糖尿病
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34 巻 , 7 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 仁木 厚, 仁木 初美
    1991 年 34 巻 7 号 p. 565-570
    発行日: 1991/07/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
  • 増田 章吾, 老籾 宗忠, 春日 雅人
    1991 年 34 巻 7 号 p. 571-577
    発行日: 1991/07/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    我々は, 毛髪蛋白glycationが過去の任意の時点の血糖レベルを反映することを報告してきた.毛髪の成長速度を考慮にいれると, 12cmの毛髪glycationは, 1年間の平均血糖レベルを反映するのではないかと考えた.毛髪が12cm成長する1年間のうち3か月おきに採取した空腹時血糖HbA1cの平均値と12cmの毛髪glycationとの問には共に有意の正の相関を認め, 12cmの毛髪蛋白glycationは1年間の平均血糖レベルを示す新指標となることを確認した.また, 病歴より糖尿病が急性発症したと思われる患者の毛髪glycationを頭皮から0.5cm毎に区切って測定することによって, 糖尿病の発症時期を発症後の時点から遡って判定し, 糖尿病の発症様式を (1) 急峻に上昇した型および (2) 緩徐に上昇した型,(3) 極めて緩徐に上昇した型の3つの型に分けた.この糖尿病の発症様式にもとづき, その後の治療法を予測することがある程度可能になるものと考えられた.
  • 清水 弘行, 上原 豊, 根岸 真由美, 下村 洋之助, 深津 章, 高橋 正樹, 小林 功, 石井 秀和
    1991 年 34 巻 7 号 p. 579-584
    発行日: 1991/07/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    強力な抗酸化作用を有するプロブコール投与によるストレプトゾトシン (STZ) 少量頻回投与マウス糖尿病発症の予防効果について検討した.6週齢の雄性ICRマウスを1%含有飼料及び同一成分の標準飼料にて7日間飼育後, STZ (40mg/kg) を腹腔内へ連続5日間投与, 糖尿病状態とした.プロブコール投与は, STZによる血糖上昇を17日目まで有意に抑制するとともに, 血中インスリン濃度と膵インスリン含量の減少を阻止した.培養脾細胞を用いたリンパ球サブセットの検討においては, panT-cellを示すThy 1, 2陽性細胞がプロブコール投与群において有意に減少していたが, Lyt2やL3/T4陽性細胞の比率には変化がなかった.以上より, プロブコールは, STZ少量頻回投与後の脾におけるpanT-cell比率増加を抑制するとともに, インスリン分泌低下と高血糖を抑制することが判明し, プロブコール投与が, インスリン依存型糖尿病の発病予防に有用である可能性が示唆された.
  • 安田 斎, 谷口 雄三, 小林 伸行, 山下 真木夫, 久永 卓, 園部 正信, 前田 憲吾, 川端 徹, 寺田 雅彦, 畑中 行雄, 吉川 ...
    1991 年 34 巻 7 号 p. 585-591
    発行日: 1991/07/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    糖尿病性神経障害 (DN) の形態学的評価の手段としての皮膚生検の有用性を検討した.糖尿病患者 (n=29) の真皮無髄神経線維の密度は対照者 (n=11) に比較して有意に低<(p<0.01;142±75vs310±186/mm2), 軸索空胞化 (P<0.05;21±21vs7±16%) 及びSchwann cell clusterdevoid of axon (SCCDA)(P<0.01;22±27vs1±3%) などの電顕所見が有意に高頻度に観察された.さらに糖尿病患者のSchwann細胞基底膜多層化は知覚異常のある患者で, ない患者に比べ (P<0.05;61±18vs40±24%), 四肢痛のある患者で, ない患者に比べ (P<0.05;67±19vs45±24%) それぞれ有意に高頻度であり, SCCDAは四肢痛のある患者で, ない患者に比べて有意に高頻度 (P<0.05;57±34vs17±19%) であった.これらの成績は, 皮膚生検が安全かつ簡便な検査であることを考え合わせると, 皮膚生検がDNの病理組織学的評価の手段として有用である可能性を示唆するものと考えられる.
  • 朝比奈 崇介, 柏木 厚典, 池淵 元祥, 紀田 康雄, 小川 勉, 田中 逸, 吉川 隆一, 幸 男
    1991 年 34 巻 7 号 p. 593-598
    発行日: 1991/07/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    培養血管内皮細胞における過酸化水素分解活性と過酸化水素に対する障害性に及ぼす高グルコース効果をペルオキシダーゼ依存性 (アジ化ソーダ非抑制性) 過酸化水素分解活性と51Cr放出率を指標に検討した.ヒト臍帯静脈血管内皮細胞を高グルコース条件下で培養するとペルオキシダーゼ依存性過酸化水素分解活性は5.5mMグルコース条件下培養に比べ16.5mM, 33mMグルコースで各々対照の88%(P<0.01), 64%(P<0.001) に低下した.この高グルコース効果は同浸透圧のラフィノースまたはL-グルコースなどの非代謝性糖存在下では認められず, またアルドース還元酵素阻害剤 (SNK8601μM) 添加により正常化した.一方, カタラーゼ依存性過酸化水素分解活性は高グルコース条件下培養でも変化を認めなかった.4日間の33mMグルコース条件下培養により血管内皮細胞数は対照に比べ11%(P<0.05) 減少し, また51Cr放出率は20μM過酸化水素添加により5.5mMグルコース条件下培養群の1.5倍 (P<0.01) に増加し, 活性型酸素による細胞障害性の増強が認められた.
  • 1991 年 34 巻 7 号 p. 599-605
    発行日: 1991/07/30
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
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