芝草研究
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6 巻 , 2 号
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  • 池本 三郎
    1977 年 6 巻 2 号 p. 99-104
    発行日: 1977/11/01
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 古谷 誠治
    1977 年 6 巻 2 号 p. 105-111
    発行日: 1977/11/01
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 森 日出丸, 川添 永典
    1977 年 6 巻 2 号 p. 113-117
    発行日: 1977/11/01
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    1) 本研究は, オーパーシーディング用草種としてのペレニアルライグラス品種の適性を, そのターフの品質および踏圧に対する抵抗性から評価しようとしたものである。
    2) 被度では, コモンが早く低下し, リン, パーコアーがこれに次ぎ, ペンファィンがもっとも長く高い被度を維持した。
    3) 1月~2月の葉色は, ペンファィンとパーコアー, リンが濃緑色で, マンハッタンとスプリンターはやや淡緑色であった。
    4) マンハッタンとペンファインは, 葉が細かく, 密度の高い良好なパッティングサーフェスを作った。
    5) Cuttabilityは, マンハッタンとペンファインがすぐれ, コモンとリンは, 白い繊維が多く残る。
    6) パッテイングクオリティは, イタリアンライグラスはもっとも劣り, マンハッタンとスプリンターがもっともすぐれていた。
    7) ローラー転圧による踏圧抵抗性の高いペレニアルライグラスは, マンハッタンであり, 次いでペンフアイン, スプリンター, リン, パーコアー, コモンの順に抵抗力が落ち, イタリアンライグラスは, もっとも弱い。
  • 小林 堅志, 沖本 陽一郎
    1977 年 6 巻 2 号 p. 119-124
    発行日: 1977/11/01
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    本実験は微生物サッチ分解物質 (微生物分解剤S) の微生物活性とサッチ分解力, 土壌ミクロフローラに対する増殖効果について検討した。
    微生物サッチ分解物質は乾燥物中に微生物を飽和に含み, 微生物は有機物を分解する一般微生物である。
    この微生物サッチ分解物質の効果を, 殺菌土壌, 非殺菌土壌および芝刈かす混合土壌中のミクロフローラであるTrichoderma属, Rhizopus属, 細菌類および放線菌類を選択培地を用いた稀釈平板法で試験した。
    筆者らは経過時間ごとに殺菌土壌中の糸状菌数の変化を調べたところ微生物サッチ分解物質を加へなくても糸状菌数は増加した。したがってこの処理におけるミクロフローラ数への影響はよくわからなかった。
    糸状菌ではTruchoderma属とRhizopus属が増加した。細菌ではこの物質の処理によって, 初期に急速な増加を示した。
    非殺菌土壌中の糸状菌と細菌数は微生物サッチ分解物質の処理によって増加した。さらに芝刈かす混合土壌では全てのミクロフローラ数が著しく増加した。
    ミクロフローラの中で, Trucgiderma属, Rhizopus属は後期に増加した。しかし細菌類はこの処理では増加しなかった。
  • 竹松 哲夫, 竹内 安智, 土屋 秀士
    1977 年 6 巻 2 号 p. 125-131
    発行日: 1977/11/01
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    (1) MHの各塩のなかでC-MHが最も高い生理活性を有し, 様々の環境条件下で作用が安定しているのでこれを実用化合物として選抜した。
    (2) 春, 夏および秋季に多年生雑草の茎葉に0.5~1%のC-MHを噴霧処理した。秋季処理は翌年地下部の繁殖器官からの再生を完全に防止した。春季処理ではハルジョン, ナガハグサなどは著しい生育抑制を受けた。夏季処理ではほとんどの多年生雑草は一時的にやゝ生育を抑制されるがその後回復して除草効果は全く認められなかった。しかし, 処理の1週間後に地上部を切除または茎葉処理除草剤で枯殺すればその後の再生を防止できた。
    (3) 供試の芝生のなかで, コウライシバはC-MHの影響をやゝ受けるが無~小害であった。しかし, 夏季にC-MH散布後刈込みをした場合, 分けつおよび葉数が増し生育は抑制されたが密な芝生になった。ノシビはコウライシバよりも影響を受け易く, かなりの被害があった。ベントグラスはさらにはげしい被害を受け枯死することもあった。むしろ更新の際に利用できる可能性がある。
