繊維機械学会誌

訂正とお詫び

1988 年 41 巻 11 号 p. P593
発行日: 1988年
公開日: 2010/02/12

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj.41.11_P593

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コンピュータ画像処理によるピリングの評価

第2報ピリングの等級評価

近田淳雄, 梁傳信, 大越豊, 鳥海浩一郎

1988 年 41 巻 11 号 p. T152-T161
発行日: 1988/11/25
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj.41.11_T152

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目的コンピュータ画像処理により, ピリングの等級を評価するための方法を確立する.成果 1.等級の評価に必要なピリング特徴値の計算には, ピルの大きさのしきい値Taを推定しなければならない.このしきい値Taを決めるために次の3つの方法について検討し, いずれも妥当な方法であることを示した. (1) 試料のピルの大きさの分布曲線によりTa 区間を決める. (2) すでにTa を求めてあるJIS判定標準写真のピルの分布曲線と試料のピルの分布曲線とを比較して, Ta を推定する. (3) 試料及びJIS判定標準写真について, Ta 区間でTaを変化させて計算した平均面積の比較により, 試料の属するグループ(JISの写真) を決定し, そのグループのTaを用いる.2.ピリングの等級はピルの総面積あるいは総個数により判定できる.しかし, 試料の種類によっては両者の判定結果が一致しない場合もあるので, 総面積と総個数とを座標とする点で特徴値を表す二次元表示による評価を試みた.この方法によればピリングの等級は平面上の区間として表され, 等級の評価が比較的容易にできる.3.各試料について視覚による等級の判定を行ったところ, 個人差が大きく, 判定にはかなりばらつきがあるが, その等級の平均値は二次元表示による判定結果とほぼ一致した.

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紡績糸の耐摩耗試験における試験条件の検討

安藤文子, 金雄二, 高橋清久, 原川和久

1988 年 41 巻 11 号 p. T162-T168
発行日: 1988/11/25
公開日: 2010/02/12

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj.41.11_T162

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目的摩擦ピンの往復運動による紡績糸の耐摩耗性評価を対象とし, 摩擦ピンの直径D, ピンと糸との接触角θ, 糸に加える張力W及び往復運動の幅Sが, 紡績糸の摩擦疲労メカニズムと糸破断に至る摩擦仕事量Ebに及ぼす影響を検討した.成果先に開発した摩擦試験機を用い, ポリエステル繊維 (繊維長51mm, 2D) の太さ63texの紡績糸を試料とした. (1) θ=76°, S=25mmの場合, D<2.5mmの領域では試料糸の破断は糸中の繊維の切断に依存する.繊維の切断はDの増大とともに困難となりEbが増大する. (2) 2.5mm≦Dの領域では, 試料糸の破断は繊維の引抜きに支配される.繊維の引抜きによる糸の劣化は, Wによる撚の伝達によってある程度抑制され, その競合の結果として, Wが大きい方がEbが大きくなる. (3) D=2.5mmの場合, 25mm≦Sの範囲では, 試料糸の破断は繊維の引抜きに支配される.S=12mmになると逆に繊維の切断が支配的となり, Ebは著しく増大する.

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多品種・少量・短サイクルに適応した縫製機器の省力化

川口英

1988 年 41 巻 11 号 p. P559-P565
発行日: 1988/11/25
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj.41.11_P559

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試作装置による布の熱・水分移動特性と快適適応性の検討

松本義隆, 新保善正, 中村清光

1988 年 41 巻 11 号 p. P566-P575
発行日: 1988/11/25
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj.41.11_P566

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工業用本縫ミシンの上糸の運動挙動

第2報上糸の上糸調節器出口側での運動挙動及び出口と入口両側での運動挙動の同時測定

上野裕子, 堀野恒雄

1988 年 41 巻 11 号 p. P576-P585
発行日: 1988/11/25
公開日: 2010/02/01

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj.41.11_P576

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A lock stitch sewing machine for industrial use has been fitted with a quartz transducer and one or two specially designed attachments which analyze the motion of the needle thread to measure the thread dynamic tension of the needle side and the feed lenghth and the feed velocity of the thread at the outlet or the outlet and the inlet of the tension regulator during the sewing operation at about 200 to 2500 rpm.
The attachment consists of a rotary angular meter, a rotary encoder a V-pulley. The needle thread was wound around the pulley.
Two kinds of sewing experiments were carried out under constant force of 30 g to pull the bobbine thread through the shuttie tension spring.
The experimental results are summarized as follows :
1) Motion open angle of the needle thread, θ_s at the outlet of the thread tension regulator isalmost independent of the sewing speed. Values of the θ_s range about from 30° to 40°.
2) The extent of the motion angle of the thread θ_s-e expands with the increase of the sewing speed.
And, the time required for the motion of the thread becomes short.
3) The mean feed velocity of the thread in creases with the increase of the sowing speed.
4) From the above results, if the rotational speed of the arm shaft increases, the intermittent supply of needle thread at the inlet of the ten sion regulator will be transformed into the con tinuous supply.
5) In the case of high speed sewing, the needle

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エアジェットルームの準備工程

糊付技術の進歩の歴史 (その4)

深田要

1988 年 41 巻 11 号 p. P586-P590
発行日: 1988/11/25
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj.41.11_P586

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