雑草研究
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44 巻, 4 号
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  • 小林 勝一郎, 芦田 直子, 沈 利星
    1999 年 44 巻 4 号 p. 285-292
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    酸アミド系除草剤の薬害が出やすいとされる宇都宮水田土壌における移植イネに対するプレチラクロールの生育阻害活性と本剤の土壌中における挙動との関係について, 谷和原水田土壌における場合と比較して検討した。土壌との混和によって本剤を処理した場合 (土壌混和処理) と田面水に処理し減水させた場合 (土壌表面処理) を設定して検討した。
    3葉期のイネをポット中の土壌表面からの2cmの深さに移植し人工気象室内に置いて, 生育阻害活性を検討した。土壌混和処理における生育阻害活性は宇都宮水田土壌に比べ谷和原水田土壌で大きい傾向を示した (Fig. 1) が, 土壌表面処理では宇都宮水田土壌における生育がより強く阻害された (Fig. 3)。混和処理における本剤の土壌水中濃度および吸着量は, 両土壌において, いずれも, 処理後1, 3および5日と経時的に減少した。また, それらを土壌間で比較すると, 測定時期に関わりなく, 常に, 土壌水中濃度は, 谷和原水田土壌において, また吸着量は宇都宮水田土壌において多かった (Fig. 2)。土壌表面処理の場合には, 両土壌とも処理後の日数にかかわらず田面水中の濃度が最大であり, また谷和原水田土壌における濃度が常に高かった。本剤の土壌中における溶脱性は谷和原水田土壌においては極めて小さく, いずれの測定日においても0~1cm層に本剤が偏在していた (Fig. 4)。宇都宮水田土壌でも0~1cm層での存在量が最も多かったが, 谷和原水田土壌に比べ移動性が大きく5~6cm層にも存在していた。しかし, 下層ほど存在量が少なくなる傾向を示した。また, この傾向は吸着量に比べ土壌水中濃度において顕著であった。
    以上の結果および両土壌の理化学的特性 (Table 1) 等から, 土壌表面処理において谷和原水田土壌における場合に比べて宇都宮水田土壌で強く発現するプレチラクロールの移植イネに対する生育阻害活性は, 土壌表層における「処理層」の形成が不十分なために本剤の下方移動が起こり, そのために移植イネの根および茎葉基部が存在する下層での土壌水中濃度が高くなって発現するものと想定された。
  • 金 栄厚, 沈 利星, 小林 勝一郎, 臼井 健二
    1999 年 44 巻 4 号 p. 293-299
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    数種のイネ科植物を供試し, NaClを根部に処理することにより耐塩性程度とNa含量, K/Na比との関係を比較検討した。塩処理により生育阻害は根部より地上部で大きく現れ, イネ (日本晴) よりタイヌビエ (つくば産) において小さかった。塩処理時にあっては, タイヌビエでは根部でのNa含量が地上部より高く, イネ (日本晴) では地上部で根部より高い濃度を示した (Fig. 2)。これらの結果は根部から地上部へのNaの移動をイネに比ベタイヌビエが効果的に制限していることを示唆した。塩処理によるKの吸収低下とNaの過剰吸収によって, K/Na比が低下したが, この傾向はタイヌビエよりイネで顕著であった (Fig. 3)。さらに, イネ科植物8種を用いて耐塩性の程度とNa含量, K/Na比との関連性についても検討したところ, 8種のうち6種で上述のような関係がみられた (Fig. 4)。地上部での高いNa含量と低いK/Na比にも拘わらず, トウモロコシとエノコログサは比較的高い耐塩性を示し, これらの種はイネ科の中で異なった耐塩性機構を備えている植物群であることが示唆された。
    以上の結果からこれらイネ科植物での耐塩性程度はNaの地上部への吸収移行制限め能力とK保持能力が大きく関与しているものと推察される。
  • 田中 易, 吉川 治利
    1999 年 44 巻 4 号 p. 300-308
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    イマゾスルフロンが卓効を示すミズガヤツリを供試植物として用い, イマゾスルフロン処理後の植物の生理的変化およびその変化が3種の分岐鎖アミノ酸, バリン, イソロイシンおよびロイシンの添加によりどのように影響されるか検討した。
    10ppbのイマゾスルフロンの4時間処理で, [3H] ウリジンのRNA分画への取り込みおよび [3H] チミジンのDNA分画への取り込みはそれぞれ無処理の82%および51%となった (Table 1)。一方, [3H] ロイシンのタンパク質分画への取り込みは阻害されなかった (Table 1)。DNA生合成の減少はイマゾスルフロン処理後1時間以内に始まり, 処理6時間後で処理0時間後の28%になった (Fig. 2)。
