芝草研究
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43 巻 , 1 号
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総説
研究論文
  • 山元 季実子, 米山 勝美
    2014 年 43 巻 1 号 p. 67-72
    発行日: 2014/10/31
    公開日: 2021/04/22
    ジャーナル オープンアクセス
    わが国のクリーピングベントグラス (Agrostis stolonifera L.) に苗立枯症状を引き起こすPythium属菌のP. aphanidermatum, P. arrhenomanesおよびP. volutumについて, その生育適温, 芝草・牧草類および各種作物の発芽後の幼苗における23℃と32℃での発病程度, さらに種子発芽への影響を調べた。菌糸伸長の最適温度はそれぞれ35℃, 30℃, 25℃であった。23℃または32℃の温度条件で発芽後の幼苗に対する接種試験を行ったところ, P. arrhenomanes は芝草・牧草類, イネ科作物およびネギに対して23℃よりも32℃で最も強い病原性を示した。P. volutum は芝草・牧草類に, 32℃よりも23℃で強い病原性を示した。P. aphanidermatum だけがマメ科植物であるアルファルファに32℃で苗立枯症状を引き起こした。本研究において, これら3種のPythium属菌は異なる生育・発病適温を示し, また宿主範囲にも違いが認められた。
短報
  • 藤野 智生, 小笠原 勝
    2014 年 43 巻 1 号 p. 73-75
    発行日: 2014/10/31
    公開日: 2021/04/22
    ジャーナル オープンアクセス
    クズの登攀茎と匍匐茎の直径および被登攀植物の茎の直径を栃木県内の4地点で調べた。
    その結果, 登攀茎は細く, 匍匐茎が太いことが明らかになり, 蔓の直径が登攀茎と匍匐茎への分化に関与していることが示唆された。また, 被登攀植物の種類は4調査地点で総計17種に及び, それらの植物の茎の直径は1.0mm (キンエノコロ, 大芦川調査地点) から9.2mm (コセンダングサ, 思川調査地点) の範囲に含まれていた。この結果から, クズの登攀茎の直径と被登攀植物の茎の直径に相関関係は存在せず, クズは隣接する他物に無作為に絡み付くことが明らかになった。
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資料
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