芝草研究
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5 巻 , 2 号
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  • 嶋田 饒
    1976 年 5 巻 2 号 p. 87-94
    発行日: 1976/11/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 星川 清親
    1976 年 5 巻 2 号 p. 95-100
    発行日: 1976/11/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 北村 文雄
    1976 年 5 巻 2 号 p. 103-108
    発行日: 1976/11/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    イ) 本実験は, 芝草の亜硫酸ガスに対する抵抗性とその季節的変異を究明することを目的として行われた。供試芝草として, シバ類4種 (のしば, ちゅうしば, からしば, ひめしば) , パーミューダグラス類2種 (コモン・バーミューダグラス, ティフグリーン) ベントグラス類2種 (ハイランド・ベントグラス, シーサイド・ベントグラス) を用いた。
    ロ) 芝草の亜硫酸ガス抵抗性はシバ類がもっとも強く, バーミューダグラス類が次いで強く, ベントグラス類はかなり弱い。
    ハ) 芝草の亜硫酸ガス抵抗性の季節的変異をみると, 総じて夏から秋にかけて弱く, 冬に強い。また, シバ類, バーミューダグラス類などの夏型芝は, 新葉期および秋季にも軽微な被害がみられた。
    ニ) 灌水による被害軽減効果は認められなかった。
  • 森 日出丸, 川添 永典, 小田 昭久
    1976 年 5 巻 2 号 p. 109-114
    発行日: 1976/11/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    1.頻繁に刈込みを要するRyegrassとKentucky bluegrassに対する生長抑制剤MH-30の草丈抑制の効果と窒素施肥との関係を, 草高, 刈取生草重, および芝草品質について検討した。
    2.RyegrassへのMHによる抑制効果は, N肥施用量にかかわらず, 30日位の持続性を示し, 0.3~0.5cc/m2で40~60%の抑制がえられた。
    3.しかし, 被覆度や色調でみた芝草品質は, MH処理により低下し, 被覆度は, N肥施用によりその低下を緩和するが色調には, N肥施用の差は認められなかった。
    4.Bluegrassでは, MHの抑制作用は, N肥施用にかかわらず20日位の持続性を示し, 0.3~0.5cc/m2では30~40%の抑制でRyegrassより鈍感であった。
    5.品質では, 被覆度でみると, Ryegrassほどではないが, MH処理により低下するがN施用により低下が少く, MHの障害を減じている。葉でみると, N施用がMH処理による変色に殆んど影響しなかった。
  • 川添 永典, 近藤 博英
    1976 年 5 巻 2 号 p. 117-121
    発行日: 1976/11/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    埼玉県において, 一般に9月上旬から中旬, 夏芝のグリーンヘオーバーシーディングする場合ターフ形成が速く高品質のグリーンができる。しかし, 時々ティフグリーンの生育が旺盛であるためオーバーシードした冬芝のターフ形成を妨害するので失敗することがある。そのため生長調整剤MH-30を製品量m2当り0.20.4, 0.6, 0.8, 1.0ccを稀釈水量200ccでオーバーシードする日の10, 7, 4, 1日前にティフグリーンへ散布し冬芝へのスムーズな移行を調べた。なおMH-30を処理したティフグリーンヘニューポートケンタッキーブルーグラス50gとハイランドベントグラス15gの混播を1972年9月3日オーバーシードした。そしてティフグリーンとオーバーシーディングした冬芝との競合およびオーバーシーディングした冬芝への障害を検討した。一方, 土壌20gを充填したぺトリ皿にMH-30を処理し直にペンクロスとニューボートをそれぞれ播種してこれら芝草の発芽や初期生育について影響を調べた。試験の結果を要約すると,
    1) MH-30処理区はティフグリーンの生育を抑制しとくに, 0.6cc以上の処理区で冬芝の幼草の生育はよく, 望ましいパッティンググリーンを形成した。無処理区において再生したティフグリーンはオーバーシーディングした冬芝の幼草を表面へ持ち上げられるため乾燥により枯死した。
