糖尿病
Online ISSN : 1881-588X
Print ISSN : 0021-437X
ISSN-L : 0021-437X
30 巻 , 3 号
選択された号の論文の13件中1~13を表示しています
  • 西村 進, 飯沼 情司, 岡井 一彦, 英 肇, 町田 和生, 三家 登喜夫, 近藤 渓, 南條 輝志男, 猪尾 和弘, 渡辺 国夫, 井上 ...
    1987 年 30 巻 3 号 p. 193-199
    発行日: 1987/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    界第3例目の異常インスリン“Insulin Wakayama”のアミノ酸配列異常はA鎖3位のバリンがロイシンに置換されていることが判明し, 既に患者血中インスリンのレセプター結合能と生物活性の著明な低下を報告したが, さらにその異常インスリンの特性を明らかにするため, 半合成 [Leu A3] インスリンのレセプター結合能, 生物活性および免疫反応性を検討した.単離ラット脂肪細胞を用い, レセプター結合能は125Iヒトインスリンとのレセプターへの競合的結合能を, 生物活性は糖転送亢進能および糖酸化亢進能を測定した.正常ヒトインスリン作用への [Leu As] インスリンの影響は, 両者共存下で糖転送亢進能を測定して評価した.また, 抗インスリン抗体との結合を測定し, 異常インスリンの免疫反応性も比較検討した。その結果,[Leu A3] インスリンのレセプター結合能は正常ヒトインスリンの約0.2%と著明に低下していた.糖転送亢進能と糖酸化亢進能もそれぞれ正常ヒトィンスリンの0.1~0.4%, 0.1~0.3%とレセプター結合能と同様著明に低下していた.[Leu A3] インスリンが正常ヒトィンスリン作用を阻害するという結果は得られず, また, 正常ヒトィンスリンに比べ, 抗インスリン抗体との結合の低下も認められた.以上より, A鎖3位のバリンはレセプター結合に必須であり, 抗インスリン抗体の認識にも重要であることが示唆された.
  • 生水 晃, 西川 光重, 稲田 満夫
    1987 年 30 巻 3 号 p. 201-207
    発行日: 1987/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    糖尿病性腎症発症における組織glucosylationの影響を臨床的に知る目的で, 24時間尿中glucosylated albumin (GA) 排泄量を測定し, それと腎機能および血糖コントロールとの関係を検討した.
    糖尿病患者36例を24時間尿中albumin排泄量により, A群 (150mg以下) 22例, B群 (150~1000mg) 5例およびC群 (1000mg以上) 9例に分けた.正常者およびネフローゼ症候群患者 (ネフローゼ群) を対照とした.血清および尿中GA量は, 主に, TBA法で測定した.
    血清GA (nmol5-HMF/mg albumin) は糖尿病患者で, 正常者に比し有意に高値であったが, 尿中GA (nmol 5-HMF/mg albumin) は糖尿病患者で逆に低値であった.そこで, 尿中GA/血清GA比をみると, 正常人で7.7±4.4とGAが優位に尿中に排泄され, 糖尿病患者およびネフローゼ群で, この比は低下し, 特に, 腎機能の低下とともに低下する傾向を示した.ここで, 定性的に尿蛋白陰性のA群で, すでに, 尿中GA/血清GA比が2.4±1.6と低下したことは注目すべきで, さらに, A群において, 血清GAとこの比の間に有意の負相関を認めた.また, 発症後約3ヵ月以内に, 尿中GAを測定し得たI型糖尿病患者で, 尿中GA/血清GA比が0.98と低下した.
    以上の成績は, 尿中GA排泄の選択性の維持よりみて, 糖尿病性腎障害の進展防止に, 血糖コントロールの重要性を示すものである.
  • 小池 廣昭
    1987 年 30 巻 3 号 p. 209-215
    発行日: 1987/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    膵ラ氏島細胞を, 膜層状Collagen上で, 単層培養し, in vitroでのimmunoreactive insulin (以下IRI) 分泌量の増加をはかるとともに, 実験糖尿病ラットに対する移植を試みた.
