Venus (Journal of the Malacological Society of Japan)
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71 巻 , 1-2 号
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原著
  • Roland Houart
    原稿種別: 原著
    2013 年 71 巻 1-2 号 p. 1-11
    発行日: 2013/01/31
    公開日: 2016/05/31
    ジャーナル オープンアクセス
    ニューカレドニアからLitozamia acares n. sp. とSiphonochelusTrubatsawolffi n. sp.を新種として記載した。Litozamia acares n. sp.については,この属として初めて歯舌と蓋についても図示し,形態を記載した。近年,ツノオリイレ亜科は2つの異なるグループからなる多系統群であることが示されているが,形態的に区別は困難であり,Litozamia属については分子データによる裏付けがないため,仮にツノオリイレ亜科に含めた。この属には従来5種類が知られていたが,T. rudolphi(Brazier, 1895)の異名とされていたL. longior(Verco, 1909)は原殻の形態などから有効な種であることを認め,本新種と合わせて7種となった。一方,Siphonochelus属については,属内の種の詳しい検討の結果,Trubatsa亜属を有効なタクソンと認め,さらに近年の研究者によってこの亜属の異名とされていたChoreotyphis亜属もTyphinapavlova Iredale, 1936単一種を含む有効な亜属とみなした。
  • Paul Callomon, Amanda S. Lawless
    原稿種別: 原著
    2013 年 71 巻 1-2 号 p. 13-27
    発行日: 2013/01/31
    公開日: 2016/05/31
    ジャーナル オープンアクセス
    主に貝殻と歯舌の形態に基づいてスジマキイソニナ属(新称)Lirabuccinum Vermeij, 1991の現生種の再検討を行い,黄海から見出された1新種を記載した。さらに,関連するタクサのタイプを検討し,Searlesia constricta Dall, 1918, Euthria hokkaidonis Pilsbry, 1901 とE. fuscolabiata E. A. Smith, 1875のレクトタイプを指定した。
    Lirabuccinum dirum (Reeve, 1846) スジマキイソニナ
    属のタイプ種,カリフォルニアからアラスカまでのアメリカ西岸に分布。
    Lirabuccinum fuscolabiatum (E. A. Smith, 1875) エゾイソニナ
    北海道から東北沿岸太平洋側,日本海,および朝鮮半島南部に分布。土佐湾からも記録がある。Fususmodestus Gould, 1860 [non philippi, 1844]トバイソニナ,Searlesia constricta Dall, 1918チョウセンイソニナは異名。
    Lirabuccinum hokkaidonis (Pilsbry, 1901) ホソエゾイソニナ(新称)
    本種はエゾイソニナの亜種,あるいは近年は主に異名として扱われてきた。今回,タイプ標本を初めて図示し,多くの標本を比較することにより,両者は独立した種であることが明らかとなった。本種はエゾイソニナよりも細長く,縦肋がより細く密に並ぶ。これまで北海道北西岸から男鹿半島の間の海域からのみ採集されている。
    Lirabuccinum musculus n. sp. コネズミツノマタ(新称)
    見かけ上イトマキボラ科の種に類似するが,軟体部の外部形態と歯舌の形態から本属に含まれることが分かった。タイプ産地(山東省威海沖の黄海,水深 30~ 60 m)からしか知られていない。
    これらの種を貝殻の形態で詳しく比較すると,まず貝殻の厚さでスジマキイソニナが北西太平洋産の3種と著しく異なる(前者の方が厚い)。また,貝殻断面でみた殻口内の螺状襞の構造などにも両者に明らかな違いが認められ,太平洋の両岸で大きく分化している可能性が示された。しかし,歯舌や軟体部外部形態の違いに大きな違いがないことから,属レベルで区別するためには化石種との比較などのさらなる証拠が必要である。
  • 矢野 重文, 多田 昭, 松田 春菜
    原稿種別: 原著
    2013 年 71 巻 1-2 号 p. 29-37
    発行日: 2013/01/31
    公開日: 2016/05/31
    ジャーナル オープンアクセス
    徳島県阿南市の石灰岩地で採集されたムシオイガイ亜科貝類を精査したところ,クチキレムシオイガイ属Cipangocharaxの未記載種と判断されたので,これを記載した。
    Cipangocharax ananensis n. sp. アナンムシオイガイ(新種,新称)
    殻高 2.16 mm,殻幅 3.79 mm(ホロタイプ)。殻は扁平な円錐形で螺管は円く膨らむ。胎殻は1.7層,平滑で黄白色~薄い赤褐色を呈する。後生殻は2.0層で成長脈が密に現れる。頸部のくびれは緩く,頸部から比較的長い呼吸管が縫合に沿って後方に伸びる。殻口は大きく,斜めのハート形を呈し,殻口縁は肥厚してやや外方に広がる。殻口上部は湾曲した外唇縁によってやや扁圧される。内唇の壁唇部は体層に密着し,軸唇縁に向けて屈曲する。蓋は石灰質で厚く,直径約 1 mm,厚さ 0.4 mmの円柱形を呈し,周縁に溝を有する。内側はキチン質の膜で覆われ,光沢を持ち,中央部には僅かな突起様のふくらみが見られる一方,外側は角質の膜で覆われ,中央部がわずかに凹む。
