繊維機械學會誌

綿業技術今後の課題

大西弘

1953 年 6 巻 1 号 p. 1
発行日: 1953/01/01
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.1

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毛紡績技術の展望

左納源一郎

1953 年 6 巻 1 号 p. 2-3
発行日: 1953/01/01
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.2

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化繊技術の現況と展望

鳥居規之

1953 年 6 巻 1 号 p. 4-5
発行日: 1953/01/01
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.4

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織機雜感

鈴木徳藏

1953 年 6 巻 1 号 p. 6-9
発行日: 1953/01/01
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.6

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ローラドラフトに関する研究(第3報)

藤野清久, 堀川明

1953 年 6 巻 1 号 p. 10-13
発行日: 1953/01/01
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.10

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研究目的牽伸むらの原因は非常に複難で、それらに関係するすべての因子を考慮して問題を解くことは困難である。我々はFosterの論文を参考とし、フロント、トツプローラの偏心による牽伸むらについて理論的な考察を試み、この種のむらが表わす傾向を明かにした。研究結果フロント、トジプローラの偏心によつて起るむらは浮遊繊維の存在によつて生じるもので.むらの週期は、トツプローラ回転の周期に等しく、牽伸比、偏心には無関係である。むらの大きさは牽伸比、繊維の性質、偏心、トツプローラとボトムローラとの半径比によつてきまり、特に牽伸比、偏心が最も顕著に作用し、それらの値が増せばむらは比例して増大する。繊維の性質による影響はそれ程大きくはない。トツプ、ボトム両ローラの半径比が増せばむらは双曲線的に減少する。エプロソバンドの圧力はバツクローラ側に対してフロントローラ側で大きくなるようにすれば偏心によるむらを少くすることが出来る。

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ドラフトの理論補遺

渡辺茂, 鈴鹿誠一

1953 年 6 巻 1 号 p. 14-17
発行日: 1953/01/01
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.14

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研究目的さきに発表した本報のミスプリントを訂正するとゝもに、ドラフトの自励振動作用による糸むらの波長および糸切れの限界を理論的に求めようとした。研究結果供給スライバが一様で、かつドラフト・ローラの整備が理想的であっても、ドラフト固有の特性によつて、ドラブト波が発生することは、すでにFosterが指摘したところであるが、こゝではスライバ・ダイヤグラムを用いてドラフト波の生威状況を調べその波長を計算した。その結果は條件に応じて非常に複難なドラフト波を発生するが、ドラフト比とゲージと供給スラィバのはじめの形さえ与えれば、簡単な作図と計算とによつて、糸むらのすべての状況を理論的に推測することができる。

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連続作動バキユームストリツパの研究

(第1報)ストリツパノズル特性の解析的研究

新津靖, 吉川障

1953 年 6 巻 1 号 p. 18-22
発行日: 1953/01/01
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.18

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研究目的従来のバキユームストリツパより遙かに少ない動力をもつて、針布の中に沈んだ短繊維、ネツプ.葉埃等を連続的に吸取り.均一良質のスライパを生成しようとする新型の連続作動パキユームストリツパを設計するため、先づ従来のストリツパノズルの吸込み特性を解析的に検討して改良の指針を得ようとした。研究結果1. 従来のストリツパノズルの吸込み特性を調べるため、ノズル尖端と針布底面の間の室気の流働状態を二次元ポテンシヤル流れとして解析した。2. ノズル尖端近傍の流線.等ポテンシヤル線、及び等速度線を与える関係式を求めて線図に表わした。3. 針布底面に浩う速度及びノズル軸上の速度を三つのノズルにつき計算比較した。これらの結果から従来のストリツパノズルは、連続作動用としては吸取り効果及び消費動力の点で不利な形状であることを明らかにし、改良に対する資料を得た。

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紡績用合成樹脂ローラ及びエプロンの研究

(第3報)弾性的性質の実験解析

奈良祐宏, 荒井溪吉

1953 年 6 巻 1 号 p. 23-26
発行日: 1953/01/01
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.23

