芝草研究
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5 巻, 1 号
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  • 佐々木 晴美
    1976 年 5 巻 1 号 p. 5-10
    発行日: 1976/05/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 岡田 晟
    1976 年 5 巻 1 号 p. 11-17
    発行日: 1976/05/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 荒木 隆男
    1976 年 5 巻 1 号 p. 18-19
    発行日: 1976/05/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 土肥 勇
    1976 年 5 巻 1 号 p. 21-24
    発行日: 1976/05/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 第1報 各種芝草に対するMHの時期別処理効果について
    森 日出丸, 川添 永典, 小田 昭久
    1976 年 5 巻 1 号 p. 27-32
    発行日: 1976/05/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    1本研究は, 各種芝草に対し, マレイン酸ヒドラジドを異る時期に処理し, 芝草に対するその影響をみたものである。
    2コウライシバに対しては, 変色などの欠点もなかったが, 著しい抑制効果も認められなかった。
    3ノシバには, 5月に製品量にて0.5cc/m2処理により, すぐれた抑制効果を示したが, 高温時, 葉先が赤化した。
    4バーミューダグラスでは, 5~6月の処理が効果的である。
    5冬芝では, 秋処理の影響が翌春まで及ぶが, 抑制効果をあげるためには, 春季 (3月頃) に再処理した方がよい。
    6処理後の降雨または灌水は効果を著しく低下させたり, 抑制効果を無にするものである。
  • 第2報 ティフグリーンパッティンググリーンの春における交替の方法に関する試験
    森 日出丸, 川添 永典, 小田 昭久
    1976 年 5 巻 1 号 p. 33-37
    発行日: 1976/05/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    1) オーバーシーディングしたイタリアンライグラスパッティンググリーンと, ハイランドベントグラス+ニューポートケンタッキープルーグラス混播のパッティンググリーンから, ティフグリーンパッティンググリーンへ交替さサる方法を検討するため埼玉県で, 1974年4月27日と6月24日それぞれ処理した。
    2) 液肥および尿素による多施肥区は, オーバーシーディングした冬芝の存続を促進させた。しかし, 尿素はティフグリーンの被覆を速めた。
    3) 石灰窒素50g/m2処理区は散布ムラが生じ残効が短かいためオーパーシーディングした冬芝の再生が認められた。しかし, ティフグリーンの被覆率を促進させる。
    4) カーブ水和剤ai0.5g/m2単用またはマッターウェイと組合せた区が最もオーバーシーディングした冬芝を枯死させた。またティフグリーンの被覆が高い。しかし, 処理時ティフグリーンに萠芽がある時はカープ単用がよい。
    5) 無処理を含む他区はオーパーシーディングした冬芝からティフグリーンに交替するのがより遅い。
    6) ティフグリーンの被覆は6月24日処理より4月27日処理がより速い。そして被覆を速めるには冬芝を早く枯死させる方法とその後の窒素施用が大切である。
  • 田浜 康夫
    1976 年 5 巻 1 号 p. 39-45
    発行日: 1976/05/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    シバ黄化葉ならびにショウブ黄化葉について, 水耕および薬剤散布試験を行った結果, 次のことが明らかとなった。
    1シバ黄化葉はSNK酵素によって容易に回復するが, FePO4およびMgSO4では回復しない。一方, シバ黄化葉は微量要素を加えたKnop液によっては回復しないが, シバ黄化葉に極めて類似しているショウブ黄化葉は微量要素を加えたKnop液によって容易に回復する。
    2シバ黄化葉に有効なSNK酵素の稀釈限界濃度は5, 000から10, 000倍の間にあり, 30cm2当りの有効な散布量の限界は500から250mlの間にある。
    3シバ黄化葉はショウブ黄化葉のように無機成分の欠乏によって現われる病徴ではなくて, シバ体内の生活過程における何らかの有機成分の欠乏かまたはその機能障害によって引きおこされるものと考えられる。
  • 小林 堅志
    1976 年 5 巻 1 号 p. 47-52
