糖尿病
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29 巻 , 3 号
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  • 里神 永一, 三家 登喜夫, 近藤 渓, 南條 輝志男, 江本 正直, 宮村 敬
    1986 年 29 巻 3 号 p. 197-203
    発行日: 1986/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    糖尿病 (DM) 患者において, 味覚域値を測定しその臨床的意義を検討した. さらに心電図R-R間隔の変動係数 (CV) との関連性についても検討した. 味覚域値は健常者109名, DM患者112名を対象に電気味覚計610-M (MEC, 東京) を用い, 舌前方部鼓索神経領域で測定した. CVは健常者160名と前述のDM患者を対象として, 15分間安静仰臥位後Autonomic-R100®(MEC, 東京) を使用し求めた.
    健常者, DM患者とも加齢とともに味覚域値は上昇し, CVは低下した. 味覚域値は30歳~60歳のDM患者では, 同年代の健常者に比し有意に上昇していた. DM患者ではその罹病期間が長くなるほど, DMのcontrol状態が悪くなるほど, 味覚域値は上昇し, CVは低下した. DM性神経障害の自覚症状を有す患者やアキレス腱反射 (ATR) 消失患者では, 自覚症状のない患者やATR正常患者に比し, 有意な味覚域値の上昇およびCVの低下を認めた. DM性網膜症の進展に伴い味覚域値は上昇し, 蛋白尿陽性患者群のCVは低値であった. DM性神経障害の自覚症状, 網膜症および蛋白尿の3者とも有さずATR正常のDM患者でも, 年齢を対比させた健常者に比し味覚域値は有意の高値を示し, CVは低下する傾向を示したことより, 味覚障害や自律神経障害は, なんら合併症がないと思えるDM患者においてさえ進行しはじめているものか, または, これらの指標が他のものより鋭敏であることが示唆された.
  • 石田 成伸, 吉田 途男, 泉 寛治, 中田 良和, 森本 耕治, 宮田 淑明
    1986 年 29 巻 3 号 p. 205-209
    発行日: 1986/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    最近, 肝癌の治療に肝動脈栓塞術が広く川いられるようになった.その術後に起こる高血糖については, 報告がない.
    今回, 19例の肝癌症例の内, 9例 (A群) に栓塞術を行い, 10例 (B群) には, 血管造影のみを行い, また14例の肝硬変例にも, 血管造影のみを行って, 術後の血糖変動をretrospectiveに検討した.
    血糖の上昇は, A, B, C群それぞれ, 59.9±17.2mg/dl (mean±SEM), 4±-4.4mg/dl,-0.9±4.1mg/dlであった.19例の肝癌症例および14例の肝硬変例については, 血糖の変動量を目的変数とし, 術前ICG, 栓塞術の程度, 腫瘍の大きさ, ステロイドホルモン剤の使用の有無を説明変数にして, 重回帰分析を行った.血糖の変動=-20.7+0.76×ICG+25.2× 栓塞術の程度という式が得られた.このことは, 血糖の変化は主に, 術前のICGおよび栓塞術の程度に影響される, すなわち, 肝予備能と栓塞による肝障害の程度で説明し得ることが推測された.
  • 北室 文昭
    1986 年 29 巻 3 号 p. 211-213
    発行日: 1986/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    NIHのNDDGは糖尿病の新しい診断基準を提唱した際, NIDDMについて, 肥満が成因の1つとして強く関与していることが疑われるところから, nonobeseとobeseのsubclassに分類している. そしてこの際肥満の定義は複雑で, 現在明確な基準はないとしながらも, BMIを指標とすることを奨め, 理想体重のほぼ120%に相当するBMI, 男性で27, 女性で25以上をもってするよう勧告している.
