416
    発行日: 1981/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    われわれは, 糖尿病性ケトアシドーシスの治療経過中に腎尿細管壊死による急性腎不全を伴った症例を経験した.
    症例は, 24歳男性で入院の2週間前に感冒様症状を呈し, 腹痛・口渇・多尿・体重減少を認めた.入院時検査で高血糖 (1,005mg/dl), アセトン尿陽性, 代謝性アシドーシス (pH7.1), 高浸透圧血症 (388mOsm/l) などから糖尿病性ケトアシドーシスと診断された.直ちに低張食塩水と少量インスリン持続投与開始後数日の中に急性腎不全を併発した.後日腎生検により腎尿細管壊死であることが確認されたが, 総計21回の血液透析施行後自然排尿がみられ, 多尿期を経て寛解した.ケトアシドーシスによる代謝異常や末梢循環不全とともにウイルス感染によっても生じうると思われる高ミオグロビン血症が, 急性腎不全の原因となる腎尿細管壊死を発症させた要因と考えられる.
  • 特に糖尿病妊婦例と外来通院症例の治療経過を中心として
    難波 光義, 豊島 博行, 花房 俊昭, 福本 泰明, 鷲見 誠一, 清水 孝郎, 藤野 宏子, 焦 昇, 野中 共平, 垂井 清一郎, 清 ...
    1981 年 24 巻 3 号 p. 417-425
    発行日: 1981/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    携帯型微量注入ポンプを用いた持続皮下インスリン注入療法 (Continuous Subcutaneous Insulin Infusion Therapy, 以下CSHと略す) は多くの指標で比較しても従来の間欠的インスリン皮下注療法より良好な糖尿病管理を可能にするとされているが, 今回著者らは次の2症例に長期間CSIIを試みた.第1例は8年前に周産期胎児死亡の既往をもつ33歳のインスリン依存性糖尿病妊婦で従来のインスリン療法ではコントロール困難であり, 妊娠第28週にはいったん子宮内胎児死亡の危機に瀕したがCSII の開始により血糖の平均値, 日内変動, 血中ケトン体, 尿糖量すべて改善し胎児胎盤機能も良好となった.以後36週まで58日間CSIIを継続し分娩中もCSIIで血糖のコントロールを行ったが, 特に合併症もなく体重2,980gの健常男児を経膣分娩した。第2例は典型的不安定型糖尿病である51歳の主婦で従来のインスリン療法では頻回の低血糖昏睡を経験したが, 1週間の教育入院ののち血糖自己測定を併用して自宅でのCSIIを施行したところ, 空腹時血糖, HbAIのほぼ正常化, 尿糖著減などの良好な代謝調節が達成された上, 低血糖昏睡は6カ月間皆無となった。両例とも期間中, 機器及び皮下注部位に問題はなく, 長期にわたってすぐれたコントロール状態が維持できたことより, CSIIが1型糖尿病とりわけ不安定型や糖尿病妊婦の管理に非常に有効であることが明らかとなった.
  • 大腸内視鏡所見, 生検所見を中心に
    三宅 周, 兼重 順次, 植田 昌敏, 窪田 政寛, 尾上 公昭, 福島 正樹, 渡辺 正博, 久米 邦廣, 河野 宏, 岩原 定可, 荒木 ...
    1981 年 24 巻 3 号 p. 427-433
    発行日: 1981/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    昭和45年より糖尿病, 肝障害を指摘されている43歳男性が, 下肢脱力感を主訴に昭和52年9月5日に本院に入院。入院2日前に急に起立不可能となり, その後歩けない状態が続いた.検査成績では, 血清K値1.4mEq/l, 血清CPK2,475u, GOT149u, GPT69u, LDH568W.u, γGTP157u, アルドラーゼ13.4uと高値を示した.CPKは筋脱力感の改善とともに正常化したが, 血清K値は入院後にも1日2~4回の下痢が生じたため, 最高値2.6mEq/1にとどまった.心電図上, 心筋梗塞を思わせる所見はみられなかった.
    本例における筋脱力感は低K血症によるものと考えられ, また低K血症は長期間持続した水様性下痢のためと思われた.この下痢は糖尿病性下痢症と考えられた.本例における高CPK血症の原因としては, 低K血症により筋脱力感が起こり, それよりCPKが血中に遊出したためと推察された.注腸検査ではS状結腸のケルクリング様襞, thumb printing像, 類似のポリープ様隆起, 内視鏡検査では浮腫像のほかに軟らかいポリープ様隆起があり, 生検像では粘膜固有層軽度線維化と浮腫傾向を認めた.これらの所見が本症に特徴的かどうかはこれからの検討に待たざるを得ないと考えられた.
  • 老籾 宗忠, 川崎 富泰, 窪田 伸三, 高木 潔, 丹家 元陽, 吉村 幸男, 馬場 茂明
    1981 年 24 巻 3 号 p. 435-437
    発行日: 1981/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    It is well known that glycosylated hemoglobin, designated as hemoglobin AI (HbAI), can provide useful information regarding logn-term blood glucose control in diabetic patients.
    It is well known that glycosylated hemoglobin, designated as hemoglobin AI (HbAI), can provide useful information regarding logn-term blood glucose control in diabetic patients.
    Red blood cells from normal adults were incubated in a medium with a high-glucose concentration. The HbAIc concentration showed an increase of 141% at 7 days and 146% at 9 days after incubation compared to the starting level. After 7 days of incubation, the red blood cells were transferred to the medium without glucose and incubated for a further 2 days. The concentration of HbAIc decreased rapidly, reaching 114% compared to the starting level after 2 days.
    The above findings indicate that part of HbAI forms an unstable linkage as well as a Schiff base compound and fluctuates with rapid changes in blood glucose concentration. Clearly, detailed observations for rapid changes of HbAI concentration should be made in the future.
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