    まず種々異なる密度のcollagen膜層上で, 長期間新生児ラット膵細胞を単層培養し, IRI分泌に及ぼす膜状collagen密度の影響を検討した.
    さらにfibroblast除去の目的で培養開始14時間後に, decantation操作を行う従来の方法を, 培養液内へのIRI分泌量を指標として検討し, collagen膜 (0.21mg/cm2) 使用の有効性も併せて比較検討した.
    collagen密度が, およそ0.05~0.21mg/cm2の範囲で単層培養を行うとin vitroで長期間 (約60日) 良好なIRI分泌量が得られた.
    in vitroでのIRI分泌量で検討すると, decantation操作は必要なく, collagen (0.21mg/cm2) を使用し, decantationを行わない培養法が最も良好な成績を示した.
    collagen膜層 (0.21mg/cm2) 上で1週間単層培養後のラット新生児膵細胞を, 同系の実験糖尿病ラットの肝門脈を介して肝内に移植すると, 短期間ではあるが, 尿糖量が著明に減少した.
  • 坂本 信夫, 柴田 昌雄, 竹田 亮祐, 富田 明夫, 奥山 牧夫, 吉見 輝也, 三崎 盛治, 矢野 三郎, 堀田 饒
    1987 年 30 巻 3 号 p. 217-224
    発行日: 1987/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    糖尿病に骨病変が存在する事実は古くより注目されていたが, わが国において1983年より全国を7ブロックに分けて, 井上らのMD法を用いて糖尿病患者の骨病変に関する疫学的調査が実施された.
    中部地区においてもこの全国調査に参加し, 主要46施設の糖尿病患者2,273名を対象として, 骨減少症の合併頻度を調査し, 次のような結論を得た,
    1) 骨減少の合併頻度は20.6%であった.性別では男性14.0%, 女性26.3%であり, 女性に有意に高率であった.
    2) 東海地区と北陸地区とに分けて骨減少症の合併頻度をみると, 東海地区18.3%, 北陸地区24.2%であり, 明らかに北陸地区に高率であった。
    3) 年齢と骨減少症との関連では, 20歳代と50歳代以上との2つに高頻度のピークを認めた.
    4) 糖尿病性血管合併症とくに網膜症, 腎症と, 骨減少症の重症度との間には有意の相関を認めた.
    5) 各種検査値と骨減少症の重症度との間には, 血中A1-P値に正の相関ヘモグロビン, 赤血球, ヘマトクリット値とは負の相関を認めた.
  • 松浦 信夫, 藤枝 憲二, 福島 直樹, 三上 裕平, 原田 正平
    1987 年 30 巻 3 号 p. 225-231
    発行日: 1987/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    IDDM小児35例に半合成ヒトインスリン100単位製剤を使用し, その臨床鮪用性, 安全齢よび免疫原性にっいず検討した.ヒトインスリン使用前のインスリン製剤により対照を2群に分けて検討した.A群 (n=15) にブタ純化インスリン (モノタード, アクトラピットインスリン), B群 (n=20) はU-100レントインスリンおよびアクトラピットインスリン使用群であり, ヒト純化インスリン治療に変更後に比較して以下の結論が得られた.
    1.同じ組成, 単位のU-100レントインスリンまたはブタ純化インスリンとヒトインスリン注射後の血糖変化, 血漿Total, Free insulinの変化には差がみられなかった.
    2.U-100レントインスリン治療群 (B群) のIgG型抗インスリン抗体価はブタ純化インスリン群 (A群) に比し有意な高値を示した.
    3.ヒトインスリン変更後, 特にIgG型抗インスリン抗体価は有意に低下した.
    4.ヒトィンスリン変更後, A群ではインスリン使用量に大きな変化はみられなかったが, B群では有意にその使用量が低下した.
    5.U-100レントインスリンからヒトインスリンに変更するときには低血糖発生の確率が非常に高く, 充分な注意が必要であり, ほぼ20%減のヒトインスリンで変更するのが安全と思われた.
