巻号一覧
42 巻, 7 号
選択された号の論文の9件中1～9を表示しています
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1989 年 42 巻 7 号 p. P352a
発行日: 1989年
公開日: 2010/02/12
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1989 年 42 巻 7 号 p. P352b
発行日: 1989年
公開日: 2010/02/12
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上出 健二, 栗木 登美男, 高棹 滋, 四釜 康博1989 年 42 巻 7 号 p. T97-T105
発行日: 1989/07/25
公開日: 2009/10/27
ジャーナル フリー高速で, しかも連続的に, 高温瞬間熱処理と仮撚加工を組合わせた処理をPET繊維に施し, それらの工程の各段階におけるPET繊維の超分子構造, 染色性及び力学的性質の変化を明らかにすることを目的とする.紡速3.5km/minで紡糸したas-spunPET繊維を, 2個の中空ヒーターと1個のホットローラーを備えた熱処理機と, 2ヒーターの摩擦仮撚機を連結した試作装置を利用して, 加工速度600m/minの高速で, 高温瞬間熱処理/仮撚を連続で行った.工程の各段階で採取した試料についてX線回析, 示差走査型熱量計 (DSC) による熱的性質, 動的粘弾性の温度特性, 分散染料の吸尽率, 引張強伸度及び巻縮弾性率を測定した.その結果, (1) X線回析より求めた結晶化度, 結晶サイズ, 結晶配向度は熱処理過程中において急激に増大し, 仮撚過程では結晶化度, 結晶サイズは熱処理後の値とほとんど変らず, 結晶配向度は若干乱れる.各処理段階での結晶化度の変化は, DSCで測定した融解熱 (ΔHm) の変化にほぼ対応する. (2) 熱処理温度260℃において, 熱処理時間 (ta) が0.23s以下では, 無定形領域量は減少し, 分子鎖の充填密度は増加する.しかし, 0.66sの熱処理を施されたPET繊維の無定形領域量は僅かに減少するものの, 無定形領域中における分子鎖の充填密度は低下する.引き続く仮撚過程では無定形領域量は僅かに減少し, 分子鎖の充填密度は微増する. (3) 染料吸尽率は無定形領域の超分子構造の変化にほぼ対応し, 熱処理過程で一旦減少するが, 0.23s以上の熱処理で増加傾向に転じる. (4) 引張強度は熱処理の進行に伴い一旦上昇し, 次いで仮撚過程においてやや低下するものの3g/d以上を維持する.伸度は処理が進むにつれて実用的な範囲にまで単調に減少し, 高速の熱処理/仮撚連続工程で実用性のある常圧可染性PET仮撚繊維が得られる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1215K) -
(第4報) 従来のインターレーサを使用しない加工法の特性蝶野 成臣, 家元 良幸, 韓 佑官1989 年 42 巻 7 号 p. T106-T113
発行日: 1989/07/25
公開日: 2009/10/27
ジャーナル フリー目的空気噴流の糸への吹付けを糸軸方向に間欠的に繰返すことができる装置を用いて, 種々の加工条件が交絡数糸張力に及ぼす影響を明らかにすることにより, 本装置の加工特性について検討する.成果 (1) 本実験ては, 空気圧の増加は単に空気噴流の力の増加に対応する.従って, 空気圧の増加とともに交絡数は単調に増加する.かなり大きい空気圧の範囲では, 交絡数の増加の割合は減少し, 交絡数は一定値に漸近する.糸張力は交絡数と同様の変化を示す. (2) 回転半径が60mmの場合, 吹付け回数が20回/mでは, 糸速 (円板回転数) の増加に対し, 交絡数は一定値を取る.一方, 吹付け回数が50, 80回/mの場合には, 交絡数は直線的に減少する.これは, 空気噴射ノズルの周速度の増加により, 空気噴流の吹付け時間が短くなるためである.回転半径か30mmの結果では, 全ての吹付け回数に対し, 交絡数は一定となる糸張力の変化は, 交絡数の変化と同じである. (3) フィード率の変化に対し, 交絡数は最大値を有する変化を示す.この傾向は従来のインターレーサによる加工結果と同じである.交絡数か最大となる場合のフィード率は, いずれの吹付け回数の場合も1%である.糸張力はフィード率の増加とともに減少し, 交絡数と異なった変化をする. (4) ノズル高さの増加は, 糸に作用する空気噴流の力の減少と空気噴流か糸に作用する領域の拡大に対応する.従って, 交絡数は単調に減少する.糸張力はほぼ一定である. (5) ノズル直径の変化に対し, 交絡数は最大値を有する変化を示す.交絡数か最大となる場合のノズル直径は吹付け回数によって異なり, 吹付け回数が小さいほどこの値は大きい.ノズル直径の増加とともに糸張力は単調に増加し, 交絡数の変化と異なる. (6) 吹付け回数が20～30回/m以下の範囲では, 交絡数はほぼ直線的に増加する.吹付け回数がさらに増加すると, 空気噴流の糸に作用する効果が相互に干渉するため, 交絡数はこの単調増加の直線を下回る値を取る.糸張力は吹付け回数が30回/m以下では増加するが, その後一定値を示す. (7) 本装置における最大交絡数は, 空気圧が4kg/cm2のときは77個/mである.従来のインタ―レーサを用いた加工結果との比較から, 本加工法の実用化は充分可能である.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (945K) -
御船 直人1989 年 42 巻 7 号 p. P315-P324
発行日: 1989/07/25
公開日: 2009/10/27
