日本養豚学会誌
Online ISSN : 1881-655X
Print ISSN : 0913-882X
ISSN-L : 0913-882X
25 巻 , 4 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 杉本 隆重, 高橋 弘, 新部 昭夫, Allan SCHINCKEL
    1988 年 25 巻 4 号 p. 171-180
    発行日: 1988/12/25
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    最近, 種豚の選抜は, 小型コンピュータの発達により, 推定育種価による方法が用いられるようになってきた。
    養豚では, 育種目標に複数の形質が考慮されなければならない。このため, 各形質が遺伝的に1単位改良されることによってどれだけの経済価値を生ずるかを考慮し, 各形質を相対的に重み付けした選抜インデックスが必要となる。
    本論は, 養豚農家の事例調査を基に, 通常最も選抜に考慮され, しかも経済効果の高い生存産子数, 1腹当りの総体重, 出荷体重到達日齢, 背脂肪厚, 飼料要求率の各形質について, 改良1単位当りの経済価値を計算した。
    これらの値を用い, 交配方法によって特定雌の系統作出のためのインデックス, 輪番交配のためのインデックス, 止め雄として用いる場合のインデックスを開発した。特に, 米国では, 背脂肪厚に対する価値が薄くなればなるほど価値が増す指標であるのに対し, 本論では, 厚過ぎても薄過ぎても価値が下がることを考慮した指標を採用している。また, 日本は米国に比べ, 1母豚当りの人件費や, 飼料費が高いことにより, 1腹当りの総体重より生存産子数の増加が経済価値を大きくすることが分った。
  • 三上 仁志, 大西 彰, 小松 正憲, 大谷 敏明, 関 哲夫, 五十嵐 真哉
    1988 年 25 巻 4 号 p. 181-185
    発行日: 1988/12/25
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    中国豚3品種, 梅山豚, 金華豚, 東北民豚, のミトコンドリアDNAの制限酵素切断型をランドレース, 大ヨークシャーのものと比較した。ミトコンドリアDNAは新鮮な精巣から精製し, 9種の制限酵素, Apa I, Bam HI, Bgl II, Dra I, Eco RI, Eco RV, Pst I, Sca I, Stu I で処理した。中国豚3品種は, 全てにおいて等しい切断型を示したが, 中国種とランドレース, 大ヨークシャー間では, Bgl II, Sca I, Stu I で明確な変異が見られた。また, Bgl II ではランドレースと大ヨークシャーの間でも差異が認められた。本報で用いた中国豚3品種の切断型は, WATANABE ら13, 14)により調査されている日本の猪や台湾在来種とおそらく同一と思われる。
  • 柏崎 直巳, 塩原 広之, 添田 益夫, 武田 光彦, 杉本 輝夫, 菅原 七郎, 正木 淳二
    1988 年 25 巻 4 号 p. 186-190
    発行日: 1988/12/25
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    腹腔鏡を用いる豚胚の移植法 (腹腔鏡法) を試み, 開腹手術による方法 (開腹手術法) と比較検討をおこなった。交配後6~7日目の donor を開腹手術し, 子宮を Dulbecco's PBS (PBS) にグルコース (1mg/ml) と牛胎子血清 (FBS; 1% (v/v)) を加えた液で灌流して胚盤胞を回収した。胚盤胞は, 移植まで37℃にて保持した。24時間絶食させた recipient を麻酔し, 仰臥位に保定して腹腔鏡と探り針により黄体の有無を確認後, 子宮角上部を把持鉗子で固定した。腹壁を介して20cmの長針を固定された子宮角上部へ刺し込み, 針の先端が子宮腔に達するようにした。1mlシリンジに接続したエクステンションチューブの先端からあらかじめ胚を0.4mlの保存液 (PBSにグルコース (1mg/ml) とFBS (10% (v/v)) を加えた液) とともに吸引しておき, このチューブをその長針に連結して胚を注入した。開腹手術法では正中切開を実施し, 常法通りに子宮角上部へ移植した。腹腔鏡法による移植では11例中3例 (27%) が, 開腹手術法では6例中5例 (83%) が妊娠した。移植胚数に対する産子への発生率は, 腹腔鏡法で16%, 開腹手術法で51%であった。また妊娠例中のこの率は, 腹腔鏡法で60%, 開腹手術法では58%であった。腹腔鏡を用いた移植法は安全で, 十分な手術設備を有していない一般の農場においても豚の胚移植技術を適用しうるので有用であろう。
  • 海老原 五郎
    1988 年 25 巻 4 号 p. 191-196
    発行日: 1988/12/25
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 久米 勝己
    1988 年 25 巻 4 号 p. 197-198
    発行日: 1988/12/25
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 1988 年 25 巻 4 号 p. 199-210
    発行日: 1988/12/25
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 1988 年 25 巻 4 号 p. 218-251
    発行日: 1988/12/25
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
feedback
Top