    しかし日本人の体格は白人のそれと異なっているため, この基準をそのまま日本人に当てはめて良いか否かは疑問である. 当院通院MDDM男女各50例の過去最大体重について, BMIと箕輪の本邦成人標準体重表より算出した肥胖率とを対比した結果, 男子ではBMI=0.195 PSW+1.99 (r=0.973), 女子ではBMI=0.208 PSW+0.53 (r=0.980) なる回帰直線式が得られ, 男女差はほとんどなく, NDDGの示した女性のそれに近かった. この式によると, 標準体重120%に相当するBMIは, 男子で25.39, 女子で25.49となり, NDDGの女性の25.21に近い値である. したがって本邦NIDDMにおいて, 肥満の基準にBMIを用いる場合, 男女とも25以上をもってするのが妥当と考える.
    肥胖率130%に相当するBMIは男性で27.34, 女性で27.57であり, PSW130%以上を肥満としたいときは, 男女ともほぼ27以上と考えれば良い.
  • 岡田 奏二, 佐藤 公明, 宮井 陽一郎, 正木 善告, 樋口 徹, 荻野 泰久, 太田 善介
    1986 年 29 巻 3 号 p. 215-218
    発行日: 1986/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    小児糖尿病の家庭管理に必要な知識に対する糖尿病解説書の有効性を検討するのを目的とする. 対象は調査協力の得られた西日本の主要三地区の小児糖尿病協会に登録されている小児糖尿病児の保護者104名である. 第一に, この対象に選択肢をあらかじめ付した質問を郵送調査法で実施した. 質問は糖尿病の総論的知識に関する10題と小児糖尿病の家庭管理に必要な行動変容に関する20題とからなる. 第二に, 糖尿病解説書が教育学的条件を満たしつつ創作された.本書は理解しやすく, 適度に学術的に, しかもおのおのの単元が有機的に配列されていて, さらに知識のチェックが自ら行える. 第三に, 一読するよう指示しつつ, この対象に本君を郵送にてプレゼントした. 第四に, 配本後8週目にこの対象に同一の質問を郵送調査法で実施した. 本書を負荷する前後でこれらの質問への正答数を比較することでその有効性を検討した, 91名から有効回答が得られた. (1) 総論的知識に関する質問に対する正答数の分布は本書の負荷後では高得点側へ移動した (p<0.10). 正答数は負荷前6.9±1.6が負荷後7.6±1.5に増加した (p<0.001). (2) 糖尿病の家庭管理に必要な各論的知識に関する質問に対する正答数分布は本書の負荷後では高得点側へ移動した (P<0.02), 正答数は負荷前13.4±2.5が14.2±2.5に増加した (P<0.01). 本書は教育学的に有効であり, 糖尿病教育にとって有用なメディアといえる.
  • 北沢 明人, 古川 恵三, 名方 潔, 北岡 治子, 三木 京子, 馬嶋 素子, 坂根 貞樹, 茂在 敏司, 難波 健, 内海 隆
    1986 年 29 巻 3 号 p. 219-223
    発行日: 1986/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    45例の糖尿病患者 (27~63歳) を対象に, 赤外線電子瞳孔計を用いた暗順応時の瞳孔面積 (PA) の測定を行い, 同時に心電図による深呼吸時の心拍数変動 (CV) を測定した. PAは体性神経障害の進展に従い減少し, 体性神経障害のある患者だけでなく, 体性神経障害の明らかでない患者でも高率 (7/12)(58%) に異常を示した. CVは高度の体性神経障害を合併した患者においてのみ明らかな異常を示し, なかでも症状を訴えた患者では全例異常を示した. PAはCV正常群に比べCV異常群の方が低値を示したが, 両者の相関は認められなかった.
    CVは糖尿病性自律神糸釜障害の定量的検査法として有用と考えられた. 一方PAはより早期から, その異常を反映していると考えられ, むしろ早期診断に適していると考えられた.
  • 多田 久也, 深沢 潔
    1986 年 29 巻 3 号 p. 225-231
    発行日: 1986/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    糖尿病54例を対象に, gas cystomctryにより糖尿病性膀胱機能障害diabctic urinary bladder dysfunctioll (以下DUBD) を詳細に調べ, 自覚症状や心電図R-R間隔の変動係数 (以下CVR-R) などとの関連を検討した. DUBDの診断基準は, 健常者8名のcystometryの成績をもとに設定した.
