糖尿病
Online ISSN : 1881-588X
Print ISSN : 0021-437X
ISSN-L : 0021-437X
40 巻 , 4 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 横山 宏樹, 大森 安恵
    1997 年 40 巻 4 号 p. 213-217
    発行日: 1997/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 雨宮 伸, 松浦 信夫, 佐々木 望, 星野 忠夫, 小児インスリン治療研究会
    1997 年 40 巻 4 号 p. 219-229
    発行日: 1997/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    〔目的〕 多施設共同研究における治療効果の判定に日本糖尿病学会 (JDS) 委員会報告に準拠した補正法によるHbA1c値 (JDS補正値) を用いることとし, HbA1c標準化の継続への問題点を施設問差の実態から検討した.〔方法〕 HPLC法使用の31研究会員施設, 2検査機関と暫定基準法 (KO40) 機関を対象とした、JDS一次凍結乾燥標品 (MC: a, b), この代替準一次標品として検討した (SC1: a, b) と (SC2: a, b, c), および各施設患者検体を, 各施設通常測定法とKO40の両方で実測値として求めた. MCのJDSが決めた表示値で2点補正し, 代替準一次標品のHbA1c値を補正前後の施設問変動係数 (CV) で評価した.患者検体についてもJDS補正値を求め, これは各施設JDS補正値とKO40JDS補正値との差の絶対値をKO40JDS補正値で除した百分率を相対誤差 (RE) で評価した.CV, REともに3%未満を標準化妥当域, 6%未満を許容域と判定した.〔成績〕 安定HbA1c (E-type) 測定法と不安定分画非除去HbA1c (N-type) 測定法があった. 各凍結乾燥標品の実測値の変動係数 (CV) は極めて大きかったが, JDS補正値ではE-type施設のSC1の各標品については1.3%未満となった. 一方, SC2各標品の補正効果は充分でなかった.各施設の患者検体JDS補正値とのREはE-typeでは14/16施設で6.0%未満にあり, 平均4.7%であった. N-typeでは平均RE=11.8%であった。機種メーカー間の誤差は僅かながらも存在したが, 準一次標品のSC1のKO40によるJDS補正値をJDS表示値とした場合, E-typeでの平均REは5.1%であった.また暫定基準測定 (患者検体集中測定) 機関との検体補正により, E-typeでの平均REは2.9%, N-typeでも平均RE=4.1%となった.〔結論〕 JDS補正値の採用により従来の施設間差は大幅に是正される. 一方, 今後代替準一次標品の設定法, 品質精度管理法の確立が望まれる. 患者検体集中測定とのREによる施設問差の評価は有用である.
  • 金内 雅夫, 川野 貴弘, 椎木 英夫, 藤井 謙裕, 土肥 和紘
    1997 年 40 巻 4 号 p. 231-236
    発行日: 1997/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    本態性高血圧症 (EHT) が先行したインスリン非依存型糖尿病 (NIDDM) 患者での腎症の初期病変について検討した.対象は, EHTが先行し, かつNIDDM発症後5年以内に腎生検が実施された18例 (男性13例, 女性5例, 平均56歳) である. EHTの発症年齢は平均42歳EHT発症からNIDDM発症までの期間は平均10.7年, NIDDM発症から腎生検までの期間は平均2.6年であった.なお, 糖尿病罹病期間を一致させた高血圧非合併の12例 (男性9例, 女性3例, 平均57歳) を比較対照に選んだ. 腎症の臨床病期 (厚生省分類), 眼底所見, および腎生検所見について検討した. 腎症の臨床病期は, 1期 (正常アルブミン尿) 9例, 2期 (微量アルブミン尿) 9例であり, 3期以上のものはなかった.糖尿病性網膜症の合併例は, 4例 (22%) にすぎなかった. 腎生検所見では, 糸球体びまん性病変 (Gellman分類) のDO度が8例, DI度が6例, DII度が4例であり, DIII度以上の症例は存在しなかった. 血管病変 (Takazakura分類) は, V0度が2例, VI度が11例, VII度が4例, VIII度が1例であった. 糸球体びまん性病変の程度は, 対照群に比して高血圧先行群で有意に高かった.EHTに続発したNIDDM患者での腎症は, 進行が高血圧によって加速されていると示唆される.
  • 荒木 勉, 下田 圭一, 東福 要平
    1997 年 40 巻 4 号 p. 237-241
    発行日: 1997/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    運動負荷心電図検査において負荷後にのみST変化が出現する症例が存在するが, 今回われわれは糖尿病患者における運動負荷後のST低下と心臓自律神経障害の関連について検討した.臨床上明らかな冠動脈疾患を合併していない糖尿病患者16例にトレッドミル運動負荷心電図を施行し, 負荷後にST低下が出現した陽性群 (P群, 6例) と出現しなかった陰性群 (N群, 10例) において, QTc時間, RR間隔変動係数123I-metaiodobenzylguanidine心筋シンチグラフィ所見を比較した。その結果, P群では全例でMIBG心筋シンチにおいて欠損を認め, 集積低下の程度はN群に比し有意に大であった (総スコア6.0: 3.0, p<0.05).心筋虚血と心筋肥大の関与は否定できないが, 糖尿病患者における運動負荷後のみのST低下が心臓自律神経障害を反映する一つの指標となる可能性が示唆された.
  • 椎名 哲子, 最上 康生
    1997 年 40 巻 4 号 p. 243-250
    発行日: 1997/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    ストレプトゾトシン糖尿病ラット (STZラット) における腎障害の発症機序を糸球体基底膜 (GBM) の微細構造, とくにpore sizeの変化の面から明らかにする目的で, 正常対照ラット群 (control群) ならびにSTZラット群 (STZ群) につき, 2週毎, 8週間にわたり尿アルブミン排泄率 (UAE) のほかtissue negative staining法 (太田の方法) を用いGBM緻密層に相当する部位のpore sizeを測定し, 同時に外透明層のanionic sites (AS) の数を算定した. UAEはcontrol群では変化しなかったが, STZ群では経時的に上昇し, 4週以降有意 (p<0.01) となった. STZ群のpore sizeの中央値は短径・長径ともにcontrol群に比し経時的に拡大した. Poresizeはcotrol群では分布に大きな変化はなかったが, STZ群では拡大したporeが2週後の早期よりみられ, 経時的にその割合が増加した.さらに, AS数はcontrol群では有意な変化はなかったが, STZ群では2週後より有意 (p<0.001) な減少を認めた.
    以上より, ラットを用いた実験的糖尿病性腎症では糖尿病状態となってから, 早期よりGBMのsize selectivityの変化が生じ, これがcharge selectivityの異常を増強させる可能性が示唆される.
  • 1997 年 40 巻 4 号 p. 251-270
    発行日: 1997/04/30
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 1997 年 40 巻 4 号 p. 272
    発行日: 1997年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
feedback
Top