可視化情報学会論文集
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26 巻 , 11 号
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  • 干場 恵美子, 稲垣 照美, 穂積 訓, 干場 英弘
    26 巻 (2006) 11 号 p. 105-113
    公開日: 2006/11/30
    ジャーナル フリー
    本研究は, 新しい温度調節法として, 生物生態情報を利用したシステムの基本的な設計指針を実験的に検討したものである. 社会性昆虫である, ミツバチ(A. mellifera )やマルハナバチ( Bombus ignites )の巣内における温度調節の機構に着目し, その温度ゆらぎのモードを赤外線サーモグラフィーや熱電対で可視化・計測した. ミツバチの巣内では, 多数のハチがランダムに移動しながら体温を変化させて巣の温度を調節した. 巣内の温度は 34 °C を境に一日周期で上昇・下降し, その変動パターンのパワースペクトルには, 低周波域に 1/f のモード, 高周波域に 1/f2 モードがあることが明らかになった. 一方, マルハナバチの巣では, ハチはほとんどの時間を繭上で保温行動をしていたが, しばしば採餌のために巣を離れた. 繭内の温度はおよそ 27 - 29 °C で, パワースペクトルの全域に 1/f2 変動モードがあることが明らかになった. これらの結果を基に, 生物生態情報を模擬した新しい温度調節システムの可能性について考察した.
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