    本種は,同じく徳島県で採集されるクチキレムシオイガイ属のクチキレムシオイガイC. biexcisus及びトウゲンムシオイガイC. kiuchiiと殻形が類似するが,これらに比べて僅かに大型で,上部が扁圧されたやや横広で大きな殻口を有する点,目立たない突起を中央に持つ石灰質の厚い蓋を有する点によって区別でき,クチキレムシオイとは殻口壁唇部と体層が接合する点でも区別できる。本新種の発見により,日本には本種を含めてクチキレムシオイガイ属6種が認められることになり,このうち徳島県からのみ見つかっている種は3種となる。殻形の比較に用いたクチキレムシオイガイについては,徳島県指定希少野生生物に指定されているため,許可を得て採集を行った。
  • 奥谷 喬司, 藤倉 克則, 渡部 裕美, 小原 泰彦
    原稿種別: 原著
    2013 年 71 巻 1-2 号 p. 39-47
    発行日: 2013/01/31
    公開日: 2016/05/31
    ジャーナル オープンアクセス
    「しんかい6500」第1234潜航によってチャレンジャー海淵近傍のマリアナ海溝陸側斜面,水深 5620 mからシロウリガイ類の未記載種が発見されたので新種として記載した。
    Calyptogena (Abyssogena) mariana n. sp. マリアナシロウリガイ(新種・新称)
    殻長 119.0 mm,殻高 37.8 mm,殻幅 29.1 mm(ホロタイプ)。殻は薄く,著しく左右に偏圧されている。殻頂は低く,前から20–25%の所にある。交歯はやや弱く,右殻の主歯と殻頂下主歯はハの字型に配列し,左殻の殻頂下主歯は逆U字型で鈍い後背主歯がある。套湾入は極めて浅いが,套線は前閉殻筋痕の直下から発し,樹枝状の二次接着線が顕著である。本種は南海トラフの約水深 3800 mから知られるカイコウシロウリガイC. kaikoi Okutani & Métivier, 1986に近似するが,両殻はやや膨れ,交装が異なり,分子系統解析からはカイコウシロウリガイおよび大西洋ロガチェフ熱水域に分布するC. southwardae Krylova,Sahling & Janssen, 2010と近縁であると推測される。
    大型の1個体(パラタイプ# 4)は交装が異様で従来の何れの属定義にも合致しないが,これが怪我または病理学的な畸形か,特殊な老成期をあらわすものかは定かではない。
  • 内田 里那, Bakhtiar Effendi Yahya, Abdul Hamid Ahmad, Arney Sapaat, 冨山 清升
    原稿種別: 原著
    2013 年 71 巻 1-2 号 p. 49-59
    発行日: 2013/01/31
    公開日: 2016/05/31
    ジャーナル オープンアクセス
    2010年10月1日から2010年12月1日までの2か月間,マレーシアボルネオ島の北部,サバ州において,陸産貝類の調査を行った。13か所の調査地を選択し,見つけ採りを行った結果,39種の陸産貝類が得られた。13か所の調査地のうち3か所が石灰岩地帯であった。石灰岩地帯では,非石灰岩地帯と比べて種数が豊富であった。3か所の石灰岩地帯からは,それぞれ異なるノタウチガイ属の種が見つかった。この結果は,ノタウチガイ属に知られる高い固有性を支持する。本調査により,種名を同定できない標本が採集され,サバ州においてこのグループの分類学的検討が不十分であることを示唆した。
    日本を含む世界中に分布を広げている,Bradybaena similaris (Rang, 1831)オナジマイマイとSubulinaoctona (Bruguière, 1792)オカクチキレガイは,熱帯のサバ州においても,人為的に環境が改変された場所で生息が確認された。
  • 濱田 佳奈, 武田 直樹, 多々良 有紀, 緒方 大地, 中島 美貴, 園原 哲司, 浦部 美佐子
    原稿種別: 原著
    2013 年 71 巻 1-2 号 p. 61-79
    発行日: 2013/01/31
    公開日: 2016/05/31
    ジャーナル オープンアクセス
    侵略的外来種であるコモチカワツボについて,栃木県那須塩原市塩原町(那珂川水系箒川),千葉県千葉市(稲毛海浜公園),神奈川県平塚市(馬入公園),神奈川県湯河原町(千歳川),滋賀県彦根市(八坂町)の5箇所で,その生息環境を測定し,貝の生息密度との関連性を調べた。調査は,2007年および2010年の8~9月に行った。その結果,コモチカワツボの密度は水深が浅い所で高い傾向にあり,また,さまざまな流速の流水中に生息がみられた。八坂町では,琵琶湖に流入する小水路に高密度での生息がみられたが,湖岸部には分布していなかった。塩原町と湯河原町では河川に温泉排水の流入が見られたが,すべての生息地で夏季平均水温は25℃(本種の生息可能水温の上限とされる)を越えなかった。従って,温泉排水による水温上昇は,むしろ秋~春の低水温期に本種の生息環境を改善していると考えられた。千葉市の水路では夏季の最高水温が33.3℃に達したが,高密度での生息が見られた。水質(DO,pH,EC,NH4-N,PO4-P,Ca2+)と密度の関連性には明らかな傾向は見いだせなかったが,DOとCa2+に関しては,既報の生息下限に近い値の地点にも高密度の生息が確認された。室内実験によって高水温耐性を調べた結果,滋賀県彦根市甘呂町産の個体は31℃の温度条件下で2週間以内に大部分が死滅したが,千葉市産の個体はすべて実験終了まで(3週間)生存した。甘呂町の個体の大多数は千葉市の個体と同一のハプロタイプであり,温度耐性の差は遺伝的差異によるものではなく,馴化によって生じた可能性が考えられた。以上の結果より,今後,コモチカワツボが温泉を有する北日本の水系,南日本,適切な温度・溶存酸素条件を具えた湖沼に分布を広げる可能性を指摘した。