    2) ペトリ皿試験ではニューポートの発芽や幼草の生育に対しMH-30による影響を何も認められなかった。しかしながら発芽が速いペンクロスは土壌中に残っているMH-30のため幼草がクロロシスとなり生育が停止する障害がある。しかし, ペンクロスの発芽率はMH-30処理により最後には高くなったので実際には問題がないと考えられる。
    3) 結論
    MH-30をm2当り0.6ccから1.0ccと稀釈水量200ccでオーバーシーディングする日の7から10日前ティフグリーン・パッティンググリーンに処理する方法はティフグリーンとオーバーシーディングした冬芝の幼草との競合を少なくするので高品質のパッティンググリーン造成を安易とする。
  • 宮寺 勉
    1976 年 5 巻 2 号 p. 123-129
    発行日: 1976/11/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    抗生物質ポリオキシンの発酵副産物として産出される乾燥発酵粕 (試料―1) および乾燥活性汚泥 (試料―2) の芝に対する肥効試験を行った。1975年6月30日から9月17日の間に実験を行い, 次の結果を得た。
    (1) 試料―1および2は魚粕, 菜種粕と同等またはそれ以上の肥効を示した。
    (2) 試料―1はこれと同様の肥料主成分組成の配合肥料より優れた肥効を示した。
    (3) 試料―2は試料一1より優れた肥効を示した。
    (4) 試料―1および2の100~1000g/m2の施肥量で, 肥施量の増加に伴って芝の生育量の増加が認められた。また, 1000g/m2の施肥量で“肥やけ”の現象は認められなかった。
  • 竹松 哲夫, 近内 誠登
    1976 年 5 巻 2 号 p. 131-137
    発行日: 1976/11/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    非選択型接触性除草剤の芝地応用の可否を検討する目的で, コーライ芝の生育期別処理, 根系発育に及ぼす影響, 回復性, 芝の種類別抵抗性および各種除草剤の分解~不活性化について検定した。
    1) コーライ芝の萌芽前 (休眠期) および萌芽直後処理では, グリホセートの安全性が高く, とくに萌芽前処理では, 50~200g/10aで全く無害である。グラモキソンは萌芽前処理150g/10a以下では安全であるが, 萌芽後の処理では, 50g/10aでも激しい薬害を示した。
    2) 芝の種類別薬害試験では, コーライ芝がノシバ, テフトンに比べて薬剤耐性が高く, また除草剤の被害度は, グラモキソン=グリホセート>DCPA≧DSMA>MCP=NIP=PCP=ベンタゾンの順に大きい。
    3) 薬剤処理後経時的に茎葉を切除し, 再生を観察した結果, グラモキソンでは処理3日以降の切除で再生が抑えられ, MCPでは4日後の切除で再生が抑えられる。グリホセートは処理2日後の切除で再生が80%抑えられ, 供試薬剤中最も影響が大きかった。DSMA, DCPAは無処理区と全く同じであった。
    4) 茎葉処理による枯殺限界濃度は, グラモキソン, 0.1%, グリホセート0.5%で, 他剤はいずれも2%以上であった。一又低濃度茎葉処理による根部発育におよぼす影響は, グラモキソン, グリホセート, MCPで認められたが, DSMA, DCPA, PCPでは全く正常であった。
    5) 土耕および砂耕による根系吸収による毒性は, 砂耕区で強く, とくにMCPによる新根抑制が強かった。グリホセート, グラモキソンの影響は弱く, とくに土耕条件では, 阻害活性が殆んどみられなかった。
    6) 土壌中における分解~不活性化 (残効性) は, グリホセート, DSMAがきわめて早いが, グラセキソンの高薬量 (500~1000g/10a) では6日~16日以上の阻害活性を示した。これは1年生植物を供試したものであるが, コーライ芝にたいしては処理直後から害作用がみられなかった。
  • 阿津沢 新二, 細辻 豊二
    1976 年 5 巻 2 号 p. 139-142
    発行日: 1976/11/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    1) CAT剤の春先き芽出し期の薬害発生の原因について実験した。
    2) その結果, 薬量, 溶解水量, 芝草の生育度 (根長) により薬害の発現が著しく異なることを知った。
    3) 薬剤散布後, 少量の水を追加散布しても薬害の軽減にならず, また薬害発生後に, 薬害回復促進の方法は発見できなかった。