    残尿residual urine (以下RU) は31.5%, 初発尿意のさいの容量first desire to void volumc (以下FDVV) の異常は61.1%, 最大尿意のさいの容量maximum desire to void volume (以下MDVV) の異常は72.2%で, 結局, これらの異常のうち1つ以上を認めた例は81.5%であった. Cystometrogramでは, 全例underactivc detrtlsor functionで, かっdetrusor areflexiaであった. DUBDと関連する自覚症状が全くない例やそれが軽度であった例においても, DUBDの頻度は高かった. 進行した網膜症, 蛋白尿ならびに起立性低血圧を有する例は, RUの合併率が高く, MDVVの異常も顕著だった. RUを有する例はそれを有さない例より, CVR-Rは低値 (p<0.001) だった. FDVVとCVR-R (r=-0.56), MDVVとCVR-R (r=-0.62) との間には, 有意な負の相関関係がみられた.
    以上より, DUBDと関連のある自覚症状がなくても高率にDUBDを合併しており, CVR-Rの低値より, cystometryによらなくともDUBDの存在を推測できるものと思われた.
  • 赤沼 安夫, 中川 昌一, 後藤 由夫, 葛谷 健, 平田 幸正, 金澤 康徳, 伊藤 徳治, 梶沼 宏, 堀内 光, 坂本 信夫, 繁田 ...
    1986 年 29 巻 3 号 p. 233-246
    発行日: 1986/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    ブタインスリンから酵素学的に半合成されたヒトインスリン (HMI) の安全性, 有効性および免疫学的評価を行うため精製ブタインスリン (PPI) を対照薬剤とした多施設協同による二重盲検試験を行った. 対象として実施された症例は190例で, 各種の状況を検討の結果, PPIのみで治療中の182例 (HMI群93例, PPI群89例) がデータ解析の対象となった. また, 試験薬剤として用いた製剤はいずれの薬剤もActrapid, Monotard製剤であった. 患者背景および患者療養態度とも両群が均等な分布を示した. 最終評価としての全般改善度, 概括安全度および相対的有用度を試験開始時点と比較した結果, 両群間に有意差を認めなかった. さらに, これらのデータについて各種の層別検討を行った. 副作用の種類, 頻度で両群間に有意差を認めず, 臨床検査成績においても試験薬剤の影響と考えられる異常は認められなかった.
  • 赤沼 安夫, 中川 昌一, 後藤 由夫, 葛谷 健, 平田 幸正, 金澤 康徳, 伊藤 徳治, 梶沼 宏, 堀内 光, 坂本 信夫, 繁田 ...
    1986 年 29 巻 3 号 p. 247-259
    発行日: 1986/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    ブタインスリンから酵素学的に半合成されたヒトインスリン (HMI) の安全性, 有効性および免疫学的評価を行うため精製ブタインスリン (PPI) を対照薬剤とした多施設協同による二重盲検試験を行った. 検討対象はPPIのみで治療中の糖尿病患者182例であった. HMI群でインスリン1日用量および注射回数にてPPI群に比し有意な増加時点がみられた. HMI群は空腹時血糖値でPPI群に比し有意の高値時点がみられたが, HbA1値では両群間に有意差は認められなかった. 抗インスリンIgG抗体でHMI群はPPI群に比し低値傾向を示す時点がみられ, インスリン特異性IgE抗体ではPPI群に比し有意に低値の時点を認めた. 免疫学的にはHMIの方が抗体産生においてやや低い傾向を認めた.以上より, HMIとPPIの間には皮下注射時に部位からの吸収動態の差が多少ともありうることを認識して使用する限り, HMIはPPIと同等の臨床的有用性を有する薬剤である.
