雑草研究
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1972 巻, 13 号
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  • 植木 邦和
    1972 年 1972 巻 13 号 p. 1-5
    発行日: 1972/02/20
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 中川 恭二郎
    1972 年 1972 巻 13 号 p. 6-14
    発行日: 1972/02/20
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 千坂 英雄
    1972 年 1972 巻 13 号 p. 15-21
    発行日: 1972/02/20
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 真部 辰夫, 石井 邦作
    1972 年 1972 巻 13 号 p. 22-25
    発行日: 1972/02/20
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    MO-500による林業苗畑の雑草防除について検討した結果, 除草効果はきわめて顕著であり, 薬害もみられなかったので, 適用性は十分期待できるものと思われる。
  • 尾方 信夫, 長友 安男
    1972 年 1972 巻 13 号 p. 26-28
    発行日: 1972/02/20
    公開日: 2009/12/17
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  • 松中 昭一, 中村 拓
    1972 年 1972 巻 13 号 p. 29-31
    発行日: 1972/02/20
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    CMPTおよびCPTのヒル反応および光合成能にたいする影響を調べた結果, 両者ともヒル反応阻害を通じての光合成阻害剤であることが判明した。
    選択性の高いCMPTの場合はコムギおよびオオムギの光合成阻害は恢復したが, トマトは恢復することなく枯死した。選択性の低いCPTにあっては, ムギ類の光合成阻害からの恢復は遅い。これらのことからCMPTがコムギおよびオオムギにたいして示す選択性の機構はCMPTの加水分解による解毒機構である可能性が示唆された。
  • 第1報 G-315の水田における土壌混和処理について
    河村 雄司, 宇野 良則, 石田 精一
    1972 年 1972 巻 13 号 p. 31-36
    発行日: 1972/02/20
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    G-315の水田における土壌混和処理の問題点を明らかにし, 合理的な処理法を確立することを目的に, いくつかの実験を実施して次のような知見を得た。
    1) G-315の殺草力そのものは混和処理によって増強されることはなく, 混和深度と比例して低下する。
    2) G-315の有効な混和深度は2~3cmと推察され, 少なくとも地表から数cm以下に混和されたG-315は, そのままでは殺草力を示さない。
    3) G-315を乳剤として, 湛水条件下に散布してから土壌混和操作を行なうと, 混和操作の深さとは関係なく, G-315の成分の大部分は3~4cm, 特に1~2cmの層に分布する。
    4) 湛水中に乳剤として散布されたG-315は, 土壌混和操作 (代かき) によって, 急速に土壌表層に沈下, 蓄積し, 水中濃度はそれにともなって著しく低下する。
    5) 以上の結果から, G-315の水田における簡便な土壌混和処理法として, 次のような方法が考えられ, 現在実用化試験が進められている。
    すなわち拡散性の優れたG-315の12%乳剤を湛水条件で行なわれる植代前に原液のまま散布し, 通常の植代作業によって適正な処理層が形成されるという極めて簡便な方法である。
  • 竹内 安智, 近内 誠登, 竹松 哲夫, 田村 三郎
    1972 年 1972 巻 13 号 p. 37-42
    発行日: 1972/02/20
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    3-phenoxypyridazine 誘導体のオーキシン阻害力を Raphaus test B 法 (細胞分裂力測定), Raphanus test A 変法 (細胞伸長力測定) および Avena straight growth test により測定した。供試3化合物は, いずれも強力なオーキシン阻害作用を示した。
    また, オーキシン過剰によるダイコンの生長阻害は低濃度の 3-phenoxypyridazine 誘導体により回復し, 逆に 3-phenoxypyridazine 誘導体によるダイコンの生長阻害は低濃度のオーキシン活性物質により回復が可能である。しかし, 両者の高濃度の組合わせにより, 生長阻害は増大する。また, 頂芽優勢打破現象もみられることから, 本系列化合物はオーキシンと密接な関係にあることがうかがわれる。