    (4) C-MHは土壌表面に落下したとき降雨や灌水により表層0~3cm以内に分布したが, 土壌中で微生物により1週間位で分解~不活性化した。この分解はMH→NH4+→NO3-の径路をたどってすみやかに自然に還元されて土壌を汚染するおそれは全くない。
    (5) 秋季, C-MHを多年生雑草の茎葉に処理すると, 1週間位でMHが地下部に高濃度移行~蓄積して早春の萌芽時まで安定のまゝ存在し生育を阻害する。
    なお, 夏季の処理で散布後放任では効果がなくその後の刈込みで除草効果が大きいことの原因はC-MHが地上部でかなり分解されるためとみられる。さらに, タバコの腋芽抑制作用にみられるように, MHが細胞の分裂には阻害作用が大きいのに対し細胞の伸長には影響が少ないという作用特性も重要な要因と考えられる。
  • 吉田 正義
    1977 年 6 巻 2 号 p. 133-138
    発行日: 1977/11/01
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    (1) 近年シパットガによる芝草の被害が大きく, わが国の各地で問題になっているが, これまで種名が不明であったため発生の原因がつかめず, 芝草の管理上の重要な害虫となっていた。
    (2) この虫はカナダ農林省の六浦晃博士および米国農林省のFerguson博士によれば, 学名をPediasia (Crambus) teterrellusZINCKEN, common nameをbluegrass webwomという芝草や牧草の重要害虫で, 米国の中・東部に分布しているものである。今度わが国に侵入して芝草に大害を与えているので, シバツトガの和名を提案しているものである。
    (3) この虫による芝草の被害は実に巨大であるから, 被害を受ければ誰でもそれに気付くので, この虫のわが国における侵入の時期およびその経路を考える場合は, 被害の歴史について調査する必要があろう。
    (4) わが国における最初の被害は三田ゴルフ場 (兵庫県三田市) のコウライシバで起った。三田市の千刈ゴルフ場では1964年に日本で最初にティフトンシバ (328・419) を, 米国ジョウジア州のティフトン市から輸入している。
    (5) 著者らがこの虫の同定に使用した標本は, 浜松シーサイドゴルフ場のティフトンシバから採集したものである。この芝は米国から千刈ゴルフ場に輸入したものを, その翌年の1965年に移入して繁殖させたものである。
    (6) したがって, この虫がわが国に侵入した経路として, 米国のSouthern Turf Nurseries社 (Ga.Tifton, USA) →千刈ゴルフ場→浜松シーサイドゴルフ場という線が確認される。
    (7) その後ある会社によるティフトンシバの大量の輸入が始まり, これらの芝が他の芝のNurseryに混植されるようになって, シバツトガはわが国に伝播したようである。生芝のような植物を輸入する場合は, 各方面にわたって充分に調査研究したうえ慎重に行う必要があろう。
    (8) ティフトンシバ (328・419) の繁殖力は旺盛であるので, 耕土が深く散水と施肥を充分にすれば, この虫の加害を受けても被害は現れにくいが, コウライシバの被害は顕著である。
  • 廿日出 正美, 三嶋 公明, 吉田 正義
    1977 年 6 巻 2 号 p. 139-144
    発行日: 1977/11/01
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    芝草を加害するガ類に対する有効的な殺虫剤を探索するために, 15種類の市販品・開発途中にある殺虫剤を用いてシバヨトウ・シバツトガに対する残効的殺虫効果を調べた。
    1.シバヨトウ・シパットガに対する残効性を比較するとS-3151, karphos (EC) およびortran (WP) はきわめて優れた効果を示し, 次にEPN, diazinon, sumithion, S-5602, salithion, paputhionの順に効力の低下が認められた。
    2.これらガ類の防除剤としては乳剤・水和剤が粒剤・微粒剤より優れた殺虫力を示した。
    3.B・T剤“Dipel”のシバヨトウに対する殺虫力は1~2令幼虫では優れた効果を示したが, 令期の進んだ5令幼虫ではその効果は激減した。
  • 田浜 康夫
    1977 年 6 巻 2 号 p. 145-151
    発行日: 1977/11/01
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    中国・九州の12ゴルフ場のコウライシバから分離した九つの菌を使用して, コウライシバへの接種試験を行った結果, 次のことが判明した。
    1) 胞子懸濁液中における有傷接種を行ったところ, Curvularia lunata (Wakker) Boedijn, Trichoderma sp., Phomasp., Fusariumsp.およびTrichoderma viridePers. ex Fr.の5菌が感染による病斑を形成したが, Curvularia verruciformisAgarwall et SahniおよびPenicillium purpurogenumStoll var.rubri-sclerotiumThomの2菌は感染しなかった。なお, 接極一カ月後においても病斑はさほど拡大しなかった。
