山野研究紀要
Online ISSN : 2433-6424
Print ISSN : 0919-6323
1 巻 , 1 号
選択された号の論文の18件中1~18を表示しています
  • 原稿種別: 付録等
    1993 年 1 巻 1 号 p. App1-
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 山野 正義
    原稿種別: 本文
    1993 年 1 巻 1 号 p. 1-
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 代永 寳
    原稿種別: 本文
    1993 年 1 巻 1 号 p. 3-10
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究はラットを用いて,毛,歯,骨の成長に及ぼす下垂体摘出の影響が調べられた。成長は時刻描記法を用い,毛には酢酸タリウム法,骨と歯には酢酸鉛法を殆んど同時に施行して定量的に測定した。得た結果は以下の如くである。1)下垂体のsham-operation(偽手術)は脛骨近位部の骨成長に影響しなかったが,下垂体を摘出すると,骨の成長は明瞭に抑制され,摘出後9日目には骨端軟骨層は極端に狭くなり,骨の成長は殆んど止った状態となった。2)下垂体を摘出すると切歯象牙質の縦軸成長は明瞭に抑制されたが,摘出後9日目で摘出前の成長に対し60%の抑制であった。切歯の石灰化もまた抑制された。切歯の成長は下垂体摘出後1ヶ月になると成長の抑制はさらに強くあらわれたが,切歯は成長しつゞけていた。3)下垂体摘出は発毛を僅かに抑えたが,毛の成長には殆んど影響を及ぼさなかった。さらに皮膚の組織学的変化も見出すことが出来なかった。かくして,下垂体摘出の影響は器官の発生学的起原によって異なり,器官の成長は骨>歯》毛の順序に抑制され,毛の成長には無影響であったことから,毛は特異性をもつことを見出した。
  • 鈴木 昌子
    原稿種別: 本文
    1993 年 1 巻 1 号 p. 11-17
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
    古代の代表的な髪形は,「美<み>豆<づ>良<ら>」であった。奈良時代になって,唐の文化が輸入されて「高髻」という髪形が流行したが,平安時代に入ると日本独自の文化が生まれ「垂髪」が一般的となり,この髪形が室町時代まで続いた。江戸時代には経済の実権が町人に移り艶麗ともいわれる江戸文化が華ひらいた。垂髪のわずらわしさを解放するために,江戸時代前期には唐輪髷が開発され,「兵庫髷」「若衆髷」や「島田髷」が工夫された。江戸中期になると,女髪結という専業者が生れ,また固練油の鬢付油が開発されて新しい髪形が考案されるようになった。江戸後期になると,江戸中期の豪華・精巧な趣があきられて,すっきりと洗練されたいわゆる「粋」な美意識が好まれるようになり,島田の変形が流行した。男女合わせて約三百種類の髪形が生まれた。現在ではこの一部の髪形が儀式や伝統芸能などの非日常的な分野にのみ伝承されている。
  • 原稿種別: 付録等
    1993 年 1 巻 1 号 p. App2-
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 川田 祐子
    原稿種別: 本文
    1993 年 1 巻 1 号 p. 19-28
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本作品は,これまであまり知られることがなかったが,石清水八幡宮を主題とした絵画作品の中では,他に類例のない「聖」と「俗」の表現が見られること,そして,その製作年代が中世期まで遡ると推定される点において美術史的に重要な作品である。描かれている景観は,社殿を真正面から俯瞰的にとらえ,中央の楼閣の屋根を境界線として画面を縦に1 : 3の割合で分割する構図となっている。したがって,この作品の主題が,「月次風俗画」の影響のもとに,「垂迹画」「社頭図」といった「礼拝画」「信仰画」の性格もある一方,世俗の参詣行楽者たちを描き入れているので,「寺社参詣曼荼羅」や「野外遊楽図」を予期させる。鎌倉時代の「大和絵」と比較すると,この作品は色調が明るく,明確な描写によって,平面的な印象を受けるが,それはまた図案化・意匠化された表現にもなっている。そして,人々の様子には,滑稽で大袈裟とも思われるような表情と仕草を持つ,とても日常的で人間的な姿が表現されている。したがってこのような特徴から,私はこの作品が南北朝後期から室町初期(14世紀後半から15世紀初頭まで)の製作と推察する。
  • 村松 英子
    原稿種別: 本文
    1993 年 1 巻 1 号 p. 29-33
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
    今回平安朝における裳の役割について,『枕草子』と『紫式部日記』等を検証した。その結果次のように考察できる。(1)裳が長く変化したことは,着ている人の動作を著しく妨げ,機敏性を失わせた。(2)装飾と考えられていた裳は,公的な場合には着用者の立ち居振る舞いを,その裳を長く発展させたことにより,一段と公的にする効果を導き出させた。以上のことより衣服に付随する装飾のための裳は,着用者の極めて公的な雰囲気を醸し出す要素に発展し,重要な衣服の構成成分になったことが考えられた。
  • 近内 トク子
    原稿種別: 本文
    1993 年 1 巻 1 号 p. 35-44
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
