廃棄物学会誌
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15 巻 , 5 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 安井 至
    2004 年 15 巻 5 号 p. 223-224
    発行日: 2004/09/30
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
  • 北河 恵美子, 岩橋 均
    2004 年 15 巻 5 号 p. 225-231
    発行日: 2004/09/30
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    廃棄物による環境への負荷を評価するための一つの手法として, 遺伝子レベルのバイオアッセイが提唱されつつある。毒性に応答した遺伝子の情報から「どのように」「なぜ」生細胞を阻害するのかを予測し, サンプルの危険性を定量的にというよりはむしろ定性的に評価しようという試みである。本報告ではマイクロアレイ技術を利用した具体例を紹介している。本実験で使用した焼却灰は酵母に複合的な応答を引き起こし, 呼吸に関連した作用に対して強い影響を持つと評価された。また, 変異原性物質として作用する可能性も示唆された。一方で, 焼却施設サンプルを評価した結果, ガラス化処理は焼却灰の毒性をかなり低減させていたが, 焼却ガス由来化合物の無毒化処理には何らかの問題がある可能性が示唆された。このような環境負荷低減装置の機能評価はすぐにでも利用可能であり, 関係各位の利用を期待したい。
  • 渡邉 肇
    2004 年 15 巻 5 号 p. 232-239
    発行日: 2004/09/30
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    ダイオキシン類については, 平成11年に施行された「ダイオキシン類対策特別措置法」により規制基準値が定められているが, この値の算出には高分解能ガスクロマトグラフ質量分析器が必要であり, 個々の化学物質の種類と量を求めていく必要があった。これに対して, 公定法では認められていないものの, バイオアッセイによりダイオキシン類の量を評価する手法が開発されてきている。これらは, まだ改良の余地を残すものの, その簡便性, ハイスループット性などにおいて, 従来の高分解能ガスクロマトグラフ質量分析器より優れた面も有しており, 補助的な利用が可能なだけでなく今後の発展が期待される。
  • 石橋 弘志, 冨永 伸明, 有薗 幸司
    2004 年 15 巻 5 号 p. 240-246
    発行日: 2004/09/30
    公開日: 2010/12/08
    ジャーナル フリー
    廃棄物は人間活動の増大や物質文明の発展・発達に伴い発生量が増大し, その性状についても多様性を広げている。近年, 一般あるいは産業廃棄物等の埋立処分場からの浸出や漏出水による水質, 底質あるいは土壌汚染や, それらを介した人間の健康あるいは生態系に対する影響が危惧されている。これら環境試料の生物に対する種々の作用 (たとえば, 発ガン性, 変異原性, 内分泌攪乱作用等) を検出するにはバイオアッセイが適していると考えられる。ここでは, 特に内分泌攪乱作用を検出するための遺伝子レベルのバイオアッセイについて概説した。In vitro試験としては, レセプター結合試験, MCF-7細胞などの培養細胞を用いたレポーター遺伝子アッセイ, 酵母ツーハイブリッド法によるホルモン様作用の検出法が有用であると考えられる。それらに加え, 複数の遺伝子群を網羅的に解析するcDNAマイクロアレイ法をヒトや野生生物の毒性あるいは内分泌攪乱性の影響評価に用いることは重要であり, エコトキシコゲノミクスへの応用が期待される。
  • 東條 卓人, 津田 賢一, 和田 朋子, 山崎 健一
    2004 年 15 巻 5 号 p. 247-253
    発行日: 2004/09/30
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    形質転換シロイヌナズナを用いて, エストロゲン活性を持っ物質を検出する簡便で安価な方法を開発した。作製した形質転換シロイヌナズナの細胞内では, 常時, キメラエストロゲン受容体とキメラ転写コアクチベーターの2種のエフェクターおよび, エフェクター間のエストロゲン依存的な相互作用によって転写が活性化されるレポーター遺伝子が存在している。われわれはこれを「植物ツーエフェクターシステム」と名付けた。このシステムは, 寒天培地中に存在する50pM (約13pg/mL) の17β-エストラジオールを検出できるだけでなく, エストロゲン様物質であるジエチルスチルベステロール, p-n-ノニルフェノール, ビスフェノールA, ゲニステインなどを検出することもできた。
  • 2004 年 15 巻 5 号 p. 254-256
    発行日: 2004/09/30
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
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