糖尿病
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31 巻 , 5 号
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  • 竹内 節彌
    1988 年 31 巻 5 号 p. 375-376
    発行日: 1988/05/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
  • 勝又 一夫, 岡田 保, 太田 龍朗, 勝又 義直
    1988 年 31 巻 5 号 p. 377-383
    発行日: 1988/05/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    Sleep apnea syndrome (SAS) 28例について75gOGTTとIRI反応を検討したところ, 11例が糖尿病型, 10例が境界型を示し, 7例のみが正常型で, SASでは正常型が少ないことが明らかとなった.境界型GTTを示すSASでは, 7590GTT60分, 120分のDRI値が正常型のGTTを示すSASより高く, GTTの30, 60,120分における血糖値は正常型の血糖値より有意に高いので, 何らかのインスリン抵抗性の存在が示唆された.SAS28例の臨床的特徴と自律神経機能との関連を検討し, 以下の成績が得られた.また, 糖尿病と典型的なSASの合併例を呈示した.
    1) 安静時の心電図のR-R間隔の変動係数 (CV), Schellong test, 1日尿中のadrenalin, noradrenalin値およびSASの重症度を示すapnea numberはGTTでの糖尿病, 境界, 正常型の3グループ間で差はなかった.Schellong testは3例を除いて正常であったものの, SASではCVが2・0以下を示す症例が28例中11例にみられた.
    2) 糖尿病とSASの合併例11例の臨床的特徴として, すべてNIDDMで比較的軽症な糖尿病例であり, 自律神経障害の程度も軽いことが示された.従って, 糖尿病による重症の自律神経障害によってSASが生ずる可能性は我々のケースでは否定された.SASではGTTで異常を示す頻度が高く, 糖尿病とSASが密接に関連することが示唆された.
  • 芳野 原, 鹿住 敏, 岩井 正秀, 岩谷 逸平, 上野山 林造, 乾 明夫, 松葉 光史, 笠間 敏雄, 松下 正幸, 横野 浩一, 大槻 ...
    1988 年 31 巻 5 号 p. 385-391
    発行日: 1988/05/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    CS-514はコレステロール合成阻害剤のひとつで, 動物およびヒトでの血中コレステロールの低下作用が確認されている.本剤を高コレステロール血症を伴う糖尿病患者13例に投与した成績を報告した.全例血糖コントロールが安定したのち投与を開始, 食生活と生活習慣はその間変化しないよう指導した.CS-51410~30mg/dayの投与6ヵ月の間, 肝臓, 腎臓, および血液等に重篤な副作用はなかった.血清総コレステロール (Ch), トリグリセライド (Tg) およびリン脂質 (PL) はすべて治療開始1ヵ月目で有意に低下し, 6ヵ月まで持続した.超低比重リポ蛋白 (VL, DL) および低比重リポ蛋白 (LDL) の構成脂質も同様に低下.高比重リポ蛋白 (HDL)-Chは1ヵ月で前値に比し有意に高値となったが, 6ヵ月では治療前値にもどった.全経過を通じてVLDL, LDL, HDL各リポ蛋白分画中のCh/Tg, Ch/PL, PL/Tgには変化を認めなかった.HDL-Ch/apoA-I, HDL-Ch/apoA-II, 3√Tg/√apo C-II, 空腹時血糖, 糖負荷後のインスリン反応, ヘモグロビンAlcにも変化はなかった.以上, CS614はリポ蛋白の脂質組成および耐糖能に影響することなく血清脂質を低下させた.
  • 高橋 健二, 澤原 正彦, 岡崎 悟, 福田 哲也, 辻 孝夫, 山吹 隆寛
    1988 年 31 巻 5 号 p. 393-399
    発行日: 1988/05/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    I型糖尿病患者血中にみられる抗ラ氏島細胞質抗体 (ICA) の対応抗原における種交叉性を検討した.抗原臓器として, SD系ラット膵, C3Hマウス膵およびハマチのBrockmann小体を用い, それぞれのクリオスタット切片と, ヒト膵で検出された既知のICA陽性血清13例とを螢光抗体間接法で反応させてラ氏島の特異螢光を観察した.ラ氏島の陽性螢光を示す最終希釈濃度をもってその血清の抗体価とした.ヒト膵法による抗体価とそれぞれの膵での成績との間の相関をSpearman相関係数 (rs) を用いて検定した.その結果, ラット膵でrs=0.956 (p<0.001), マウス膵でrs=0.676 (p<0.05) とそれぞれ有意の相関を示したが, Brockmann小体では相関はなかった.
    以上より, ICAはヒト以外の動物種の膵と交叉反応性を有し, 特にラット膵とは特異的に反応することが判明した.したがって, ラット膵を用いたICAの検出が一定の条件下に可能と考えられた.
  • 山口 康宏, 熊本 悦明, 青木 正治, 佐藤 嘉一, 毛利 和富, 鬼原 彰, 谷内 昭, 後藤 義朗, 漆崎 一朗, 藪内 信治, 長井 ...
    1988 年 31 巻 5 号 p. 401-406
    発行日: 1988/05/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    糖尿病性インポテンス (IMP) の最も大きい要因といわれる神経障害を検索するため, 球海綿体反射伝導時間 (BCRL) および陰茎背神経伝導速度 (PDNV) を, 非IMP群9例, IMP群30例について測定した.さらにIMP群を勃起力低下に従い1型11例, II型6例, m型13例にわけた.BCRL異常例は非IMP群で0%, IMP群でI型9%, II型, III型がおのおの40%であった.一方, PDNV低下例は非IMP群で11.1%, IMP群ではI型36.4%, II型50%, III型69.2%であり, BCRLでは検出し得なかったpenile neuropathyをIMPの程度が強くなるにしたがいより高率に検出できた.さらに, PDNVと勃起能との関連を調べるため, 夜間睡眠時勃起現象 (NPT) を測定したところ, NPT≧20mmの正常例にくらべ, NPT<10mmの異常例ではPDNVが有意に低下していた.以上より, 糖尿病症例で, BCRL同様, PDNVを測定することは, 勃起に関する神経障害を診断する上で有用な検査であった.