  • 松葉 育郎, 中村 富美男, 白沢 信行, 鶴岡 明, 森 豊, 石井 賢治, 山田 治男, 種瀬 富男, 石川 博, 池田 義雄
    1986 年 29 巻 3 号 p. 261-265
    発行日: 1986/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    インスリン依存性糖尿病 (IDDM) の患者血清中に出現する膵島細胞膜抗体 (ICSA) が認識する膵島特異抗原について検討した. 抗原側細胞としてヒト膵島B細胞クローン (JHPI-1) を使用した. JHPI-1から調製されたNP-40 lysatcsを, Laemmliらの方法によるSDS-polyacrylamide gelelectrophoresis (SDS-PAGE) により電気泳動を施行した. さらに, Western-Blotting法により, gelより蛋白成分を, nitrocellulose membraneに転写した. さらに, この転写nitrocellulose membraneを, 上記のICSA陽性血清, 正常健常者血清それぞれを第一次抗体として使用したBiotin-Avidin法による酵素抗体染色を施行した. その結果, 分子量120,000, 80,000, 64,000, 42,000, 34,000, 27,000の6本のbandが認められた. 一方, 正常健常者血清では, bandは1本も得られなかった. 従来のヒト膵島を使用した報告と同様に, 分子量64,000の抗原が認められ, JHPI-1がこの抗原を表現していることが考えられた.
  • 高橋 良当, 平田 幸正
    1986 年 29 巻 3 号 p. 267-272
    発行日: 1986/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    糖尿病昔におけるインポテンスが機能性か器質性かを鑑別するため, 夜間陰茎膨脹度 (NPT) を測定した。
    勃起不全のため挿入不能を訴え, 内部臓器に重大な合併症を有さない患者28名を対象とした. REM期を抑制する薬を中止後, NPTをボテンシメーターにて, 陰茎根部 (Base) と頸部 (Tip) との2ヵ所で同時に測定, 記録した. その結果, BaseまたはTipのいずれかが20%以上の膨脹を示した機能正常群12例と, それ以下の異常群16例とに分かれたので, この2群間での比較・検討を行った.
    年齢, 糖尿病罹患年数, インポテンス期間, HbA1, 肥満度, 糖尿病治療に有意な差は認められないが, アキレス腱反射と下肢神経伝導速度はNPT異常群が有意に低下していた. 立位時の収縮期血圧低下はNPT異常群が31±16mmHg, Ir三常群が9±9mmHgと有意な差がみられた. また, 心理テストのSDSの結果ではNPT異常群に明らかな抑うつ傾向が認められた.
    インポテンスを訴える糖尿病男子の約4割は, NPTが20%を越える機能正常者であり, NPT結果を示し, 機能的に正常であることを説明するだけでインポテンスの消失をみた症例もあった. NPT異常群はNPT正常群に比べ, 糖尿病性神経障害や起立性低血圧, さらに抑うつ傾向がより高度であった.
  • 清水 弘行, 高橋 正樹, 冨沢 貴, 下村 洋之助, 小林 功, 小林 節雄
    1986 年 29 巻 3 号 p. 273-278
    発行日: 1986/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    難治性糖尿病性下痢症に膀胱障害を合併した1例を経験し, これに対してelemental diet (ED) とcontinuous subcutaneous insulin infusion (CSII) を併用することにより, 諸症状の消失に成功した. 症例は41歳, 女性. 高血糖, 膀胱障害にて入院. 両側性白内障, 腎症, 神経症を合併. 入院経過中に, 重篤な下痢が出現し諸検査成績から糖尿病性下痢症と診断した. しかし, 体重は29kgとるいそう著しく, 低血糖のためインスリンも投与できず, 既存の治療法のみでは全身状態の改善をはかることが困難であると判断されたため, ED+CSII併用療法が考案された. 本治療法開始後から下痢は激減するとともに全身状態も良好になり, 体重は5ヵ月間に約12kgも増加し, 脂肪便も消失し, 日常生活へ復帰できた. また, 本症例に合併していた膀胱障害も口常生活に支障のないまでに改善した.