    3ppb以上のイマゾスルフロン処理により抑制されたミズガヤツリの草丈では, 添加された分岐鎖アミノ酸, バリン, イソロイシンおよびロイシンの濃度の高まりとともに回復程度は大きくなった (Fig. 1)。10ppbのイマゾスルフロンにより阻害されたDNA生合成は, 100ppm以上のこれらアミノ酸の添加により, 無処理以上に回復した (Table 2)。また, イマゾスルフロンの24時間の処理により阻害されたDNA生合成は, これらアミノ酸 (300ppm) の添加後2時間以内に急激に回復し, 添加6時間後にはほぼ無処理並に回復した (Fig. 3)。
    100ppbのイマゾスルフロン処理11日後の可溶性タンパク質は無処理の47%に減少した (Fig. 4)。一方, 遊離アミノ酸量は354%に増大した (Fig. 5)。
    以上より, イマゾスルフロンはミズガヤツリにおいて, バリン, イソロシンおよびロイシンの生合成系を阻害することにより, 短時間の処理ではDNA生合成を阻害し, 長時間の処理ではタンパク質の代謝回転およびアミノ酸の増加を2次的に引き起こすと考えられた。
  • 鬼頭 誠
    1999 年 44 巻 4 号 p. 309-315
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    モリシマアカシア葉部を添加した土壌の水抽出液は, レタス種子発芽および幼根伸長に対して他感作用が認められ, その作用はモリシマアカシア葉部の分解に伴い変化した。すなわち, モリシマアカシア葉部の水抽出液はレタス種子発芽を抑制したが, モリシマアカシア葉部を添加土壌を最大容水量の60%とし25℃で培養したとき, 培養土壌の水抽出液では, 短期間の培養で発芽抑制作用は消失し, その後一過的な幼根伸長促進作用が認められた (Fig. 1)。しかし, 培養温度を5℃にした場合では, 発芽抑制作用は培養35日後においても完全には消失せず (Fig. 1), 幼根伸長促進作用の発現は明確でなかった (Fig. 1)。
    モリシマアカシア葉部添加土壌を培養温度を25℃にし最大容水量の120%で培養した場合も幼根伸長促進作用の発現は明確でなかったが, 最大容水量の30%で培養した際には幼根伸長促進作用が認められた (Fig. 3)。しかし, 最大容水量の30%で培養した場合には, 発芽抑制作用の消失が遅延した (Fig. 3)。
    モリシマアカシア葉部添加土壌の培養に伴う他感作用の消長は, 培養土壌の水分条件よりも培養温度に強く支配された。また, 水抽出液の他感作用の消長と水抽出液のpHおよびECの変動には一定の傾向が認められ (Fig. 2, Fig. 4), 他感作用の消長に土壌微生物が関わっていることが示唆された。
    以上のことから, モリシマアカシア葉部を添加した土壌の他感作用は, 土壌微生物活性の低下する冬期や多降雨時には長期間持続することも考えられる。
  • 猪谷 富雄, 藤田 琢也, 玉置 雅彦, 黒柳 正典, 藤井 義晴
    1999 年 44 巻 4 号 p. 316-323
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    タデ科, カタバミ科, アカザ科, シュウカイドウ科, バショウ科の体内に比較的高濃度のシュウ酸塩を含むことが知られている植物種 (以後, 本論文ではシュウ酸植物と記す) 計53種を供試し, それらの乾燥葉から滲出する物質のレタス初期生育に対するアレロパシー活性をサンドイッチ (SW) 法によって検定した。SW法では供試植物乾燥葉を0.5%寒天中に包埋後, 検定植物の種子をその上に播種し,20℃で3日後の幼根長と下胚軸長を測定し, その伸長程度 (対照区比) によって供試植物のアレロパシー活性を評価した。その結果, ショウ酸植物にはアレロパシー活性に関して大きな種間差異がみられ, 特にカタバミ科とシュウカイドウ科 Begonia 属において最も活性が強く, ほとんどの種で乾燥葉からの滲出物がレタスの幼根伸長を90%以上抑制した。次に, アレロパシー検定に供試したシュウ酸植物のうち18種の総シュウ酸含量 (水溶性および不溶性を含む) を測定し, 上記SW法における幼根長の対照区比との関係を検討した。その結果, シュウ酸植物の総シュウ酸含量には大きな種間差異が存在し, かつほとんどの植物種については総シュウ酸含量とそのレタスの幼根伸長の対照区比との間には有意な負の相関が認められた。従ってシュウ酸植物の示すアレロパシー活性の一因は体内のシュウ酸であることが示唆された。一方, 数種のシュウ酸植物については上記の相関関係から逸脱するものも存在したので, これら植物のアレコパシー活性には, 植物体中の総シュウ酸の化学的形態の違いや他の抑制物質が関与している可能性が推察された。
  • 松尾 和人, 根本 正之, 野内 勇
    1999 年 44 巻 4 号 p. 324-328
