雑草研究
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1969 巻, 8 号
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  • 中沢 秋雄
    1969 年1969 巻8 号 p. 1-9
    発行日: 1969/08/30
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 清水 正元
    1969 年1969 巻8 号 p. 10-19
    発行日: 1969/08/30
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 第1報 土壌の種類と除草剤の作用力
    茨木 和典, 野田 健児
    1969 年1969 巻8 号 p. 20-24
    発行日: 1969/08/30
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    A laboratory test was conducted to determine the effect of soil type on the activity of fifteen herbicides. With cucumber and wheat seedlings, bioassay for fourteen days following herbicide application was made in quartz sand and four soils: Shiroishi polder soil containing montmorillonite clay, Tamana red-yellow soil with kaolinite clay, Choyo volcanic ash soil with allophane clay and 13.1% organic matter, and Kodonbaru volcanic ash soil with allophane clay and 32.1% organic matter.
    While there were exhibited slight interactions between herbicides and soils, it was generally shown that Choyo and Kodonbaru volcanic ash soils similarly inactivated herbicides most strongly of the four soils, presumably due to soil colloid adsorption, being followed in order by Shiroishi polder soil and Tamana red-yellow soil. Noticeable herbicidal behavior was found with 2, 4-D, dichlobenil, CIPC, and MCPCA ([4-chloro-o-tolyl) oxy] aceto-o-chloranilide) whose inactivation was little or not in Tamana red-yellow soil and Shiroishi polder soil of crystalline clay minerals, whereas great in both volcanic ash soils.
  • 古谷 勝司, 片岡 孝義
    1969 年1969 巻8 号 p. 24-28
    発行日: 1969/08/30
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    水稲の乾田直播栽培の播種前後土壌処理および移植栽培における移植前後土壌処理に適用性が大きいシメトリンについて, 薬害発生に関与する要因を究明するために諸実験を行ない, 次の知見を得た。
    発芽時地下部処理では, 土壌水分が高いと薬害が大きくなつて, 選択殺草性が低下し, また, 高温ほど薬害が大きくなつて, 適使用量幅が狭くなつた。砂壌土では埴壌土よりいく分薬害が大きいが, 選択殺草性には大差がなかつた。したがつて, シメトリンを乾田直播栽培に利用する場合, とくに過湿, 高温条件で薬害発生の危険性が増大すると考えられる。
    幼苗期の湛水下地下部処理では, 無漏水条件でも埴壌土より砂壌土で薬害が大きく, 選択殺草性が小さかつた。また, 湛水下表面処理では, 浅水条件で薬害がやや大きかつたが, 温度による薬害の変動は比較的小さかつた。したがつて, シメトリンを移植栽培に利用する場合, とくに砂質土壌で薬害の危険性が大きいと考えられるが, 漏水条件を加えて土壌と薬害との関係をさらに検討する必要がある。
  • 江口 末馬, 野田 健児
    1969 年1969 巻8 号 p. 28-32
    発行日: 1969/08/30
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    In order to obtain basic information for creating the way of alleviating the toxicity of PCP granule to fish and shell-fish, we have performed the investigation about distribution and persistence of PCP granule in water and soil in cases of some different application methods on transplanted rice paddy fields in 1964.
    PCP granule incorporated into soil before transplanting of rice seedlings remained longer and more deeply distributed in soil than one applied on the surface of soil after transplanting. This tells us that the incorporation method should be more effective in protecting fish and shell-fish from toxicity that may occur owing to a heavy rainfall.
    On the other hand, effect of weeding was found to be highest in a case where PCP was incorporated into soil at the time of rough-puddling before transplanting, but the damage of rice seedlingss and their recovery was found to be lighter and faster, respectively, in a case of surface application after transplanting, than in other methods.
    Generally speaking, the most suitable application method of PCP granule or PCP and fertilizer mixtures should be taken into consideration from two points of veiw; first, security to fish and shell-fish and, secondly, effectiveness as a herbicide.