  • 丹羽 利充, 前田 憲志, 柴田 昌雄, 坂本 信夫
    1987 年 30 巻 3 号 p. 233-241
    発行日: 1987/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    糖尿病性ケトアシドーシス患者の尿, および血液中の有機酸をgas chromatography-mass spectrometryにて分析した.糖尿病性ケトアシドーシス患者の尿, 血液中の新しい異常代謝物として3-hydroxyhexanoicacid, 3-hydroxyoctanoic acidを同定し, 定量した.これらの異常代謝物はケトーシスを伴わない糖尿病患者, および正常者の尿, 血液中には検出されなかった.3-hydroxyhexanoic acidは非糖尿病性のケトーシス患者尿中にも検出されたので, これらの代謝物は, ケトーシスに特有な異常代謝産物と考えられた.その産生経路としてβ酸化中間体として3-hydroxyhexanoyl CoAおよび3-hydroxyoctanoyl CoAより生じたものと推測される.
  • 吉岡 成人, 熊倉 忍, 山本 律子, 謝 勲東, 岩本 安彦, 松田 文子, 葛谷 健
    1987 年 30 巻 3 号 p. 243-248
    発行日: 1987/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    インスリン治療中の糖尿病患者では血糖の良好なコントロールを得るために, 中間型・速効型インスリンの混合注射が頻用されている.レンテ系インスリンと速効型インスリンを混合した際は, 速効型インスリンの急速な吸収が妨げられ, その作用が減弱し食後の高血糖をきたしやすいとされている.われわれは8人の糖尿病患者に,(1) レンテ系 (モノタード®) +速効型 (アクトラピッド®),(2) NPH (インスラタード®) +速効型 (ヴェロスリン®) の双方の組合せで治療をおこなった際の, 血糖, 遊離インスリン, 遊離C-ペプチドの日内変動を測定し比較検討した。その結果,(1),(2) の間で, 血糖のM値, 平均値, 最高最低差には有意差を認めなかった。しかしIDDMにおける1日の血糖プロフィルでは,(2) で朝食後の血糖上昇が抑えられる傾向はあるが, 逆に午後の高血糖は (1) のほうがよく抑えられる傾向を認めた。(1) では速効型インスリンの作用が遅延するが, 昼食後の遊離インスリンは (2) よりも高く保たれ, このことが血糖値の差異に対応すると思われた.遊離C-ペプチドの動態には差がなく, 以上の血糖, 遊離インスリンの変化はインスリン製剤の違いによるものと考えられた。NIDDMでも同様の傾向が認められたが, 製剤による違いはIDDMの場合ほど明らかではなく, 内因性インスリンの分泌が, 注射によるインスリンの不足分を補償するためと考えられた。インスリンの混合注射に際しては, 製剤の組合せによる血中インスリン動態に差異はあるものの, 日常の臨床における製剤の組合せは, 実際に使用して血糖日内変動を調べた上で選択すべきものと考える.
  • 佐々木 陽, 堀内 成人, 長谷川 恭一, 上原 ます子
    1987 年 30 巻 3 号 p. 249-255
    発行日: 1987/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    持続性蛋白尿をもつ糖尿病患者の生命予後とその危険因子について検討した.対象は当センターで経過観察中のII型糖尿病で, 初診時もしくは経過観察中に持続性蛋白尿のみられた396名と, 観察期間を通じて持続性蛋白尿をみなかった1475名を選んだ.
    1) 持続性蛋白尿 (+) 群は, 平均年間死亡率68.4, 相対死亡リスク3.65, 10年相対生存率72.1%で, それぞれ (-) 群の26.2, 1.64, 96.5%に比して生命予後が著しく不良であった.また, 平均生存期間は (-) 群の6.45年に対し,(+) 群は3.89年であった.