  • 大垣 俊一
    原稿種別: 原著
    2013 年 71 巻 1-2 号 p. 81-95
    発行日: 2013/01/31
    公開日: 2016/05/31
    ジャーナル オープンアクセス
    Population traits of two species of oysters, Saccostrea cucullata (= S. mordax) and Saccostrea kegaki were investigated every year from 1991 to 2011. The study site was located near the northern limit and around the center of the geographic ranges of S. cucullata and S. kegaki, respectively. The recruitments of these species fluctuated significantly year to year. The new recruits of S. cucullata often disappeared before joining into the older-year cohort, whereas those of S. kegaki constantly merged with the older-year cohort. The growth increment in shell length of S. cucullata was 5–10 mm / year up to 40 mm in shell length and that of S. kegaki was 5 mm / year up to 15 mm, and the growth of the both species slowed down subsequently. The age of S. cucullata of 60 mm in size and that of S. kegakiof 20 mm in size were estimated to be 15 and 4 years, respectively. The ratio of dead empty shells of these species in the field decreased in winter when the density of their predator, muricid gastropods, decreased. The ratio of empty shells with holes drilled by the muricids was 36% for S. cucullata and 30% for S. kegaki. Of these shells, the proportion of juveniles (<10 mm) was 83% in S. cucullata and 8% in S. kegaki. The survivorship curves suggested that the mortality of juveniles of S. cucullata was higher than that of S. kegaki. Mass mortality of S. cucullata occurred after a period of extremely low air temperature in January, 2011, during which the temperature was the lowest in the last 30 years. In contrast, the effect of this cold wave on S. kegaki was not serious. The decrease in air temperature was drastic compared to that in the water temperature, and the mortality of S. cucullata was higher at higher littoral levels, suggesting a more serious effect from air temperature than from water temperature. The population ecology of Saccostrea cucullata thus shows characteristics of a tropical species at the northern front of its range, in that the recruitment was inconsistent and the adults were vulnerable to episodic cold weather, compared to the temperate congeneric species S. kegaki.