  • 中村 拓, 松中 昭一
    1969 年1969 巻8 号 p. 33-39
    発行日: 1969/08/30
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    Propanil (DCPA) とその関連除草剤, N-Cl-propanil, N-CH3-propanil, cypromid, solan, swep およびCIPCの 1) 茎葉に処理した場合の殺草力, 2) ヒル反応阻害, 3) 光合成に及ぼす影響, 4) イネホモジェネートによる加水分解について実験し, 作用機作ならびに選択性の比較検討を行なつた。
    酸アミド系除草剤でイミノ基を持つ propanil, cypromid, solan は強い茎葉への接触的殺草力があり, ヒル反応阻害力および光合成阻害も大きい。
    イミノ基の水素をメチル基で置換した N-CH3-propanil は, 殺草力, ヒル反応阻害力とも低下したが, 塩素置換した N-Cl-porpanil では変らなかつた。
    イネ生葉ホモジェネートで加水分解される propanil と N-Cl-propanil はイネと他の植物との間に選択性を示した。一方, 加水分解を受けない cypromid と solan で処理されたイネおよびタイヌビエの光合成は強く阻害されて6日後も殆んど恢復せず, 選択性も認められなかつた。
    Swep はカーバメイト系であるが, 従来のCIPCに比べて非常に強く, アニリド類に近いヒル反応阻害力と, 茎葉への殺草力を示した。Swep は光合成にも大きな影響があり, 処理されたイネとタイヌビエは光合成を停止した。その後両植物とも光合成を恢復するが, イネの恢復がヒエのそれに比べて大きいのが注目された。イネ生葉ホモジェネートは swep を加水分解しないので, この恢復は propanil を処理されたイネにおける光合成の恢復とは異り, swep 分子は分解されないまま, その機能を不活性化する機構が働いたことを暗示している。
  • 大矢 恒彦, 石田 精一
    1969 年1969 巻8 号 p. 39-42
    発行日: 1969/08/30
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    CIPC (isopropyl N-(3-chlorophenyl) carbamate) と MCC (methyl N-(3,4-dichlorophenyl) carbamate) がイネカルスおよびニンジンカルスの生長に阻害作用をもち, しかも光合成阻害以外の生長阻害機作をもつことが明らかとなつた。
    さらに, CIPCとMCCはニンジンカルスの芽の分化に及ぼす影響は異なつており, CIPCは非常に強い阻害力をもつていたがMCCは弱かつた。これはCIPCとMCCの作用機作に異なるものがあるということを示していると考えられる。
    また, MCCのイネとニンジンの間の選択除草性はカルスの生長に対しては発現しなかつた。
  • 第1報 1,3,4-オキサジアゾール系化合物の除草作用
    久保 博司, 羽村 功, 大須賀 重喜, 佐藤 六郎
    1969 年1969 巻8 号 p. 42-46
    発行日: 1969/08/30
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    置換基R, R′をいろいろ変化させた場合, これら誘導体の化学構造と殺草力に関して次のことがわかつた。
    1) Rがハロゲン化フェノキシメチル基のとき最も, 強力な殺草力を示した。
    2) R′がメチル基およびアリル基のときは著しい殺草力を示し, R′の炭素数が大きくなると効力は低下するようである。
    3) 1,3,4-オキサジアゾール核に起因する特別な殺草効果は見当らなかつた。
    4) それぞれのタイプ間の殺草効力を比較すれば, BはCに優り, DはEよりも優れた。またDはR′が低位脂肪族のときはBよりも若干優れるようだが, 芳香族のときは劣つた。
  • 高尾 武人, 庄山 正市
    1969 年1969 巻8 号 p. 46-50
    発行日: 1969/08/30
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    イグサ田苗床の雑草防除について, 1964年から1967年まで試験を行ない, つぎのことが明かとなつた。
    1) 夏季雑草の防除は, プロメトリン粒剤8~9g/aまたはNIP粒剤40g/aをたん水散布した効果が顕著で, 薬害も認められなかつた。
    2) 除草剤の散布時期は, イグサ苗植付け後4~5日目が適期のようである。
    3) 秋季雑草 (主にスズメノテッポウ) の防除は, 10月中旬にC-IPC乳剤を20g/a落水散布した効果が顕著であつた。
  • 第1報 繁殖の生理生態学的特性について
    植木 邦和, 中村 安夫, 小野 誠一
    1969 年1969 巻8 号 p. 50-56
    発行日: 1969/08/30
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    1. 本研究は多年生水田強害草クログワイの防除に関する研究の一環として, その繁殖器官である tuber の形態および生育形成経過ならびに萌芽, 初期生育における諸特性について検討したものである。