    2) 追跡開始時の両群の危険因子を比較すると, 収縮期血圧, 空腹時血糖値, 糖尿病性網膜症の頻度, 治療方法に有意差がみられた.また,(+) 群の死亡率は発症年齢, 罹病期間, 収縮期血圧, 肥満度, 網膜症の程度, 空腹時血糖値, 治療方法と関係することが認められた.
    3) 持続性蛋白尿 (+) 群の死因は腎疾患の増加が著しく, その相対死亡リスクは55.84に達した.
  • 清水 明実, 大森 安恵, 秋久 理眞, 東 桂子, 佐中 真由実, 平田 幸正, 中林 正雄, 松峯 寿美
    1987 年 30 巻 3 号 p. 257-261
    発行日: 1987/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    高プロラクチン血症と糖尿病を合併した症例は少ないが, さらに両者が合併しながら出産し得た症例報告は著者の知る限りないようである.
    高プロラクチン血症の治療をうけた後, 妊娠し, 妊娠経過中に糖尿病を発症, インスリン治療で充分なコントロールのもとに生児を得た症例を報告する.
    本症例は不妊から, 高プロラクチン血症を発見され, プロモクリプチンの治療をうけ, 妊娠した.妊娠26週で尿糖陽性となり, ブドウ糖負荷試験から糖尿病と診断された.1680 kcalの食事療法とインスリン治療を開始し, 最高34単位のインスリン注射で, HbA17.9~8.6%にコントロールされた.妊娠38週4日, 自然に陣痛発来し, 3120gの女児を出産.奇形, その他の合併症は全くみられなかった.
    高プロラクチン血症の原因は分娩後のCT scanで下垂体の片側の腫大をみとめ, プロラクチノーマと考えられた
  • 竹越 忠美, 羽場 利博, 高橋 貞夫, 木藤 知佳志, 得田 与夫, 馬淵 宏
    1987 年 30 巻 3 号 p. 263-267
    発行日: 1987/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    糖尿病患者における高脂血症の成因としてアポ蛋白CおよびEのイソ蛋白の機能の重要性が認識されるようになった.著者らは未治療糖尿病患者のVLDLアポ蛋白を等電点電気泳動 (IEF) で分析しアポE異常症 (アポE-5およびE-7) を有するII型糖尿病の2例を経験したので報告する.症例1: 47歳, 男, TC, TGはそれぞれ195,304mg/dlVLDL, IDLの増加, アポAI, Eは正常, Bは低値でアガロース電気泳動ではIV型, IEFではアポE-5を認め表現型はE5/3であった.同胞2名は高脂血症を認めたがE-5は有さず子供2人は高コレステロール血症を認めるもE3/3であった.症例2: 50歳, 男, TC, TGはそれぞれ223,224mg/dl, VLDL, IDLの増加, AIは正常, Bは低値, Eはやや高目でIEFではアポE-7を認め表現型はE7/3であった.発端者の父は正脂血症でE4/2, 母はE3/2で高TG血症を有していた.2症例とも虚血性心疾患はなかったがこれら変異アポEは高脂血症や動脈硬化の合併を高率に認めるとされており食事療法も含めて慎重な経過観察を要するとともにこれら変異アポEの遺伝子レベルでの解析が今後の課題と考えられる
  • 横溝 由史, 木戸 靖彦, 細迫 有昌, 今川 英二
    1987 年 30 巻 3 号 p. 269-273
    発行日: 1987/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    手指に発生した糖尿病性壊疽の報告は本邦では現在まで3例しかなく, まれなものと考えられるので, その1例を報告する.
    症例は59歳の女性で, 昭和56年, 検診で糖尿病を発見され, その後近医にて治療を受けていた.昭和60年2月, 肝機能悪化のため経口血糖降下剤の投与が中止された.その約1ヵ月後, 右第1指指尖部掌側に軽い刺創を負ったが, 約1週間後, 刺創部は壊疽に進展し近医で治療するも改善なく, 4月5日, 当科に入院した.
    入院時, 右第1指指尖部掌側の壊死, 悪臭, 排膿および基節部の腫脹を認めた.下肢腱反射, 振動覚はおのおの低下し, HbA1c 8.6%, 空腹時血糖230mg/dlであった.血管造影では患指のdigital arteryの閉塞を認めたが, 動脈硬化の所見はなかった.
