日本養豚学会誌
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27 巻 , 2 号
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  • 杉本 隆重, 高橋 弘, 新部 昭夫, Allan SHINCKEL
    1990 年 27 巻 2 号 p. 55-65
    発行日: 1990/06/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    種豚群を改良するにあたって推定育種価 (EBV) を計算する場合, 個体の能力のみでなく肉親の能力も加味することによって精度を高める必要がある。ここでは, 米国パデュー大学の種豚改良プログラムを参考に, 経済的に重要な形質のEBVを計算し, 日本における各形質の経済価値に基づいて加重したインデックスで選抜するプログラムを開発した。
    本プログラムは, 当該個体とその血縁個体 (子孫, 両親, 全姉妹, 半姉妹) の能力に基づいて, 雄豚, 雌豚, 検定終了豚, 若雄豚に対する生存産子数, 21日齢1腹子豚総体重, 105kg体重到達日齢 (若雄は56日齢体重) および背脂肪厚の4形質に関するEBVとインデックスを計算している。インデックスは, (1) 雌系の特定静止交配19,22), (2) 輪番交配, (3) 止め雄, といった検定終了豚の使われ方によって計算される。
    EBVの計算には, 豚群内の多くのデータが利用されるので, 小型コンピュータを利用する場合は, 高速かつ信頼性のあるアルゴリズムを用いる必要がある。
    母豚数約550頭, 雄豚数約110頭の登録ファイルを用いた生存産子数と21日齢1腹子豚総体重のEBV計算では, パーソナル・コンピュータFACOM9450Λ (60Mバイトのハードディスク着装) で本プログラムを用いた場合, 1回に60頭の母豚の処理で約50分を要し, 子豚の105kg体重到達日齢と背脂肪厚のEBV計算では, 1回に300頭分の処理で約15分, また若雄の56日齢増体の処理では, 1回に40頭分で約1分を要した。
  • 入江 正和, 亀岡 俊則, 崎元 道男, 因野 要一
    1990 年 27 巻 2 号 p. 66-72
    発行日: 1990/06/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    油温脱水法によって製造した食品残渣 (フライドミール) を肉豚に給与し, 発育, 屠体と脂肪の性状に及ぼす影響を調査した。
    開始時平均体重69.9kgの子豚12頭を試験飼料の種類によって次の4区に分けた。1区; 豚産肉能力検定飼料 (対照区), 2区; 2号油で油温脱水処理した食品残渣 (フライドミール1), 3区; 硬化魚油で油温脱水処理した食品残渣 (フライドミール2), 4区; 蒸気加熱で処理した食品残渣 (蒸煮残飯)。なお, 2~4区の飼料にはビタミン・ミネラルプレミックスを添加した。供試豚は試験開始から2週間毎に体重と飼料摂取量を調査し, 6週間後一斉に屠殺し, 屠体の成績と脂肪の理化学的性状を調べた。
    試験開始から2週間における1日増体量と飼料摂取量は, 対照区に比べてフライドミール1, 2と蒸煮残飯を給与した区で劣っていたが, その後2~6週における発育ならびに飼料摂取は順調であった。
    屠体長, 背腰長II, 背脂肪厚 (肩, 背, 腰) には飼料による影響は特にみられなかった。
    体脂肪の脂肪酸組成には飼料の影響がみられ, 硬化魚油で油温脱水処理した食品残渣, すなわち, フライドミール2の給与は豚の体脂肪中のC14:0, C16:1含量を増加させた。フライドミールを含む2~4区の食品残渣を給与した豚ではC18:2, C18:3含量が対照のものに比べて高かった。背脂肪外層, 内層, 腎臓周囲脂肪における屈折率とヨウ素価は, 対照区に比べて2, 3, 4区で高い傾向を示した。
    以上のことから, フライドミールの給与は馴致期間を長くとる必要があると考えられるが, ビタミン, ミネラルを添加したフライドミールは単独でも充分飼養が可能であり, また, 油温脱水法における熱媒体としての油の違いで豚の体脂肪の脂肪酸組成が異なることがわかった。
  • 丸山 淳一
    1990 年 27 巻 2 号 p. 73-79
    発行日: 1990/06/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    新生子豚の臍帯の形態及び出生後の経過時間に伴う変化について, 884頭の子豚を用いて調査した。出生時における臍帯長および臍帯直径の平均値は, それぞれ31.2±13.0cmおよび7.28±1.09mmであった。出生後の経過時間に伴う臍帯の変化において, 臍帯長は生後4時間までに急速な縮小が見られ, 出生時の臍帯長が11cm以上の子豚では有意差 (P<0.01) が認められた。とくに, 41cm以上の臍帯長のものの縮小率は76.2%と最も高かった。しかし, 10cm以下の臍帯長のものの縮小率は18.5%で有意差が認められなかった。また, 生後4時間以降の臍帯長の縮小においては顕著な変化が見られなかった。臍帯直径は生後12時間で2.69±0.51mmとなり, その後の変化は少なかった。臍帯水分含量は出生時が92.9±1.2%と最も高く, 生後6時間で46.6±9.5%と半減し, さらに12時間で17.9±1.9%と減少したが, その後はほぼ一定となり18時間では17.6±1.5%であった。臍帯曲角度と臍帯水分含量との関係においては, 80°のものが58.7%, 40°のものが39.6%, 0°のものが21.1%であり,両者にはr=0.852で有意 (P<0.01) な相関関係が認められた。
  • 小栗 紀彦
    1990 年 27 巻 2 号 p. 80-86
    発行日: 1990/06/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 阿部 猛夫
    1990 年 27 巻 2 号 p. 87-91
    発行日: 1990/06/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 松崎 格
    1990 年 27 巻 2 号 p. 92-93
    発行日: 1990/06/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 1990 年 27 巻 2 号 p. 94-111
    発行日: 1990/06/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
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