テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
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19 巻, 56 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1995 年 19 巻 56 号 p. Cover1-
    発行日: 1995/10/27
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 目次
    1995 年 19 巻 56 号 p. Toc1-
    発行日: 1995/10/27
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • スリーニワース T., 宮崎 保光
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 56 号 p. 1-6
    発行日: 1995/10/27
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    波長分割多重光通信システムにおいて、広いチューナブル特性、狭通過帯域、低サイドローブなフィルタ特性を有すデバイスが要求される。この特性は、不均一SAWにより制御する導波型光デバイスにより実現できる。本論文では、テーバSAW導波路により制御する集積型光方向性結合器を提案し、その解析を行う。テーバSAW導波路と光方向性結合器の解析のための基本式の定式を行う。
  • 石井 公彦, 宮崎 保光
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 56 号 p. 7-12
    発行日: 1995/10/27
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    ファイバ型増幅器に代わる次世代の光増幅器として希土類イオンドープガーネット結晶薄膜を用いた集積型光増幅素子を提案する。我々は、これまで通信波長1.55μm帯における導波路型光増幅素子の実現を目的とし、Er^<3+>を1.3at.%ドープしたYGG薄膜光導波路をスパッタによりYAG基板上に作成し、その諸特性の評価を行ってきた。今回は、薄膜の吸収スペクトルとしてEr : YGG/YAGスラブ導波路の光伝搬損失の波長依存性を測定し、Er^<3+>の吸収帯である0.98μm帯および1.48μm帯における最適励起波長を決定した。また、素子の三次元化に向けて、Er : YGG薄膜上にZnOを装荷した三次元導波路を考え、等価屈折率法によるモデル解析を行った。
  • 李 述, 宮崎 保光
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 56 号 p. 13-20
    発行日: 1995/10/27
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    MAN(metropolitan area network)の規格として、DQDB方式がIEEE802.6委員会に採択された。DQDBが次世代の高速ネットワークとしてますます注目をあび、いろいろな面から研究されてきた。しかし、現在までの性能評価においては、ほとんどがシミュレーションの手法を用いている。僅かの報告では、理論解析について試みられていた。本研究では、簡単かつ精度の良い近似手法を考案し、従来から用いられている独立条件と幾何分布の仮定の上に、平均リクエスト到着率を導入し、DQDB方式の解析を行なった。計算結果がシミュレーションと良く一致し、本手法は簡単の上に、DQDBシステムの振舞いをよく表していることが示され、解析モデルの正当性および解析手法の有効性を確認した。
  • 後藤 信夫, 宮崎 保光
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 56 号 p. 21-28
    発行日: 1995/10/27
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    音響光学素子からなるマトリックススイッチ等の光集積回路素子において素子間および波長間のクロストーク低減, 挿入損失低減のためには導波路パターニングの高精度化が不可欠である。本報告では, ステッピングモータ駆動の簡易型レーザ描画装置においてマスクパターン作製精度向上をめざした検討を行う。xyステージのゆらぎ, 振動の計測を行い機械的特性を明らかにする。次に, フィードバック制御の基礎として, PIDフィードバック制御によるステージ駆動を行い, 変位計測の分解能である±40nm以内の精度でパターニングの制御ができることを実験的に示し, さらに, ±5nm程度以下の精度の実現するための検討を行う。
  • 中村 浩史, 藤崎 晃, 大越 春喜
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 56 号 p. 29-36
    発行日: 1995/10/27
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    相互位相変調法(XPM法)と自己位相変調法(SPM法)で、分散シフトファイバ(DSF)の1550nm付近における非線形定数の測定を行った。DSFのランダム傷波状態における非線形屈折率は、XPM法では平均で2.31×10^<-20>m^2/W、SPM法では平均で2.62×10^<-20>m^2/Wと測定され、従来の同様の方法による値とほぼ一致した。しかし、この結果から、直線偏波における理論値を求めて比較すると、XPM法で3,47×10^<-20>m^2/W、SPM法で2.95×10^<20>m^2/Wとなって一致しない。したがって、理論、実験両面からの検討を要する。今後は、SPM法、XPM法において例えば波長分散の影響も考慮するなど、測定条件の吟味が必要であると考えられる。