    2. Tuber は地下茎先端の肥大したもので, 扁球形をなし, 頂端部に4~6個の芽を有している。この芽は, 中央部の根および茎の原基体, これより下部の背地性を示す rhizome, また上部の2本の茎始原体から成つている。球部は直径8~10mmのものが多く, 養分の貯蔵器官で, 初期生育に影響を及ぼす。
    3. 完熟 tuber は休眠性を有しているが, 包皮の除去によつて萌芽し, また各々の芽はそれ自体で十分生育可能である。
    7月上旬に萌芽発生したクログワイは, 約1ヵ月で生育増殖を完了し, 9月上旬より tuber 形成のための地下茎を下方に発生し, 9月中, 下旬より先端に tuber を形成する。
    4. Tuber の形成は短日によつて促進され, また地上部の生育とも密接に関連し, 生育初期に地上茎切除を行なうと再生が大きく, tuber 形成にも影響が少ないが, tuber 形成始期 (発生後約2ヵ月後) の切除では tuber の形成が極度に抑制される。
    5. 背地性 rhizome の伸長, それに続く分化までの初期生育において, 背地性 rhizome の伸長には低酸素分圧および暗黒, 分化には高酸素分圧および光条件が促進的に作用する。また, 分化が生起すれば伸長は停止する。
  • 松原 秀夫, 中村 弘
    1969 年1969 巻8 号 p. 56-61
    発行日: 1969/08/30
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    1) 多年生雑草クログワイ多発水田より塊茎を採取し, その生態的特性を把握するとともに, 稲生育期間を通じて薬剤処理を行ない, その抑制効果ならびに稲に対する薬害を調査し, クログワイ防除に最も適切な薬剤および処理方法を見出そうと試みた。
    2) 水田においては, クログワイ塊茎は心土まで一様に形成され, かつ深度が深くなるにつれて大きくなる。
    これらの塊茎は越冬によつて大部分休眠覚醒状態となるが, 浅い位置に形成される小塊茎は, 深い位置に形成される大きい塊茎よりも早く萠芽する傾向がある。また, 一部の塊茎 (黒色塊茎) は萠芽力を有したまま2シーズンにわたつて土中に残存する等, 塊茎のageにかなりの幅があり, これらはクログワイの萠芽が極めて不斉一になり, 防除が困難となる主要因である。
    3) クログワイの生育初期におけるDCBN (A. I. 15g/a) およびATA (A. I. 90g/a) の湛水土壌処理は, 地上部殺草力および塊茎形成抑制力が高いが, MCPエチルエステルは小さい。
    また, 稲登熟期におけるATAの土壌処理は, クログワイの塊茎形成を阻止しないが, 翌春の発生をかなり抑制する。同時に, 稲の収量構成要素に対する影響も小さい。しかし, 種実中へのATAの移行蓄積があり, 次代幼植物の白化, 枯死が認められる。
    4) 畑地に繁茂するクログワイは, パラコートの茎葉処理で完全に除去することができる。この場合, 萠芽の不斉一性を考慮すると, 再生後の塊茎形成直前の処理を合計2~3回行なうのが最も好ましい。
  • 第2報 間作の環境メヒシバの発生生態
    佐野 洋, 中沢 秋雄, 小岩 武
    1969 年1969 巻8 号 p. 61-65
    発行日: 1969/08/30
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    大麦, 小麦の間作条件における環境条件とメヒシバの発生生態を調査した。メヒシバの発生ピークは裸地区が5月上旬, 慣行播区が5月中旬, 小麦のドリル播では6月下旬であつた。光条件はメヒシバの発芽には十分と思われる程度であり, 間作条件におけるメヒシバ種子は1月頃から休眠覚醒がはじまつていることが土中埋没種子の発芽状況から推定されるので, その発芽時期は, 間作畦内の地温の条件が発芽適温以上を何時間継続するかによつて左右されると考えられる。
  • 酒井 博, 佐藤 徳雄, 藤原 勝見, 大場 義昭
    1969 年1969 巻8 号 p. 66-69
    発行日: 1969/08/30
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    (1) 本試験はアルファルファの春播栽培について, 栽培方法がアルファルファに対する雑草害にどのような影響をおよぼすかを知る目的で行なつた。
    (2) 1番刈りではツユクサが最も優占し, スカシタゴボウ・タデ・アカザ等が発生し, 2番刈り, 3番刈りではメヒシバが極めて優勢で, ヒエ・メナモミ・ギシギシ等が発生した。
    (3) 播種密度および窒素の施肥量は1番刈りに大きく影響し, 2番刈り, 3番刈りになるに従つて影響は小さい。
    (4) 1番刈りについていえば, 疎播区と密播区とで牧草と雑草の重量比率が変化し, 疎播区では牧草より雑草が, 密播区では雑草より牧草が多い。2番刈りでは両区とも圧倒的に雑草の方が多い。
    (5) 窒素の5kg区と10kg区の比較では牧草と雑草との比率にはほとんど変化はみられていない。
    (6) 1番刈りの時期は2番刈りの牧草・雑草重量に影響が認められる。
  • 植木 邦和, 松中 昭一, 中村 拓
    1969 年1969 巻8 号 p. 70-82
    発行日: 1969/08/30
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
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