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    我が国に広く分布する一年生雑草4種 (シロザ, ハルタデ, メヒシバ, ツユクサ) を用いてUV-Bに対する反応を乾物生産並びにフェノロジーに注目して比較した。紫外線ランプを光源とし透過波長が異なる2種類の選光性膜を用いてUV-B強度を調節した照射装置をガラス温室内に作成し, 供試雑草をUV-B照射下で栽培した。その結果, シロザ, ツユクサ, ハルタデの順にUV-B照射によって明らかに個体重が減少した。しかし, メヒシバではUV-B照射による明らかな個体重の減少は見られず供試雑草中で最もUV-Bに対する耐性があると考えられた。ハルタデは, 著しく個体重が減少したが, UV-B照射による開花までの日数の遅れは対照区に比べわずかであつた。一方, ツユクサも, ハルタデについでUV-B照射により個体重が大きく減少したが, 開花までの日数の遅れは, 他3種に比べ著しく大きかった。これは, 短日性のシロザ, ハルタデでは短日条件で開花が促進されるのに対し中日性のツユクサは一定の個体サイズに達してから開花するものと考えられ, 成長の遅れが開花遅延となって表れたと考えられた。
  • 伊藤 貴庸, 中山 祐一郎, 山口 裕文
    1999 年 44 巻 4 号 p. 329-340
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    大阪府堺市上神谷の水田地帯において, 伝統的畦畔, 基盤整備10年後の畦畔, 基盤整備6年後の畦畔, 基盤整備直後の畦畔を選び, 1997年4月から1997年12月まで約1ヶ月に1回, その平坦面と畦畔草地の植生を全推定法により調査し, 同地点における山口らの調査結果と比較した (第1表)。平坦面における畦畔一本当たりの総出現種数の平均は, 伝統的畦畔では35種, 基盤整備10年後の畦畔では36種, 基盤整備6年後の畦畔では35種, 基盤整備直後の畦畔では35種であった (第2表)。畦畔草地における畦畔一本当たりの総出現種数の平均は, 伝統的畦畔では35種, 基盤整備10年後の畦畔では29種, 基盤整備6年後の畦畔では38種, 基盤整備直後の畦畔では33種であった (第3表)。出現種数には畦畔間に大差はなかったが, 生活型と在来・帰化種の組成は異なっていた。伝統的畦畔では多年生在来種が多く, 一年生植物種と帰化種は少なかった。基盤整備された畦畔では基盤整備後の年数が経るにつれ多年生帰化種が優占する傾向にあった。
    伝統的畦畔の平坦面では草刈りがあっても種多様性に急激な変化はみられなかったが (第1図, 第6表), 基盤整備された畦畔では草刈りによって種多様性は急激に低下した (第2, 3図)。伝統的畦畔の植生は, 草刈りの頻度に応じてシバ草地 (シバ型群落) とチガヤ草地 (チガヤ型群落) およびススキ草地 (ススキ型群落) の間を移行すると考えられた (第2, 3表)。伝統的畦畔では群落の立体構造が発達し, 草刈り後も草高の低い種により植被が確保され, 高い種多様性も維持されるが, 基盤整備された畦畔では群落の立体構造が単純なため, 草刈り後, 高い種多様性を維持できないと推定された。
    伝統的畦畔と基盤整備後の年数が経過した畦畔の間では在来種と帰化種の出現に明瞭な差異がみられ (第4, 5表), また基盤整備後の年数の経過とともに植物種の置き換わりもみられた (第5, 6図)。特に畦畔草地でこの傾向が顕著であり, 基盤整備後の年数の経過した畦畔の畦畔草地ではセイタカアワダチソウの被度が高かった (第3表)。
    本研究は, 基盤整備が畦畔の植生に大きな影響を与え, 帰化種の存在によって植生の遷移過程が変わることを示した。
  • 尹 旻洙, 〓 凡, 臼井 健二
    1999 年 44 巻 4 号 p. 341-348
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    スルホニルウレア系除草剤の選択作用性は主として解毒代謝に基づいており, 特に水田用のピラゾスルフロンエチルやベンスルフロンメチルはO-脱メチル化反応に依っている。本反応へのミクロソームのシトクロムP-450の関与については, 植物P-450活性が低いことなどにより明確にされていない。本研究では, 基質として7-エトキシクマリン及び7-メトキシクマリンを用いて検討した。
    6種類の誘導剤を前処理したイネのミクロソーム画分における NADPH cyt. c red., ECOD, MCOD 活性を調べた結果, NAで最も高く, エタノールで低く誘導された。ジメピペレート, ダイムロン, ピラゾスルフロンエチル, ベンスルフロンメチルはECOD活性を最高4.0倍まで, MCOD活性を最高2.2倍まで誘導した。また, MCOD誘導活性はECOD誘導活性に比べて低く, NADPH cyt. c red. 誘導活性はほとんどなかった (Fig. 1)。NA 1.0%を前処理したイネのミクロソーム画分に4種類の阻害剤を添加して NADPH cyt. c red., ECOD, MCOD活性を調べた結果, ピラゾスルフロンエチルはMCOD活性を, 1-ABTはECOD活性を強く阻害したが, ベンスルフロンメチルとPBOはECOD, MCOD活性を同様に阻害した (Fig. 2)。ジメピペレートあるいはダイムロン前処理の場合, ピラゾスルフロンエチル, ベンスルフロンメチル, 1-ABT, PBO共にMCOD活性よりECOD活性を強く阻害する傾向を示した (Fig. 3, 4)。NADPH cyt. c red. 活性はどんな処理でもほぼ変化がなかった。
