可視化情報学会論文集
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26 巻 , 5 号
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  • ノナカ ジョルジ, 酒井 晃二, 金澤 正憲, 小山田 耕二
    26 巻 (2006) 5 号 p. 33-42
    公開日: 2006/05/31
    ジャーナル フリー
    線積分畳込法(LIC)は,強力なベクタ場可視化手法として広く実用性が認められている.しかしながら,この手法は多大な計算機能力とメモリリソースを必要とする.領域分割による並列分散処理は,この様な計算対象において効果的であると認識されているが,LICに関してはベクタデータの分布によって負荷分散が不均一となる可能性がある.この原因として,境界や特異点を含む領域ではLIC計算に用いる流線が途中で寸断されることなどがあげられる.負荷分散を均一化するための前処理として,格子毎の計算量分布を評価することが必要となるが,全格子を対象とした前処理は現実的ではない.そこで,本論文では前処理としてサンプリングされた格子においてLIC計算を実施し,その結果に基づいて領域分割を行う負荷分散手法を提案する.提案手法のサンプリング格子は,全格子の一部であるため前処理コストは全LIC計算コストに比べて格段に小さい.また,前処理でのLIC計算結果は,元のボリュームデータを利用するため,本計算において再利用することが可能である.このため前処理のオーバーヘッドを軽減することが期待できる.さらに,この手法は入力データおよびLICアルゴリズムに変更を加える必要がないため,現在提案されているLIC拡張手法との併用も期待できる.我々は,分散メモリ型並列計算機環境において,この負荷分散手法を様々な格子サイズで検証し有効性を示した.
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