芝草研究
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44 巻 , 1 号
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総説
研究論文
  • 池村 嘉晃, 種石 始弘, 廿日出 正美
    2015 年 44 巻 1 号 p. 7-10
    発行日: 2015/10/31
    公開日: 2021/04/22
    ジャーナル オープンアクセス
    恒温器試験から得られたデータを基に, ケンタッキーブルーグラス, チューイングフェスク, トールフェスク, ペレニアルライグラスの寒地型芝草4種類の発芽モデルを作成した。また, 屋外試験を実施し, 測定した気温を気温モデル, 土壌温度を土壌モデルとし, 発芽モデルへ代入し, 発芽日を求め, 各種芝草播種から発芽までの日数を比較した。発芽モデルから求めた要発芽日数の短い芝種ほど, 発芽モデルの精度が高くなる傾向がみられた。特にWOSによく用いられるペレニアルライグラスでは, 気温からの予測値は, 実際と同じ播種7日後であった。地温から求めた発芽予測日が気温から求めた発芽予測日よりも早まる傾向にあったが, ほぼ同等であったため, 発芽モデルとしては気温を利用した方が利便性に優れると考えられた。
短報
実用記事
  • 藤野 智生, 小笠原 勝
    2015 年 44 巻 1 号 p. 15-17
    発行日: 2015/10/31
    公開日: 2021/04/22
    ジャーナル オープンアクセス
    クズ種子の発生消長・出芽深度・死滅に及ぼす莢の影響を野外のポット試験で調べた。クズ種子および未開裂の莢を2013年2月21日に, 0cm, 2.5cm, 5cmおよび10cmの深さに埋設し, 2013年10月28日まで, 継時的に出芽数を調査するとともに, 埋設8カ月後に種子の死滅をTTC法により調べた。
    その結果, 累積出芽数は種子区および莢区ともに2.5cm>5cm>0cm>10cm埋設区の順で多く, 10cm埋設区では出芽は全く観察されなかった。また, 埋設深が2.5cmの場合, 種子区では, 出芽は4月に集中したが, 莢区では, 4月から8月にかけて分散した。さらに, 種子の埋設深度と埋設状態 (種子が剥き出し状態で散布されているのか, 莢内に含まれた状態で散布されているのか) にかかわらず, 全ての種子の生存が確認された。以上の結果から, 莢は種子の出芽深度と死滅に影響しないが, 出芽期間を長期化させる機能を有していることが明らかになった。
報告
資料
講演要旨
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