近畿地区の大学・短期大学図書館における職員採用について行ったアンケートの結果と分析を報告する。調査内容は,2006年度の職員数,2005年度採用数,2007年度採用予定,採用の公募の有無,公募の告知方法,採用試験の時期と方法,利用する派遣会社名,司書を採用しない理由,司書を採用する場合に重要視する要件などである。結果から,非専任職員が増え続けていること,利用する派遣会社の多様化が進んでいること,採用には図書館の実務経験とコミュニケーション能力が,専門分野の知識とともに重視されていることがわかった。
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