    これらの結果から, イネシトクロムP-450のO-脱メチル化活性, その薬剤による活性誘導及び阻害反応より, スルホニルウレア系除草剤の解毒代謝へのP-450の関与が示唆された。
  • 鬼頭 誠, 奥野 聡子
    1999 年 44 巻 4 号 p. 349-352
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 川口 俊, 小笠原 勝, 米山 弘一, 竹内 安智
    1999 年 44 巻 4 号 p. 353-355
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 西田 智子, 北原 徳久, 原島 徳一, 渡辺 修, 柴田 昇平
    1999 年 44 巻 4 号 p. 356-360
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 今泉 誠子, 本田 実, 森田 健二, 舘野 淳, 藤森 嶺
    1999 年 44 巻 4 号 p. 361-369
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 近藤 直彦, 松本 哲男, 松谷 邦, 今井 康文
    1999 年 44 巻 4 号 p. 370-376
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 濱田 暢之, 若山 健二, 松本 直樹, 釜谷 拓和, 縄巻 勤
    1999 年 44 巻 4 号 p. 377-382
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 〓 凡
    1999 年 44 巻 4 号 p. 383-390
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 蔡 済天, 具 滋玉
    1999 年 44 巻 4 号 p. 391-404
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    The planted area of direct-seeding rice cultivation in Korea, which began in 1991, increased remarkably up to 117, 500 ha in 1995, but decreased to 63, 900 ha in 1998 and then rose to 71, 700 ha in 1999. Farmers preferred dry paddies to flooded paddies at first for direct-seeding, but in recent years this has changed due to frequent rainfalls at seeding time. The number of weed species occurring in paddy fields in Korea was 23 in direct seeding on dry paddy and 18 in direct-seeding on flooded paddy. Echinochloa crus-galli was the most dominant weed species in direct-seeding on dry paddy and was followed by Cyperus difformis, Cyperus serotinus, Ludwigia prostrata and Aneilema japonica. The dominant weed species in direct-seeding on flooded paddy were Echinochloa crusgalli, Eleocharis kuroguwai, Scirpus hotarui, Monochoria vaginalis and cyperus difformis. On the contrary, Eleocharis kuroguwai, Sagittaria pygmaea, Sagittaria trifolia, Echinochloa crus-galli and Monochoria vaginalis were dominant weeds in machine transplanted paddy fields. Occurrence of weedy rice, especially red rice, was also increased greatly in directly-seeded rice fields, although effective herbicides or other practical control methods are