日本養豚学会誌
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30 巻 , 1 号
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  • 張 仲葛, 李 錦〓, 張 暁嵐
    1993 年 30 巻 1 号 p. 1-10
    発行日: 1993/03/15
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    Pig raising has a long history in China. As early as about 6000-9000 years ago, local wild boars had been domesticated by the Chinese. The ancient Chinese people also paid great attention to selective breeding. In the Han Dynasty the superiority of Chinese pigs were known at home and abroad. During the Han Dynasty the small-ear pig in Southern China was introduced into Dachin Country (Roman Empire) to be bred into the ancient Roman pig. Up to the seventeenth and eighteenth centuries, the Chinese pig (Guangdong pig varietry) was introduced into the western countries such as the Great Britain and the USA. Since then it played an important role in the improvement of pig varieties in these countries.
    In recent years, due to the shortage of pig variety resources, some countries with developed pig industry have paid great attention to the Chinese pig varieties with high reproductivity and introduced them for crossbreeding. The results have been encouraging. And researches have been carried out in France, Britain, Japan and the Netherlands using Chines pigs to improve the reproductivity of pig varieties in these countries.
    World wide attension has been focused on the excellent characters of Chinese pigs and the breeding and management technology. They are the precious wealth of the whole mankind. We are thus expecting a glorious future.
  • 桝田 博司, 須藤 正己, 飯田 照彦, 徳永 隆久, 平山 匡男
    1993 年 30 巻 1 号 p. 11-15
    発行日: 1993/03/15
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    豚精子の凍結・融解後 (以下, 凍融後と略記) の生存および正常頭帽の維持に対するフラクトオリゴ糖の効果について比較検討し, 次の結果を得た。
    メイオリゴP, GF2, GF3及びGF4のうち, GF3およびGF4は凍融後37℃, 15~270分における豚精子の生存並びに正常頭帽の維推に優れた効果を示し, その効果は対照の乳糖を有意に上まわった。
  • 押田 敏雄, 高柳 貴子, 猪股 智夫, 小西 信一郎
    1993 年 30 巻 1 号 p. 16-20
    発行日: 1993/03/15
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    豚血液の遠心分離の条件 (時間: 5, 10, 15および20分, 回転数: 1,000, 2,000, 3,000および4,000rpm) が溶血程度と血清の生化学性状にどのような影響をおよぼすのかについて検討した。
    遠心時間による影響は3,000rpmにて5, 10, 15および20分間, それぞれ遠心した場合, 遠心5分間の溶血程度 (吸光度) は他の時間に比べ有意に高く, 時間の延長により吸光度は低下した。血清生化学的性状のうちLDHは遠心5分間では, 他の時間に比べ有意に高値であり, 時間の延長により値は低下する傾向にあった。さらに, Mgは遠心5分間では15および20分間に比べ有意に低値であった。
    回転数による影響は1,000, 2,000, 3,000および4,000rpmにて, それぞれ10分間遠心分離した場合, 1,000rpm処理の溶血程度 (吸光度) は他の回転数に比べ有意に高く, 回転数の上昇により吸光度は低下した。さらにLDH, 血清鉄およびMgは1,000rpmでは他の回転数に比べ有意に高値であり, 回転数の上昇により測定値はそれぞれ低下した。
  • 今田 哲雄, 鈴木 義邦, 風間 繁
    1993 年 30 巻 1 号 p. 21-26
    発行日: 1993/03/15
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    昭和56年から平成元年まで養豚一貫経営132戸の経営実績を対象に3年毎3期に区分し, 枝肉1kg当たり生産費を目的変量とする重回帰分析を試み, 次のような結果が得られた。
    1. 第1期は説明変量5項目で重相関係数0.920, 自由度調整済寄与率81.7%を示し, 増体1kg当たり飼料費及び子豚離乳頭数の自由度調整済寄与率が61.4%, 8.6%であった。
    2. 第2期は説明変量5項目で重相関係数0.942, 自由度調整済寄与率86.9%を示し, 増体1kg当たり飼料費及び年間分娩回数の自由度調整済寄与率が57.8%, 17.9%であった。