    本例のようなやせ型で全身状態の極度に不良な糖尿病患者の下痢症に対して, EDを用いて腸管の安静を保ちながら全身状態を改善させ, CSIIにより血糖値を良好に保持することが, 本症に対して有用な治療法であるものと考えられた.
  • 小花 光夫, 藤森 一平, 花田 徹野, 谷山 松雄, 丸山 博, 片岡 邦三, 狸塚 隆, 小口 修司, 加野 象次郎
    1986 年 29 巻 3 号 p. 279-288
    発行日: 1986/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    Subclinical Sjögren症候群を伴った慢性関節リウマチ (RA) 患者でtiopronin (α-mercaptopropionyl glycine: MPG) 投与にてインスリン自己免疫症候群 (IAS) を発症した1例を経験した. 症例は46歳, 女性. RA (Stagc III, Gass 3) でprednisolone 5mg/日服用中, 昭和57年2月からMPG300mg/日併用開始したが, 43日後中止. 9月29日MPG併用再開, 16日後より低血糖発作頻回あり入院. 既往では昭和56年5月, 胃噴門部癌で胃全摘術. インスリン注射歴なし. 眼科および耳鼻科的検査ではSubclinical Sjögren症候群を伴っていた. Totall IRI, frcc IRIはそれぞれ2974μU/ml, 22μU/mlで, CPR8. 6ng/ml, free CPR0. 4ng/ml以下であった. Coldインスリン添加125I-インスリン結合百分率抑制試験でインスリン自己抗体を認め, 抗体はIgG (κ) 型優位であった. Scatchard analysisによりhigh affinity siteとlow affinity siteが存在していた. MPGのchallenge投与では11日後に軽度の低血糖発作が誘発された.
    MPGはインスリンのS-S結合を切って抗原性を変化させ, インスリン自己抗体産生を誘発すると推測されるが, この時RA, Sjögrcn症候群のごとく免疫応答系の異常を持つ疾患を伴うと抗体産生がより促進される可能性が考えられる. MPGのRAに対する適応は認可されていないが, 近年その有効性が示唆されており, 試用例が増加すると本例のごとき症例がさらに経験される可能性がある.
  • 遠山 杏子, 高橋 明, 山口 義彦, 上田 康雄, 秋口 格, 森 勉, 厨 直美, 池田 喜彦, 赤沢 昭一, 三宅 清兵衛, 長瀧 重 ...
    1986 年 29 巻 3 号 p. 289-292
    発行日: 1986/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    Multiple streptozotocin (STZ)-induced diabetes in mice and Bio-Breeding/Worcester (BB/W) rats has been employed as a model of human Type I diabetes and cyclosporin (CYA) was reported to prevent diabetes in the BB/W rat. We have investigated whether or not the effect of CYA on multiple STZ-induced diabetes is the same in mice.
    Male CD-1 mice were given 4 successive daily doses of STZ 40 mg/kg and an additonal dose of 40 mg/kg one week later. CYA treatment at a dose of 10 mg/kg per day or more, was begun on the same day as the STZ treatment and continued for 14 days. Animals received CYA orally which was dissolved in alcohol and Tween 20. Intraperitoneal glucose tolerance tests were done 2, 4 and 8 weeks later. After the last glucose tolerance test, histological examination of pancreatic islets was performed.
    The blood glucose level after STZ with/without CYA administration resulted in a stepwise increase with time. A significant enhancement of the blood glucose level by CYA was obtained in a dose-dependent manner. The fasting blood glucose levels 2 weeks after the administration of STZ, STZ with CYA (10 mg/kg) and STZ with CYA (30 mg/kg) were 128±39mg/dl, 134±43mg/dl and 325±93mg/dl, respectively. Histologically, at this stage, insulitis was observed in the STZ+CYA group as in the STZ only group. However, alcohol and Tween 20 without CYA caused no change in blood glucose level and histological findings. Pancreatic islets in STZ with/without CYA-treated mice 8 weeks after were small in size and reduced in number as compared with those in the control mice.
    The present study indicates that CYA has a dose-dependent diabetogenic effect on multiple STZinduced diabetes in mice.
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