  • 高見 明宏
    原稿種別: 原著
    2013 年 71 巻 1-2 号 p. 97-103
    発行日: 2013/01/31
    公開日: 2016/05/31
    ジャーナル オープンアクセス
    The karyotypes of three lotic snails, Semisulcospira kurodai, S. habei and S. fluvialis were surveyed at 3 localities in Japan, including the type locality of respective species. The observed diploid chromosome number was as follows: Semisulcospira kurodai 36, S. habei 18, S. fluvialis 26. Chromosome numbers and karyotypes were different from one another. Their karyotypes were different from three lotic species reported previously.
短報
  • 松田 春菜, 上野 大輔, 長澤 和也
    原稿種別: 短報
    2013 年 71 巻 1-2 号 p. 105-108
    発行日: 2013/01/31
    公開日: 2016/05/31
    ジャーナル オープンアクセス
    沖縄島西部沿岸域で採集されたウリザネブンブクPlatybrissus roemeriの背面に見出されたハナゴウナ科貝類をHypermastus roemeriana n. sp. ウリザネブンブクヤドリニナ(新称)として記載した。本種はグアム島から報告されたH. mareticolaに殻形,特に外唇の形状や成長痕の出現パターンにおいて近似するが,殻頂近くの後成殻がより細い点,各層の側面の膨らみが弱い点,上部がやや狭い細長い殻口を有する点,成長痕付近に茶色い斑点が形成される点などから区別される。ブンブク類に寄生するハナゴウナ科貝類として,本種はオカメブンブクヤドリニナ“Balcisechinocardiophilaに次いで日本で2番目の報告となる。
    ホロタイプ:殻長9.21 mm; 殻径2.47 mm(NSMT-Mo 77935),真栄田岬,水深33 m。パラタイプ#1:殻長7.49 mm; 殻径2.15 mm (NSMT-Mo77936),真栄田岬,水深33 m;パラタイプ#2:殻長2.93 mm; 殻径1.01 mm (NSMT-Mo 77937),万座沖,水深20 m;パラタイプ#3:殻長7.47 mm;殻径2.03 mm( RUMF-ZM 09221),真栄田岬,水深32 m;パラタイプ#4:殻長10.43 mm; 殻径2.65 mm( RUMF-ZM 09222),瀬良垣沖,水深10 m;パラタイプ#5:殻長5.65 mm; 殻径1.64 mm( NSMTMo77938),真栄田岬,水深33 m。
  • 木村 一磨, 藁谷 崇史, 足立 賢太, 奥村 誠一
    原稿種別: 短報
    2013 年 71 巻 1-2 号 p. 109-112
    発行日: 2013/01/31
    公開日: 2016/05/31
    ジャーナル オープンアクセス
    オオハネガイAcesta goliathは,ミノガイ目,ミノガイ科に属する二枚貝である。本種は,進化の過程で殻の形態が保持されてきたとされる生物学上重要種である。本研究では,知見の乏しいミノガイ目における染色体核型知見の蓄積に資するため,本種の染色体数・核型を調査した。鰓組織を用いて染色体標本を作製し,中期分裂像を得た。染色体数は2n = 40であり,次端部動原体型5対,端部動原体型15対から構成されていた。この染色体数は,本種が属するウグイスガイ亜綱の中で最大であり,また,他種と比べて端部動原体型染色体を多く持つことから,核型進化においても本種が原始的な特徴を保持していることが示された。
  • 長谷川 和範
    原稿種別: 短報
    2013 年 71 巻 1-2 号 p. 113-116
    発行日: 2013/01/31
    公開日: 2016/05/31
    ジャーナル オープンアクセス