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(第1報) 身体にタイトフィットのデザイン画山川 勝, 伊佐治 せつ子, 明石 温子1989 年 42 巻 7 号 p. P325-P334
発行日: 1989/07/25
公開日: 2010/02/12
ジャーナル フリーPresently, many computer systems are used for grading, marking, and cutting in apparel industry But there are almost no system which makes good use of patternmaking.
We have developed the computer patternmaking system which makes garment patterns automatically by input of the fashion drawing. Summary of this system is shown below :
1. First, rules for drawing fashion designs are regulated.
2. Next, we defined relationship between the fashion drawing and the real garment itself. For that purpose, we calculated the exchange ratios from the above two things. The exchange ratios were calculated by the following equation.
Exchange ratio=Actual measurement/Apparent measurement
Actual measurement : measured from the several parts on the real garment itself.
Apparent measurement : measured the same parts on the fashion drawing.
3. Using these exchange ratios, patterns for garment can be made easily by input of fashion drawing.
4. This system can also make some part pattens from the silhouette pattern.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2764K) -
(第1報) 原糸と糊剤フィラメントとの撚糸を用いる方法西村 太良, 山本 厚志, 井上 克己, 近藤 敬1989 年 42 巻 7 号 p. P335-P340
発行日: 1989/07/25
公開日: 2009/10/27
ジャーナル フリーA new method for warp sizing is attempted by means of twisting agent filaments. The method uses a running yarn composed of a warp yarn twisted with water-soluble vinylon (PVA) filaments. And the running yarn is passed between upper roller coated with rubber and lower roller wetted by warmed water, and then is transformed to a sized warp yarn with PVA filaments acted as agent.
This sizing treats at the temperature from 60°C to 95°C and at the speed from 10m/min to 30m/min with the running yarn twisting from 100turns/m to 300turns/m. The characteristics of the sized cotton yarn such as size add-on, penetration of PVA into warp yarn, mechanical properties, and abrasion resistace are evaluated. Under the condition of the water temperature more than 80°C, it is found that properties of these sized yarns are similar to those of conventonal sized yarns. The advantage of this method is providing the new simple sizing process.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2331K) -
田村 和子, 川崎 美穂, 田中 道一1989 年 42 巻 7 号 p. P341-P345
発行日: 1989/07/25
公開日: 2009/10/27
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その4繊維とセンサ山田 國廣1989 年 42 巻 7 号 p. P349-P352
発行日: 1989/07/25
公開日: 2009/10/27
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