    Shakespeareは作家として出発した初期の一時期に,ペストの大流行に出会った。1592年から1594年のことのことであった。この間,劇場はこの疫病のため閉鎖されたままであった。この疫病の流行の時期に,彼は詩集を二編,すなわちVenus and AdonisとThe Rape of Lucreceを書き上げ,出版した。この時期に彼は,The Sonnetsの最初の部分も仕上げたと考えられる。Venus and Adonisは1593年,The Rape of Lucreceは1594年に出版されているが,この二つの詩集は両方ともSouthampton伯に献呈された。彼はThe Sonnetsの美しい貴公子に当る人物と考えられる。Venus and AdonisはThe Sonnetsの中の最初の17篇,つまり貴公子に詩人が結婚をすすめた部分と極めて共通している。似た表現が見られるだけでなく,同じテーマや同じ意図が込められている。この論文は,Venus and AdonisとThe Sonnetsの最初の17篇との間の類似性と,テーマの同一性を検討する。結論として,Venus and Adonisは17篇の結婚ソネットと同様,美しい貴公子に,疫病に打ち勝つため早く結婚して子孫をもうけなさいとすすめる詩である。詩人は若い貴公子が,子孫をもうけることで,その生命が永遠に続くことを願って歌っている。
  • 山野 愛子
    原稿種別: 本文
    1993 年 1 巻 1 号 p. 45-51
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
    飛鳥時代および奈良時代に作られた万葉集には紅色が多く歌われ,この紅色が日本古代を象徴する色彩といえる。これは,当時の仏像が極色彩であったことにも共通し,中国特に唐文明の影響と考えられる。平安時代に入ると,都は唐の長安を模して造営されたにも拘わらず,この頃から唐風の礼服が和風の「衣冠束帯」になり,「田楽」や「今様」が愛好され,仮名文字による古今和歌集が作られたように,日本独自の美意識や文化が生れ育つようになる。この美意識の変遷が,紅粧から白塗りの化粧への変化として表れた。この平安時代の色彩感覚の変遷を当時の貴族文化から考察した。
  • 増子 博調
    原稿種別: 本文
    1993 年 1 巻 1 号 p. 53-60
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
    日本の古典芸能は一口に言って「間」の芸術である。西洋の時間芸術がリズムにのって流動するのに対して,日本の時間芸術は流れるよりもむしろ止まる。絶え間なく流れ行く時間の中で,いかにして静止するかに腐心する芸術であるといってよい。日本舞踊の「間」という形こうしたテーマをとりあげたこの小論では,邦舞の「間」の問題を三つのステージで捉え,第一のステージでは,いわゆる「常間」という規則正しい間拍子のとり方を吟味の対象とし,第二のステージでは,「常間」では一応の舞踊の形は整うけれども,芸術としての面白味(踊り手の側からみれば「個性」)を出すには,一歩進んでことさらに間のリズムを壊して,変則の間拍子を工夫する必要のあることに触れ,第三のステージでは,間拍子の工夫がただ技術的巧拙の段階にとどまる限り,そこに芸術としての味わいを醸し出す余地はなく,ここで一段飛躍して,芸術に精神性の表出を求める立場から,いわば「気合の芸術」として,日本舞踊の「間」の問題に迫ろうとする。これらの作業が,日本文化の特質解明の一助ともなりうれば幸である。
  • 藤田 孟
    原稿種別: 本文
    1993 年 1 巻 1 号 p. 61-69
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
    皮膚角質細胞間脂質およびそれらの生理的役割に関する研究動向を概説した。セラミド,コレステロール,遊離脂肪酸,トリグリセリドおよびコレステリル硫酸エステルから構成される角質細胞間脂質は,角質層の水分透過バリヤー,水分保持機能および接着・剥離機構に重要な役割を果しており,今後の研究の展開が期待される。
  • 小嶋 昌夫
    原稿種別: 本文
    1993 年 1 巻 1 号 p. 71-77
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
    公立中学校の自己点検による教育改革の教訓をもとに大学の自己点検・評価,改善について検討する。全構成員による民主主義討議の徹底こそ教育評価を含めた大学改革の前提である。
  • 代永 寳, 山野 愛子ジェーン
    原稿種別: 本文
    1993 年 1 巻 1 号 p. 79-80
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 栗本 佳典
    原稿種別: 本文
    1993 年 1 巻 1 号 p. 81-84
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
    現代の美術は,多様化しているのと同時にそれぞれの分野の境界線が薄くなり,より自由に新しい材料を用いたり,技法をミックスしたりして,独自の表現を探究している。木版画においても,作家の表現する内容に応じて,様々な技法が存在している。
  • 原稿種別: 文献目録等
    1993 年 1 巻 1 号 p. Misc1-
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1993 年 1 巻 1 号 p. App3-
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1993 年 1 巻 1 号 p. Cover1-
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1993 年 1 巻 1 号 p. Cover2-
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2019/06/10
    研究報告書・技術報告書 フリー
feedback
Top