    入院後, 壊疽は抗生物質, プロスタグランディンE1の経静脈的投与およびインスリンによる血糖コントロールの改善により, 約4ヵ月後に完治した.
    本症例の主因は糖尿病性末梢神経障害による痛覚閾値の上昇, 高血糖による易感染性およびdigital arteryの閉塞に伴う虚血性変化と考えられる.本症は下肢の糖尿病性壊疽に比し進展が早く, 手指が機能的に重要であることより早急な内科的治療が望まれる.
  • 遠藤 昌彦, 粟井 佐知夫, 米田 正也, 松木 道裕, 尾山 秀樹, 西田 聖幸, 堀野 正治
    1987 年 30 巻 3 号 p. 275-279
    発行日: 1987/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    皮下注射では1日総量約1,000単位におよぶ大量のインスリンでもコントロールできないインスリン抵抗性糖尿病患者でAprotininの併用が著効した症例を報告する.症例は20歳女性.15歳の頃, 急性発症し, 約1年間は中間型インスリン32単位程度でコントロールされていたが, その後, 感冒症状に伴い増悪し, 72単位まで増量してもコントロールできないため当院へ紹介された.第1回入院中には, インスリンの皮下注により血中フリー・IRIは著明に上昇するにもかかわらず, 最高340単位の投与でもコントロールできなかった。
    インスリン抵抗性の原因検索では, 抗インスリン抗体, 抗インスリン受容体抗体はいずれも陰性.グルカゴン, 成長ホルモン, コーチゾールなどの分泌も異常なかった.
    これらの結果から, この時点でのインスリン抵抗性は, インスリン受容体あるいは受容体以後の障害に起因するものと考えられた.インスリン投与法を皮下注から筋注に変更後寛解を示し, 44単位で退院した。
    約15ヵ月後, 再び増悪して入院したが前回とは異なり, インスリンの皮下注では血中フリー・IRIは上昇しなくなり, 血糖値も低下しないが, 静脈内投与では血中フリー・IRIの上昇と血糖値の低下が認められた.
    皮下注部位におけるインスリンの酵素的分解を疑い, protease inhibitorであるAprotininの併用を試みたところ著効し, インスリン投与量は併用前最高単位980から48単位まで減量された.
    現在まで約8ヵ月間, Aprotininの併用を続けているが重篤な副作用は認められていない
  • 真田 陽, 能登 裕, 森丘 里香, 宮本 市郎, 西村 泰行, 宮腰 久嗣, 服部 信
    1987 年 30 巻 3 号 p. 281-284
    発行日: 1987/03/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    In vivo, glucose bound to protein by aldimine linkage undergoes an Amadori rearrangement to form ketoamine (generically termed fructosamine). The present study was undertaken to investigate the clinical usefulness of fructosamine determinations in diabetic control. The fructosamine assay (in accordance with the methd of Johnson et al.) was based on the ability of the ketoamine-linked glucose of glycated protein to reduce the dye nitroblue tetroazolium and measurement of the subsequent change in optical density. The serum fructosamine concentration was measured in 52 diabetic and 16 control subjects. The diabetic sera showed significantly higher levels of fructosamine than the control sera (1.79±1.3 (mean±2 SD) mmol/l vs. 1.04 ± 0.4 mmol/l; p<0.001). Seruml fructosamine concentrations were significantly correlated with glycated albumin (r=0.708, p<0.001), glycated haemoglobin (HbA1c)(r=0.751, p<0.001) and fasting plasma glucose levels for the preceding two weeks (r=0.474, p<0.01) and four weeks (r=0.737, p<0.001). These data and a case stndy suggested that serum fructosamine concentration was an index of intermediate term (two to four weeks) blood glucose control.
    This fructosamine assay is simple and cheap, and may provide an additional useful tool for monitoring blood glucose control.
feedback
Top