not yet developed. The recommended herbicide application for controlling weeds in direct seeded dry paddies and flooded paddies in Korea is the systemic application of two time points: before and after water logging, in case of medium weed occurrence. Additional application is recommended for heavy weed occurrence. It seems that direct seeding is one of the most attractive rice cultivation techniques for labor and cost saving. However, it is still an unstable technique because of poor seedling establishment, more occurrence of weedy rice, lodging problem and lack of satisfactory seeding machines. Direct-seeding rice cultivation is expected to increase in future by farmers in Korea who understand the technique better.
  • シヤーナー デールL.
    1999 年 44 巻 4 号 p. 405-411
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
    Acetolactate synthase (ALS) inhibitors are highly potent herbicides that include the sulfonylureas, imidazolinones, triazolopyrimidine sulfonamides and pyrimidyl salicylates. Currently there are ALS-inhibiting herbicides for use in all major crops including maize, soybeans, rice, and cereals. These herbicides kill plants by inhibiting the first enzyme in the biosynthetic pathway of the branched chain amino acids. Resistance to ALS inhibitors can be conferred by single mutations at multiple sites within the ALS gene. The first case of resistance to ALS inhibitors was discovered in 1987 in a wild lettuce (Lactuca serriola) population in Idaho, U. S. Resistance to ALS inhibitors in the U. S. is now found in populations of 26 species in all of the major crops. In all the cases studied, the mechanism of resistance has been due to selection of an altered form of the ALS enzyme. Detection of resistance to ALS inhibitors can be done through whole plant screening, in vitro and in vivo enzyme assays. ALS resistance can be managed through the by using ALS inhibitors in an integrated system which utilizes other herbicides as well as mechanical, cultural and biological weed control methods.
  • 1999 年 44 巻 4 号 p. 412-419
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
  • 小荒井 晃, 伏見 昭秀, 露崎 浩, 白倉 伸一
    1999 年 44 巻 4 号 p. 420-423
    発行日: 1999/12/28
    公開日: 2009/12/17
    ジャーナル フリー
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