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研究目的正しいドラフトを行なわせるためにはローラの把持力が問題である。皮ローラ、ゴムローラの繊維の把持力を測定するため、普通硬度計を使用しているが、この硬度計の結果をどう扱かつたらよいか、実験的にこれを求めて把持力を検討した。研究結果Duiometerの硬度はそのまゝ把持力を示さない。問題となるのは把持力である。把持力の点からいうと、寧ろ硬度はある程度高い方がよい。従来の皮ローラとゴムローラでは、性質が大分ちがうから皮の考えをそのまゝゴムローラに当てはめることはよくない。ある程度の荷重の変化によつて繊維を掴み加減が変わらないよろな、弾性的性質をもつたものがよい。

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表面の高さが変動する液の比重の遠隔測定

河田末吉, 伊丹皓

1953 年 6 巻 1 号 p. 27-29
発行日: 1953/01/01
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.27

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研究目的表面の高さがある範囲内で常に上下している液の比電の遠隔測定、自記記録あるいは制御を行うに適する比重計を作ることを目的としてこの研究を行った。研究結果上端を固定した蔓巻ほねの下に圧鉄粉心をつけ、その下に硬い針金、さらにその下に錘りをつけ、錘りを全部液の中に侵し、電気振動回路の一部になつている固定した鉛直コイルの中で鉄心か自由に動くような装置を作った。こうして液の比重の変化を、順次、錘りに対する浮力の変化、はねの伸び、鉄心の移動.電気振動回路のインダクタンス、真室管の陽極電流の変化にもつて行くことによって、液面の高さに殆んと無関係に0.001の比重の変化を遠隔測定することも可能となった。

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繊維篠切断機にわける切断長の調整装置

伊東義人

1953 年 6 巻 1 号 p. 30-31
発行日: 1953/01/01
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.30

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研究目的剪切型 (シャリンクカット型) 繊維切断機においてその切断長の変更又は調整を極めて微細の理度でも簡単に実施し得る機構を考案するを目的とした。研究結果機構はやや複雑であるが切断長の変更は勿論その調整か微細な程度まで容易に実施することが出来る。

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二重撚掛錘の一、二の構造

谷巖

1953 年 6 巻 1 号 p. 32-33
発行日: 1953/01/01
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.32

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研究目的実用性の高い二重撚掛錐の構造を探究し実用的価値について検べて見た。研究結果模型及び実用的な実物について一部試験し、他は推理的数値を出して何れも略々実用的価値の高いことを認めた。

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トリコツト経編機の経糸張力について

前田松夫

1953 年 6 巻 1 号 p. 34-36
発行日: 1953/01/01
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.34

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研究目的トリコット経編機の編成中の経糸張力の中で週期的に変化しない部分、即ち1コース間にわける極小張力の大きさを測定し、次ぎに経糸張力と編成密度及テンションバーの運動との関係を考察した。研究結果1.1コース編成中経糸が最も弛緩した時の張力Tcは、編成密度に依り異るが、同一密度の場合でも編成中変動を示す。2.密度と張力との関係は部分的には略々正比例するが、特定の密度以上では急に張力の増加を示す。3.Tcの変動はテンシヨンバーの運動に影響し、従って瞬間張力も編成中非週期的な変化が生じる。4.Tcの大きさは1/1トリコット、120d人絹糸使用、密度70course/in以下では1～4gである

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環状織機設計上の諸問題

野崎長二, 峯尾良知, 安藤国輔, 長谷川進

1953 年 6 巻 1 号 p. 37-43
発行日: 1953/01/01
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.37

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梳毛リング精紡機のハイドラフト装置

島田活宏

1953 年 6 巻 1 号 p. 43-44
発行日: 1953/01/01
公開日: 2010/02/12

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.43

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製品紹介

1953 年 6 巻 1 号 p. 45-48
発行日: 1953/01/01
公開日: 2009/10/27

DOIhttps://doi.org/10.4188/transjtmsj1948.6.45

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