雑草研究
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23 巻 , 1 号
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  • 清水 正治
    1978 年 23 巻 1 号 p. 1-8
    発行日: 1978/06/25
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 片岡 孝義, 金 昭年
    1978 年 23 巻 1 号 p. 9-12
    発行日: 1978/06/25
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    酸素分圧の異なる窒素, 酸素混合ガス中で7種の雑草の発芽試験を行い, 発芽時の酸素要求度を調べた。
    1) 同じ草種でも種子の前歴によって発芽時の酸素要求度が異なる場合があった。
    2) 草種の間では, 発芽時の酸素要求度はヒメイヌビエ≒オオイヌタデ>イボクサ>イヌビエ有芒種>タイヌビエ>イヌホタルイ>コナギで, イヌホタルイとコナギでは空気中よりも酸素分圧が低い条件で発芽が良好であった。
    3) 酸素分圧がある値よりも低くなると葉色の発現や発根が阻害され, イヌホタルイ以外の草種では幼芽の伸長も抑制された。イヌホタルイでは高酸素分圧で幼芽の伸長が劣った。
  • 片岡 孝義, 金 昭年
    1978 年 23 巻 1 号 p. 13-19
    発行日: 1978/06/25
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    7種の雑草について, 土壌水分, 覆土量と発芽, 出芽との関係を調べ, 次のようなことが分かった。
    1) 野生ヒエの3種は土壌水分が多いほど発芽が抑制され, 出芽深度が浅くなり, 湛水下の最大出芽深度はタイヌビエ約2cm, イヌビエ有芒種約1cmで, ヒメイヌビエは出芽が少なかった。最適土壌水分下の最大出芽深度は, 3種ともおおよそ8cmであった。
    2) コナギは湛水下のごく表層でのみ出芽し, 飽水ではほとんど出芽しなかった。
    3) イヌホタルイは湛水下の最大出芽深度が約3cmで, 飽水では出芽は少なかった。
    4) イボクサとオオイヌタデの適湿条件での最大出芽深度は約6cmであった。
  • 石倉 教光, 曽我 義雄
    1978 年 23 巻 1 号 p. 19-23
    発行日: 1978/06/25
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    8月上旬に開花したイヌホタルイ Scirpus juncoides Roxb. var. ohwianus T. Koyama の種子の稔実経過と発芽性について検討し, 大要, 次の結果を得た。
    1. 種子は開花1か月後に最大乾重となった。また, 種皮は稔実初期に緑色を呈したが, 次第に褐色へ変わり, 完熟期には黒褐~黒色となった。
    2. 種子は開花10日後ごろから発芽能力を得てくるが, 当初の発芽能力は低い。しかし, 開花1か月後には100%近い発芽能力を示した。
    3. 種子の休眠性は種皮の緑色の時期にはみられず, 種子重が完熟期の70~80%以上となる時期ごろから備わった。
    4. 種子の休眠性は, 20か月間の風乾貯蔵中維持された。
  • 岩崎 桂三, 榎原 敏男, 出野 粂太郎, 綿島 朝次, 萩本 宏
    1978 年 23 巻 1 号 p. 23-28
    発行日: 1978/06/25
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    圃場におけるタイヌビエの生育を, 気温との関係において把握するために, 灌水時期および灌水後日数とタイヌビエの生育の関係を, 1972年以来4年間にわたって調査した。また, 生育ステージのばらつきについても調査し, これらとCG 102の除草効果との関係を併せ検討した。
    1. タイヌビエの生育は灌水時期によって異なり, 灌水後の目数が同じであっても, 灌水時期が遅いほど生育は進んでいた。しかし, 灌水時期が異なっても生育ステージが同じであれば, その変動係数はほぼ等しく, また, 生育が進むに従って生育ステージの変動が大きくなったが, 変動係数は1葉期以上でほぼ一定であった。
    2. タイヌビエの葉期および草丈と灌水後の積算平均気温との相関係数は極めて高く, +0.95以上であった。また, 第1葉の展開に要する積算平均気温は214.9℃, 1葉期以上において1葉の展開に要する積算平均気温は98.3Cであった。
    3. タイヌビエの地上部乾物重は指数函数的に増加し, 乾物重の常用対数 (Y) と葉期 (X) との間の相関係数は+0.995であり, その回帰式はY=0.4704X-0.3877であった。
    4. CG 102は平均2.3葉期のタイヌビエに対して極めて高い効果を示したが, 3.1葉以上のタイヌビエが平均2.3葉期のものの約7倍も存在した平均2.4葉期のタイヌビエに対しては, 効果に低下を来した。
  • 高橋 健二, 坂井 義奉, 原田 豊, 広瀬 和栄
    1978 年 23 巻 1 号 p. 28-32
    発行日: 1978/06/25
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    本研究は, 温州ミカン園用除草剤として多用されているブロマシルについて, その連年使用が土壌中の残効および残留, 土壌の化学的性質に及ぼす影響を明らかにするために行った。
    1. 残効性については, 連用7年目の連用土壌と, 隣接の除草剤未使用園に対照区を設けて初処理土壌区とし, それぞれの区に所定量のブロマシルを処理してその後経時的に2, 3, 4, 5か月後に採土し, 各時期の土壌にダイコンを播種して生物検定を行った。土壌中の残留については, 同様な方法で連用9年目の土壌を供試してガスクロマトグラフィによる分析を行った。また, 連用8年後の土壌を供試し, 各種の分析法を用いてその化学的性質を調査した。
    2. ブロマシルの連用が残効期間に及ぼす影響: 連用土壌においては, 初処理土壌に比較してa当たり20g区で処理3か月目に殺草効果を示さなくなるなど, 連用によって明らかに残効期間が短縮した。
    3. 土壌中の残留量: 連用土壌においては, 初処理土壌に比較して, 3か月後に, 初処理土壌中の残留量の約14%に減少しており, 連用してもプロマシルは蓄積残留せず, 却って初処理土壌より減ることが認められた。
    4. 土壌の化学的性質に及ぼす影響: 腐植, 全窒素は連用土壌において減少することが認められ, 処理濃度が高いほどその傾向が著しい。これは, 草量の減少によるものと考えられる。
  • 高林 実, 中山 兼徳
    1978 年 23 巻 1 号 p. 32-36
    発行日: 1978/06/25
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    当場畑作部, 当年産の10種の雑草種子を土壌とともに円筒につめて圃場の20cm深に埋蔵し, 4年半にわたり円筒を掘り出して, 種子の出芽率を調べた。また, メヒシバのみについて, 当年産種子を圃場の5, 20cm深に埋蔵し, 以後, 春と秋に埋蔵の深さを変える処理も加え, 2年半にわたり円筒を掘り出して, 種子の発芽率を調べた。
    (1) 土中埋蔵4年半後でもなお8割以上出芽し, 相対的に生存年限の長い草種はカヤツリグサ, ツユクサ, シロザであった。エノキグサは4年半後で半年後の出芽数の半数近くの出芽数を示した。
    (2) オオイヌタデ, スベリヒユ, イヌビユは2年半後までは10%以上の出芽率を示したが, 4年半後では大部分が出芽力を失った。
    (3) メヒシバ, ヒメイヌビエ, クワクサは2年半後で出芽率が10%以下となり, 生存年限は他の7草種に比べ短かった。
  • 植木 邦和, 百武 博, 山田 忠男, 野口 勝可, 高林 実
    1978 年 23 巻 1 号 p. 37-43
    発行日: 1978/06/25
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
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