    ウミキセルLaiochochlissasamorii Kuroda, 1943は故笹森亭秀氏が択捉沖から採集した単一標本(ホロタイプ)に基づいて記載された。その後,本種の報告は少なく,特に国内では大山(1951)が北海道渡島半島沖から1個体の死殻を報告したのみで,博物館や主要な個人コレクション中にもほとんど見られなかった。近年,Tsuchida & Sasaki(1998)は北海道南部松前小島沖から6個体の生貝を含む多数の標本を採集し,詳しい形態学的記載を行った。その際に,笹森氏のすべてのコレクションが択捉からの引き揚げの際(1946 年)に失われたことを鑑みて,本名義タクソンの担名タイプも失われたとして,この北海道産の個体の一つをネオタイプに指定した。しかしながら国際動物命名規約(以下,規約)によれば,ネオタイプは「当該名義タクソンを客観的に定義するために担名タイプが必要だと考えられるとき」にのみ指定できるもので,それ以外の指定はすべて無効とされる。さらに,このタクソンのホロタイプは実際には1946年以降も明らかに存在しており,波部(1961)や波部・伊藤(1965)が図示している標本は,図示されたホロタイプと同一個体である。さらにこのホロタイプはその後国立科学博物館のタイプコレクションの中から発見され,Higo et al.(2000)や長谷川(2000)によってホロタイプとして図示されている。このことより,規約75.8条「再発見された以前の担名タイプの地位」に基づき,この失われたとされたホロタイプ(NSMT-Mo 38644)の担名タイプとしての地位を復活させ,ネオタイプ(NSMT-Mo 71070)の地位を正式に破棄する。またこのような規約の条件に合わないネオタイプの指定がコレクションカタログなどの国内の文献において現在でもしばしば見かけられるが,この件を他山の石として注意を喚起したい。
  • 伊藤 寿茂
    原稿種別: 短報
    2013 年 71 巻 1-2 号 p. 117-120
    発行日: 2013/01/31
    公開日: 2016/05/31
    ジャーナル オープンアクセス
    Here, we examined the suitability of the largemouth bass, Micropterus salmoides; common freshwater goby, Rhinogobius spp. (Rhinogobius sp. OR); and tadpoles of the American bullfrog, Rana catesbeiana as hosts for glochidia of the freshwater unionid mussel Unio douglasiae nipponensis. The hosts, to which the glochidia were attached for 2 h (density of glochidia: 500–1000 individuals/L), were cultured in tanks (6 L, 28 ± 0.5°C) for 16 days. The glochidia and juveniles that became detached from the hosts were counted daily. The juveniles appeared for 7 to 15 days after the glochidia became attached to the goby. Therefore, Rhinogobius spp. was apparently a suitable host on which over 74% of the attached glochidia metamorphosed to juveniles. However, only dead glochidia were observed between the first and forth days for the largemouth bass, and neither glochidia nor juveniles were observed for the American bullfrog. These alien species were apparently unsuitable hosts for U. douglasiae nipponensis.
  • 福原 修一, 田部 雅昭, 近藤 高貴
    原稿種別: 短報
    2013 年 71 巻 1-2 号 p. 121-123
    発行日: 2013/01/31
    公開日: 2016/05/31
    ジャーナル オープンアクセス
    Breeding season of Anemina arcaeformis was studied in a small creek at Osato-cho, in Kumagaya City, Saitama Prefecture, Japan. In September, females began to incubate eggs in their outer gills. Glochidia hatched until the beginning of January, and then females discharged them from late January to April, mainly in March.
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