運輸政策研究
Online ISSN : 2433-7366
Print ISSN : 1344-3348
8 巻 , 2 号
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研究
  • 厲 国権
    2005 年 8 巻 2 号 p. 002-014
    発行日: 2005/07/26
    公開日: 2019/05/31
    ジャーナル フリー

    経済・産業のグローバリゼーションの進展により,国際海上コンテナ貨物量の増加,輸送市場構造の変化,港湾間及び海運業者間競争等がもたらされている.それゆえに,国際海上コンテナ貨物を合理的かつ効率的に輸送することが求められ,港湾間の連携や海運業者のアライアンスと再編が進められている.一方,国際海上コンテナ貨物の国内における輸送は,トラック輸送に過度に依存している.交通事故,渋滞,環境問題等の原因になり得ることもあり,この非効率輸送の問題が指摘されている.

    本論文では,国際海上コンテナ貨物の国内陸上輸送を対象に,その状況及び問題点を整理するとともに,荷主の陸上輸送機関の選択要因を分析し,国際海上コンテナ貨物の陸上インターモーダル輸送システムの必要性と実現可能性について検討する.また,海外の港湾で行われている鉄道と海運の連携を紹介し,鉄道を利用した国際海上コンテナ貨物の輸送に関する対策を考察する.

  • 岡本 博
    2005 年 8 巻 2 号 p. 015-022
    発行日: 2005/07/26
    公開日: 2019/05/31
    ジャーナル フリー

    社会資本整備にあたって,厳しい財政制約の下で選択と集中により迅速なサービス提供を目指すとともに,説明責任を果たすことが求められる.本研究では,「ちゃくちゃくプロジェクト」と名付けられた実施例を通して,業績目標の設定と公表による事業のマネジメント方法について,効果と実施上の課題を明らかにする.この実施例は,道路整備事業に関し,①効果の高い投資計画を策定し,②個別事業単位で目標を設定・公表した上で,③徹底した進捗管理を行い,④目標の達成度を評価し計画を更新する.初めてサイクルを一巡し,関係者の連携強化,地域の協力,積極的なコスト節減,担当職員の意識向上といった大きな効果が明らかになった.

報告
  • 河越 真帆
    2005 年 8 巻 2 号 p. 023-030
    発行日: 2005/07/26
    公開日: 2019/05/31
    ジャーナル フリー

    航空自由化の風潮の下で,首都圏の国内空港の国際化,また空港間での国際線分担をどう実現させるか.こうした諸問題に関する事例として,本報告ではEC(European Community:欧州共同体)主導で自由化を推進した欧州航空市場におけるフランスのオルリー空港開放の経験を参照する.構成としては,国内線の拠点であるオルリー空港がどのような経緯を辿って国際化を迫られたのか,他のパリ空港との発着枠配分に関する制度がどう変化したかという2点を明らかにする.また,90年代前半の同空港開放の経験を踏まえて,空港国際化への示唆を行いたい.

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