    発行日: 1976/05/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    本試験はコウラィシバに生ずる葉枯れの病斑から分離される病原菌の2, 3の菌について接種試験を行い発病状況を観察したものである。
    (1) 分離された病原菌はHelminthosporium spp.が最も多く, 次いでCuruularia spp., Nigyospora spp.の順であった。この他に若干Phoma spp., Mucor spp., Fusarium spp., Penicillium spp.などが分離された。
    (2) 分離された菌のうち, Helminthosporium sp., Curvularia sp.およびNigrospora sp.を芝に接種した結果, その病原性はHelminthosporium sp.が最も強く, 次いでCurvularia sp.であり, Nigrospora sp.は非常に弱かった。
    (3) Helminthosporium sp.にCurvularia sp.またはNigrospora sp.を混合し接種した場合, Helminthospoyium sp.単独接種よりもNigrospora sp.を混合した場合にやや病原性は低下し, Curvulari asp.混合ではさらに低下した。
    (4) あらかじめHelminthosporium sp.を接種, 発病させたものにCurvularia sp.またはNigrospora sp.を接種した場合にはHelminthosporium sp.の病斑形成に影響は認められなかった。
  • ツトガの一種の生活史と発生経過
    吉田 正義, 森鳰 節男, 伊藤 裕海
    1976 年 5 巻 1 号 p. 53-61
    発行日: 1976/05/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    成虫の燈火誘殺数や各化期における卵・幼虫・蛹・成虫を各条件のもとで飼育して, ツトガの一種の生活史や東海地方における経過日数等を調査するとともにこの虫の防除方針について考察した。
    1成虫期に関する調査
    (1) 翅の開張は雄で19mm雌で22mm内外, 体長は雄で8mm雌で9mm内外の灰白色のガである。 (2) 成虫の寿命は雄で3~5日雌で5~7日で, 産卵期間は2~3日である。 (3) 成虫の飛来は午後7時20分頃から始まり, 8時~8時30分に最高に達したのち急激に減少した。3化期における成虫の飛来はこれよりやや早くなった。 (4) 成虫の飛来のピーク時を過ぎると成虫は芝草の上に降りて交尾し産卵した。 (5) 1化期の成虫は5月中~6月下旬, 2化期は6月下~8月上旬, 3化期は8月上~9月中旬, 4化期は9月下~11月上旬に採集され, 年間4回の発生があるものと思われる。その発生量はそれぞれ503, 841, 13426および1872頭であった。 (6) 産卵数は157.5個で非常に多く, 年間4回の発生であるので, 短期間に急激に密度を増加することが考えられる。
    II卵期に関する調査
    (1) 卵の長径は0.525mm短径は0.328mmであった。
    (2) 卵期間は30℃では5日, 25℃では7日, 20℃では10.3日であり, 8月上旬の室温では5日であった。ふ化は斉一であり, ふ化率も良好であった。
    III幼虫期に関する調査
    (1) ふ化当時の幼虫は暗褐色で短毛で覆われていて0.8~1.0mmであるが, 老熟して蛹化前には20mm内外に達する。 (2) 幼虫期間は室温で1化期では37日, 2化期では26日, 3化期では31日, 4化期では約230日であった。 (3) 幼虫による芝草の被害はその種類により顕著な相異がみられた。洋シバやコウライシバに比較して, ノシバの被害は軽微であった。
    IV蛹期に関する調査
    (1) 蛹期間は30℃Cでは7.2日, 25℃では9.2日であった。
    V芝草の被害の最も大きいのは8月~9月における3化期の幼虫による被害で, 短期間にグリーンやフェアーウェイの芝草を黄変することがある。越冬幼虫が多い場合は, 7月~8月における2化期の幼虫による被害が起る場合があった。
    VI芝草の被害が肉眼でわかるようになった時では防除を行っても被害を免れることはできない。この虫の防除を行う場合は, 1・2化期の早期における成虫の発生量に注意して, 発生量の少ないうちに防除を行わなければならない。
  • デイビス ウィリアム B.
    1976 年 5 巻 1 号 p. 63-66
    発行日: 1976/05/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 病害関係
    細辻 豊二
    1976 年 5 巻 1 号 p. 68-69
    発行日: 1976/05/25
    公開日: 2010/06/08
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