    このようなオーキシン阻害作用, 頂芽優勢の喪失現象は, MHについて CURRIER, JONSON, LEOPOLD & KLEINらにより報告されている。また, 2,4-D, 2,3,6-TBAは carbamate 系の barban の作用を阻害することを PFEIFFER らが明かにしており, KEITTはオーキシン誘起のタバコの細胞伸長がIPC, CIPCにより阻害されるとし, C. S. JAMES らは, 2,4-D, dicamba あるいは picloram は, CIPC, EPTC, barban などの carbamate によりダイズの下胚軸の伸長, 屈曲が阻害されることを報告している。さらに PRENDEVILL らは, 2,4-D, 2,4,5-Tあるいは dicamba と carbamate 系のEPTC, CDECの組合わせが Sorghum, giant foxtail には拮抗的であり, 2,4-D+Alanap でも同様であることを報告している。
    3-phenoxypyridazine 系化合物は, MHと比較すると, その選択性はイネ科植物に強力な阻害作用を示す点で類似するが, 広葉植物に対してMHはほぼ非選択的であるのに対し, 3-phenoxypyridazine 系化合物は科によって阻害程度か異なり, 特にMHがトマトに大きな被害を与えるのに対し, 3-phenoxypyridazine 類は全く無害であり, 選択性に大きな相違がみられる。
    また本系列化合物は, コハク酸脱水素酵素の活性を1,000ppmでやや抑制する程度であり, 同様に呼吸阻害も割合少なく, これらはMHのそれと全く逆の生理作用である。
    MHのオーキシン阻害作用について CURRIER & LEOPOLD は bean plant の上胚軸を用い, オーキシンの移行がMHにより阻害されるためだとしている。ANDREAE らはMHはIAAの酵素分解を促進するとした。また, C. S. JAMESは2,4-D処理によるアオビユ, サナエタデの屈曲反応がCIPCで阻害される現象をラジオアクティブの両剤を用いてCIPCによる移行阻害, 分解などによるものでないことを明らかにしている。
    以上のように, オーキシン阻害作用は現象的には類似しているが, 作用機作は異なっている。3-phenoxypyridazine 系化合物のオーキシン阻害作用の生理的, 組織的解明は現在研究中であり, いずれ他の機会に報告する。
  • 岩田 岩保, 白坂 進
    1972 年 1972 巻 13 号 p. 42-47
    発行日: 1972/02/20
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    (1) 九州地域の主要畑作地帯の6土壌について, 土壌水分の差による雑草の発生状態および除草剤の殺草性, 土壌中の行動を検討し, 除草剤使用にあたっての地域性, 地帯区分を明らかにしようとする。
    (2) その結果, 諫早土壌 (鉱質土壌) は土壌水分の差による雑草の発生が不安定であり, 除草剤の土壌中での移動性も最も大きく, 除草剤の殺草力は適湿状態では極めて大きいが, 土壌の乾湿による変動が大きく, 不安定である。大分土壌 (沖積土壌) についても同様のことがいえる。黒色火山灰土壌間では都城土壌がこれらの2土壌に近い動きを示す。
    (3) これら3土壌は黒色火山灰土壌の大野, 西合志, 鹿屋の3土壌にくらべ, 最大容水量が小さく, 腐植含量が少ないことが, 除草効果を不安定にしている原因の一つと考えられる。
    (4) 供試土壌と除草剤の作用性との関係は, 大野, 西合志, 鹿屋土壌ではCAT, PCP, リニュロンとも安定しているが, 都城, 諌早土壌では土壌水分の状態によって除草効果がやや不安定である。
  • 第1報 成苗, 稚苗移植栽培における除草剤の選抜と除草体系試験
    圷 存, 黒沢 晃
    1972 年 1972 巻 13 号 p. 47-53
    発行日: 1972/02/20
    公開日: 2009/12/17
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  • 片岡 孝義, 古谷 勝司
    1972 年 1972 巻 13 号 p. 54-58
    発行日: 1972/02/20
    公開日: 2009/12/17
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    水稲稚苗移植栽培に適用性があるとみられた数種除草剤を供試し, 水深, 漏水程度および処理時期による除草効果の変動について検討した。
    1. CNP, TOPE, トリフルラリンは処理後水深が浅いほどタイヌビエに対する除草効果が低下した。
    2. 稚苗移植栽培における処理適期の晩限はNIP, CNPではノビエ1葉期, ベンチオカーブ・CNP, トリフルラリンではノビエ1.5葉期, TOPE, シメトリン, ベンチオカーブではノビエ2葉期, ベンチオカーブ・シメトリンではノビエ2.5葉期であるとみられた。
    3. マツバイに対する除草効果は, ベンチオカーブとこれを含む混合剤でもっとも大きかった。
  • 片岡 孝義, 古谷 勝司, 千坂 英雄
    1972 年 1972 巻 13 号 p. 58-62
    発行日: 1972/02/20
    公開日: 2009/12/17
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  • 服部 金次郎
    1972 年 1972 巻 13 号 p. 62-66
    発行日: 1972/02/20
    公開日: 2009/12/17
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  • 千坂 英雄, 野口 勝可, 服部 金次郎, 高林 実
    1972 年 1972 巻 13 号 p. 67-79
    発行日: 1972/02/20
    公開日: 2009/12/17
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