  • 芹澤 善積, 宮崎 滋, 清水 克洋, 鈴木 諭, 盛光 守, 増井 修, 松島 徹
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 56 号 p. 37-44
    発行日: 1995/10/27
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    光ファイバ心線および電力用光ファイバ複合架空地線(OPGW)における伝送遅延時間変動特性が、32Mbpsのパルス伝送により測定され、変動の支配的要因である温度の影響が明らかになった。恒温漕で測定された40kmの光ファイバ心線の温度による伝送遅延時間変動係数は49ps/km/℃であった。また、往復257kmのOPGW回線で実測した伝送遅延時間変動は回線付近の平均気温でよく表せ、変動係数は62〜68ps/km/℃であった。これをもとに、光ファイバ網による時刻同期網の適用性を検討した。
  • 黒野 正裕, 伊澤 清順, 栗原 雅幸
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 56 号 p. 45-52
    発行日: 1995/10/27
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    落雷の多い北陸電力石川総合制御所管内のOPGW(光ファイバ複合架空地線)40kmを対象に、常時および落雷時の偏波変動を測定し、偏波変勤特性を評価した。その結果、落雷による偏波変動が測定期間中(2カ月半)に51回検出された。偏波変動の継続時間は2〜5msec、立上り時間は50〜200μsec、波尾は数kHzの減衰振動を示し、最も大きい変動では偏波状態が反転する位置まで達した。また、LLS(落雷位置標定システム)落雷検出位置および送電線トリップの記録との比較から、OPGWの観測ルートから数10km離れた落雷でも偏波変動が発生することが判明した。
  • 山下 育勇, 土肥 達郎, 青海 恵之, 金岡 泰弘, 阪本 正律
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 56 号 p. 53-60
    発行日: 1995/10/27
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    電力用通信に適した光通信方式として、光の伝搬方向を波長により区別し伝送する無中継もしくは1中継の双方向波長多重伝送をとりあげ、これに適した光増幅器として、2つの波長選択性光カプラ(WSC)の分岐端子を、2つの光アイソレータを介して接続した方向選択光回路を用いた構成と、4つのWSC就の分岐端子をリング状に接続し、1つのEDFAでブリッジする構成を提案した。前者はEDFの双方向性を利用した簡易な構成であり、後者は1中継に限定しているため高利得構成が可能である.また1.53μm帯と1.55μm帯を伝送波長とし、各波長のビットレートを2.488Gbt/sとした2波長及び8波長多重伝送実験を行いこれら増幅器の特性を評価した。
  • 佐々木 亮, 式井 滋, 酒井 哲弥, 和田 朗
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 56 号 p. 61-66
    発行日: 1995/10/27
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    サブキャリア多重などのアナログ光ファイバ伝送系において、レ-リー散乱光の往復による雑音の発生が問題になる。今回、レーリー散乱光量を連続可変できる疑似実験系における雑音が、実際のレーリー散乱光の往復による雑音とほぼ一致することを確認した。この結果より、アナログ用信号光源と同等の-155dB/Hz程度の相対強度雑音を得るためには、レーリー散乱光が-30dB以下でなければならないことがわかった。また、レーリー散乱光の偏波消光比を調査し、レーリー散乱光が偏波スクランブルされていることも確認した。
  • 田代 至男, 大島 勇, 藤崎 晃, 大越 春喜
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 56 号 p. 67-72
    発行日: 1995/10/27
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    エルビウムドーブ光ファイバアンプ(EDFA)の性能向上のために、様々な検討がなされている。本報告では、高出力な半導体レーザ励起光源を複数用いた、双方向励起方式の高出力光ファイバアンプの開発について述べる。またこのEDFAの低雑音化の検討をおこない、980nmと1480nmの励起光源を組み合わせることにより、NFを低減した。さらに、この高出力光ファイバアンプの応用として、光信号伝送路であるエルビウムドーブ光ファイバ(EDF)と光部品のファイバの特性を検討し、EDFAとしての波長分散を考慮し分散シフト型EDFA(DS-EDFA).および信号光の偏波を保持したまま増幅する偏波保持型のEDFA(PM-EDFA)についてもあわせて報告する。
  • 原稿種別: 付録等
    1995 年 19 巻 56 号 p. App1-
    発行日: 1995/10/27
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
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