    2) 米ヌカ・フスマ培地の培養菌をシバの土際に敷き, 有傷で6月に接種を行ったところ, Curvularia verrueiformisAgarwall et Sahni, Cnrvularia lunata (Wakker) Boedijn, Penicillium purpurogenumStoll var.rubri-sclerotiumThom, Trichodermasp., Phoma sp., Fusariumsp., Pithomyces maydicus (Sacc.) M.B. EllisおよびTrichoderma viridePers.ex Fr.の8菌が接種した一部の個体に感染性を示した。Fusarium oxysporumSheld. emend Snyder et Hansenは感染しなかった。
    3) 米ヌカ・フスマ培地の培養菌をシバの土際に敷き, 有傷で2月に接種を行ったところ, Fusarium oxysporumSheld. emend Snyder et Hansen, Curvularia verruciformisAgarwall et Sahni, Penicillium purpurogenumStoll var.rubrisclerotiumThom, Phomasp., Fusariumsp., Pithomyces maydacus (Sacc.) M.B. EllisおよびTrichodeyma viride Pers. ex Fr.の実験に供した8種のすべての菌に, またすべての接種個体に病徴が発現し, その症状も激しかった。
    4) 米ヌカ・フスマ培地における培養菌のコウライシバに対する有傷による接種は極めて有効であり, さらにまた接種時期において, その感染性に差異のあることが判明した。
  • 村田 道雄, 阿津沢 新二
    1977 年 6 巻 2 号 p. 153-158
    発行日: 1977/11/01
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    1.第1報で報告したポット試験の結果, 感受性の高かったヒメコウライシバ, ティフグリーン, ティフウェイを用い, ゴルフ場の圃場において感受性を調査した。なるべく薬害がでやすい条件とするため, 実際に殺虫目的で使用する投下量, 散布濃度よりはるかに高いものとし, 安全量限界を推定できるように設計した。
    2.ヒメコウライシバは, 2g/m2および6g/m2で感受性を示さなかった。
    3.上記試験の2g/m2区にさらに4g/m2, 6g/m2区は10g/m2の追加散布をすると, いずれの区にも感受性が現われた。これは投下薬量によると考えるよりも, むしろ散布液濃度 (稀釈水量) の影響と考えられる。
    しかし, この薬害は一時的症状で, 地下部に影響を与えず, 間もなく回復した。実際使用量の2g/m2以内ならば薬害の危険はない。
    4.ティフグリーンでは, 2g/m2および6g/m2で感受性を示した。しかし, この感受性も一時的な症状で地下部に影響を与えず, 速やかに回復した。2g/m2似内ならば薬害の危険はない。
    5.ティフウェイでは, 2g/m2および6g/m2でティフグリーン以上の感受性を示した。この場合の回復はティフグリーンより遅れるので, 2g/m2似上は使用を控える方が安全である。稀釈水量はできるだけ多くすることが望ましい。
  • 阿津沢 新二, 細辻 豊二
    1977 年 6 巻 2 号 p. 159-161
    発行日: 1977/11/01
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    1) 融雪を目的として加工されている3種類の製品を取り上げ, 温度変化に及ぼす影響の基礎研究を行なった。
    2) その結果深度0cm (表層) および深度2cmまでの温度上界はA剤が最も強く, ついでC剤がよく, B剤は砂とほぼ同等であった。
    3) しかし深度4cm以下になるとその差はほとんど生じなかった。
    4) 温度下降はほとんど3製品間には差は認めなかった。
    5) 融雪 (促進) 剤は表層の温度が最も重要な条件と考えられるので, A剤が最も有効のように考える。
  • 江原 薫
    1977 年 6 巻 2 号 p. 164-165
    発行日: 1977/11/01
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 柳 久
    1977 年 6 巻 2 号 p. 167-175
    発行日: 1977/11/01
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
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