  • 森本 康男, 谷口 洋, 山城 有機, 江尻 一成, 馬場 茂明, 有本 保文
    1988 年 31 巻 5 号 p. 407-412
    発行日: 1988/05/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    インスリン非依存型糖尿病 (NIDDM) における合併症の進展と補体との関連をみるために, NIDDM50名 (合併症なし31名, 糖尿病性網膜症5名, 糖尿病性神経障害7名, 糖尿病性網膜症および神経障害7名) および健常人27名のCH50, ACH50, C3, C4を測定し, また補体変動の意義を知るためにC3分解産物C3dも合わせて測定した.
    NIDDMではCH50, C3, C4は健常人27名に比べて有意に増加していたが, CH50, C3はNIDDM間においては合併症の有無による変化はほとんど見られなかった.一方C4は糖尿病性網膜症と糖尿病性網膜症および糖尿病性神経障害の両方を持つものは, 合併症のないものにくらべて高値を示した.ACH50はNIDDMと健常人に有意な差はなく, またNIDDM間でもその合併症の有無との関連は認めなかった.C3dも同様であった.C3d/C3は合併症のない糖尿病者では低下が見られたが, NIDDM間ではその合併症の存否にかかわらず有意差はなかった.
    以上よりNIDDMはで高補体を示し, alternative pathwayよりむしろclassical pathwayの関与が強く示された.またNIDDMにおいては, 補体の代謝遅延がみられたが, その合併症の進展には, 補体の産生亢進の関与が示唆された.
  • 今野 英一, 野村 誠, 坂東 一雄, 河盛 隆造, 七里 元亮, 鎌田 武信, 石橋 道男, 高原 史郎, 小角 幸人, 園田 孝夫
    1988 年 31 巻 5 号 p. 413-419
    発行日: 1988/05/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    Cyclosperin A (CsA) の膵β細胞機能に及ぼす影響を調べるため, 術後CsAおよびステロイドを使用し, 糖尿病を発症した4例の腎移植患者についてRe重rospec重iveに検討を行った (糖尿病群).この際平均CsA血中濃度 (trough level) は248±97ng/mlと高値を示していた.そこで術前正常耐糖能を有する腎移植患者 (n=6) に対して, 術後CsA血中濃度をモニターし, 血中濃度を100~200ng/mlに維持するようにCsA投与量を調節し, 術前・術後2週・術後6週の3回にわたって各種内分泌負荷試験を施行した.その結果, 経ロブドウ糖負荷時の血糖曲線をはじめ, Insulinogenicindex, 静脈内ブドウ糖負荷時のブドウ糖利用恒数 (k値), グルカゴン静注負荷時のCPR反応の, いずれの指標も術前, 術後で有意の変化を認めなかった (非糖尿病群).この際非糖尿病群のCsA血中濃度は, 119±44ng/mlと, 糖尿病群に比し有意に低値に保たれていた.
    以上より, CsAが高い血中濃度で維持された場合, ステロイド剤と相まって催糖尿病性に働く可能性が示唆され, 耐糖能障害の予防に血中濃度 (trough leve1) のモニタリングが有用であると考えられた.
  • 八尾 建史, 大谷 敏嘉, 古守 知典, 笠原 督, 栗城 篤, 北田 俊男, 平田 幸正
    1988 年 31 巻 5 号 p. 421-425
    発行日: 1988/05/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    インスリン依存型糖尿病 (以下IDDMと略す) が同じ日に発症したと思われる1卵性双生児の1組を経験した.
    症例は1卵性双生児の姉と妹で, 家族歴では母方の叔父にインスリン非依存型糖尿病 (以下NIDDMと略す) を認める.昭和54年5月9日 (11歳) 修学旅行中, 同じ日の同じ時間帯に口渇, 多尿を来しIDDMの発症をみた.1卵性双生児でIDDMを同じ日に発症したものは, 現在まで報告されていない.
    彼らはHLA-A2, A24, B35, Bw54, Cw3, DR4, DRw9を有し, HLAタイプの上からはIDDM発症のリスクの大きいものであった.
    同時発症に導いた誘因としては, 修学旅行中に2人とも清涼飲料水を多飲したこと, 菓子類の摂取が増えたことなどが考えられた.
  • 藤井 隆人, 井上 修二, 田中 克明, 永瀬 肇, 岡村 淳, 益村 真, 杉政 龍雄, 高邑 裕太郎, 永井 克也, 中川 八郎
    1988 年 31 巻 5 号 p. 427-429
    発行日: 1988/05/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    To investigate the role of the suprachiasmatic nucleus (SCN) in glucose homeostasis, the effects of electrical stimuration of the SCN on glucose metabolism were examined in female SD rats. Electrical stimulation caused hyperglycemia associated with elevation of plasma glucagon and no change of plasma insulin levels. These findings suggest that stimulation of SCN may produce hyperglycemia by facilitating glucagon secretion.
  • 1988 年 31 巻 5 号 p. 431-435
    発行日: 1988/05/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
  • 1988 年 31 巻 5 号 p. 437-455
    発行日: 1988/05/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
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