  • 村田 道雄, 阿津沢 新二
    1976 年 5 巻 2 号 p. 143-148
    発行日: 1976/11/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    1) イソキサチオンのシバに対する感受性を, 27品種について実験した。
    2) Cynodon系は割合に感受性が高く, Zoysia系, Agrostis系には感受性のやや高いものもあったが, Poa系およびFestuca系には全く感受性が認められなかった。
  • 奥富 一夫, 吉田 正義
    1976 年 5 巻 2 号 p. 151-159
    発行日: 1976/11/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    芝草の重要害虫であるウスチャコガネの防除に関する知見を得る目的でその生活史, 発生経過, 生態および各種薬剤の幼虫に対する防除効果等について調査した。
    (1) 成虫が地上へ出現する期間は4月中旬~5月中旬で, その最盛期は4月30日であった。成虫は昼行性で, 雄は芝草の上を群飛し地上で交尾する。雌は産卵のため口中でも潜土する個体が多い。成虫の性比は雄2に対して雌1.1であったが, 芝草の上を群飛する個体はほとんど雄であった。
    (2) 成虫の雌雄の体長はそれぞれ10.4mmと10.3mmであった。触角の片状部の大さは雄では1.75mm, 雌では0.74mmで, この長さを比較することにより雌雄を区別することは可能であった。成虫の寿命は14.2日であった。
    (3) 芝草地に卵がみられるのは4月下旬~5月下旬の期間であった。卵期間は室温で22日, ふ化率は95%でせい一であった。卵の大きさは長径が1.38mm, 短径が0.96mmの楕円体であるが, 吸水成長をしてふ化近くなるとその体積は2.6倍に増大した。
    (4) 芝草地ではふ化した幼虫は5月中旬頃から出現する。幼虫は芝草の根を食害して成長し2令虫は6月下旬, 3令虫は7月中旬頃から現れる。3令虫はさらに摂食して成長するが, 9月下旬以降になると摂食活動をやめて3令の後期に入り越冬する。幼虫の生息する土壌層は比較的浅く, 3令虫の場合でもその平均値は7cmであった。
    (5) 野外で採集された幼虫の頭幅の頻度分布は0.95~1.20mm, 1.59~1.81mm, 2.41~3.15mmの3つの山が認められ, 幼虫は3令を経て蛹化した。1令虫は5月中旬~6月中旬, 2令虫は6月下旬~7月中旬, 3令虫は7月下旬~3月上旬に採集され, 3令は非常に長期にわたった。
    (6) 蛹化は3月中旬頃から行われ, 蛹期間は20℃で18日, 羽化率は80%であった。
    (7) 芝草地でこの虫による被害が明らかになるのは芝草の新芽が伸びる4~5月の頃で, 草丈の高い芝草が白く枯れあがりそこに成虫の群飛がみられるようになって始めて被害に気付くのであるが, この被害は一般には見過されがちである。被害を受けた芝草地を刈れば枯れた跡地が斑点状になって現われるため, 病斑と混同され易くその被害は意外に大きい。
    (8) 日中芝草の上を飛翔している成虫はほとんど雄であって, この雄の飛翔が目立つようになって始めて殺虫剤散布が行われている実状である。この時期における薬剤散布では遅きに失するわけである。この虫の防除を行うには成虫の発生の初期から残効性の強い農薬を散布するとか, 散布回数を増加する方法をとって雌を対象に防除を行う必要がある。
    (9) この虫の若令幼虫の生息する土壌層は比較的浅いので, 5月中旬~6月中旬の期間これらの若令幼虫に対してダイアジノン, スミチオン, カルホスの各乳剤の1000倍液を1m多平方当り2l散布することにより, 幼虫の防除も可能と思われる。
  • 田浜 康夫
    1976 年 5 巻 2 号 p. 161-164
    発行日: 1976/11/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    広島県八千代カントリークラブの新設されたレークサイド1番コースのラフにおいて, モザイク病徴をもつノシバが観察された。この病害は茎葉に黄白色の斑紋を生じ, 開葉能力の低下による巻葉の状態を示し, さらに葉の奇形が認められた。本病は呼接によって, ノシバおよびコウライシバに伝染した。
  • 角田 三郎, 福井 親孝
    1976 年 5 巻 2 号 p. 166-167
    発行日: 1976/11/25
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
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