    3. 第3期は説明変量5項目で重相関係数0.859, 自由度調整済寄与率71.4%を示し, 増体1kg当たり飼料費及び年間分娩回数の自由度調整済寄与率が40.1%, 15.3%であった。
  • 押田 敏雄, 吉川 康宏, 小林 義浩, 坂田 亮一, 猪股 智夫, 小西 信一郎
    1993 年 30 巻 1 号 p. 27-33
    発行日: 1993/03/15
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    豚血液の溶血程度が血清生化学的成分の測定値にどのような影響をおよぼすのかを, 人為的に作成した種々の溶血血清を用い, 溶血程度と測定値の関係について検討し, 以下の成績を得た。
    1. 血清の溶血程度を表示する総ヘム色素量 (Y; mmol/ml) と吸光度 (X) との間には
    Y=0.0644X-0.0050 (r=0.9826**) の関係が成立した。
    2. 溶血程度の測定値への影響は, つぎのとおりであった。
    1) 溶血によって測定値が変化しない項目は総蛋白量, Alb,α-glob,γ-glob, A/G比, BUN, ALP, LPH3, Glu, T-cho, Fe, Ca, MgおよびIPであった。
    2) 溶血によって測定値が上昇した項目はβ-glob, GOT, GPT, LDH活性値, LDH4およびLDH5であった。
    3) 溶血によって測定値が下降した項目はTG, PL, LDH1およびLDH2であった。
  • 鈴木 啓一, 阿部 博行, 西 清志, 吉野 淳良
    1993 年 30 巻 1 号 p. 34-39
    発行日: 1993/03/15
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    ランドレース種と大ヨークシャー種のF1に止め雄としてデュロック種 (D), バークシャー種 (B) および梅山豚 (M) の三品種を交配してできた三元交雑種 (LWD, LWBおよびLWM) の発育と産肉能力について比較検討した。三元交雑種の去勢雄豚と雌豚をそれぞれ6頭ずつ計36頭供試した。単飼, 不断給餌条件下で, 体重が30kgから検定を開始し, 70kgで飼料を肥育前期用から後期用に切り替え, 105kgまで飼育した。試験終了後, 24時間絶食後屠殺した。24時間枝肉を放冷後, 豚産肉能力後代検定法に準じて枝肉形質の測定を行った。さらに, 品種と性を要因とした分散分析を行った。70kgおよび105kg日齢は, LWBがLWDとLWMより有意に進んでいた (70kg日齢: LWB, LWDおよびLWMがそれぞれ116.5, 110.6および110.3日齢, 105kg日齢: LWB, LWDおよびLWMがそれぞれ159.8, 146.8および148.8日齢)。また, 一日平均増体量 (30kg~105kg) についてもLWD, LWMではそれぞれ976g, 948gと差が認められないが, LWBは866gと有意に劣った。枝肉の皮下脂肪厚ではいずれの部位でもLWMが統計的に最も厚く, LWBがいくつかの部位でLWDよりも厚かった。枝肉形質では枝肉重量と枝肉歩留りについて, LWMが他の2品種より低い値を示し, 屠体長, 背腰長, ロース長などは有意に短かった。さらに, LWMはロース・バラの割合が高い反面, モモの割合が低かった。内臓重量では, LWMは頭部と腸 (大腸+小腸) の重量が他の2品種より有意に重かった。これらの結果から, 止め雄が三元交雑種の発育と産肉形質に有意な影響を及ぼすことが明らかとなった。
  • 鈴木 啓一, 西 清志
    1993 年 30 巻 1 号 p. 40-49
    発行日: 1993/03/15
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    豚の皮下脂肪厚と枝肉の各胸椎, 腰椎ごとの横切断面脂肪面積割合から, 全屠体および枝肉の脂肪割合を推定するため, 系統間三元交雑豚 (LWD) 去勢37頭, 雌32頭の合計69頭を用いた。体重が70kgと105kg時点で屠殺し, 枝肉の左半丸のカタ, セ, コシと最後胸椎の背正中線から2, 4, 6, 8および10cmずれた部位の皮下脂肪厚を測定した。-30℃に凍結した枝肉右半丸を電動ノコギリで各胸椎と腰椎ごとに切断し, 切断面をコピーした。さらにデジタイザーで脂肪面積割合を測定し, 切断片は粉砕後化学分析に供した。皮下脂肪厚を説明変数とした場合, 体重70kgでは全屠体および枝肉の脂肪割合は3形質 (枝肉重量, 最後胸椎の4cm, 8cm脇にずれた部位の脂肪厚) により, それぞれ寄与率が85.5%と83.1%, 残差標準誤差 (RSE) が0.870と1.107で推定可能であった。体重105kgでは, 全屠体脂肪割合については4形質 (枝肉重量, 最後胸椎の4cm, 10cm脇にずれた部位と平均脂肪厚) で寄与率81.9%, RSEが0.977, 枝肉脂肪割合についても4形質 (枝肉重量, 最後胸椎の4cm, 10cmおよびセの脂肪厚) により寄与率91.1%, 残差標準誤差1.045で推定可能であった。一方, 枝肉断面の脂肪面積割合を説明変数とした場合, 体重70kgでは全屠体の脂肪割合が5形質 (枝肉重量, 第3, 11, 12および16胸椎の脂肪面積割合) により寄与率82.3%, RSE: 0.995で, 枝肉脂肪割合について4形質 (枝肉重量, 第3, 7および11胸椎の断面脂肪面積割合) により寄与率81.4%, RSE: 1.198で推定可能であった。さらに, 体重が105kgでは全屠体中脂肪割合は4形質 (枝肉重量, 第10, 第14胸椎と第1腰椎の断面脂肪面積割合) により寄与率91.0%, RSE: 0.918で, 枝肉脂肪割合は4形質により (枝肉重量, 第3, 14胸椎および第1腰椎の脂肪面積割合) 寄与率92.6%, RSE: 0.935で推定可能だった。以上の結果から, 最後胸椎部位の皮下脂肪厚測定値あるいは枝肉横断面脂肪面積割合は全屠体と枝肉脂肪面積割合を推定するうえで有効であることが明らかとなった。
  • 松岡 昭善, 鈴木 伸一, 山中 良忠
    1993 年 30 巻 1 号 p. 50-52
    発行日: 1993/03/15
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 1993 年 30 巻 1 号 p. 57-119
    発行日: 1993/03/15
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
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