日本養豚学会誌
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39 巻 , 2 号
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  • 鈴木 啓一, 門脇 宏, 日野 正浩, 田村 勝男
    2002 年 39 巻 2 号 p. 59-65
    発行日: 2002/06/20
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    お茶を添加した飼料の給与が豚の産肉, 肉質形質に及ぼす影響を検討した。2頭の種雌豚より生産した去勢豚15頭を用い, 茶無添加の対照区, 茶1%添加の試験区1および茶3%添加の試験区2にそれぞれ5頭ずつ振り分けた。各区の平均体重が約70kgに到達後, 飼料に茶を添加して不断給与し, 体重105kg到達後と殺した。対照区の飼料給与期間および試験1区と試験2区の茶添加飼料給与期間はそれぞれ平均37.8日および43.4日と57.4日であった。と殺後24時間放冷した枝肉形質を測定後, 最後胸椎から2胸椎分のロース肉を採材し保水性, 肉色, 物理的特性, 化学成分および脂肪酸組成を分析した。対照区と比較し, 茶の添加 (3%添加の試験区2) により発育が有意に劣り, 脂肪の蓄積が抑制された。保水性 (ドリップロス, 加熱損失率), 筋肉内脂肪, Tenderness などの肉質形質は茶添加飼料給与の影響を受けなかった。しかし, 茶の添加によりロース肉中の脂肪酸組成が影響を受け, 対照区と比べ, 3%茶添加区はリノール酸 (18:2), リノレン酸 (18:3), エイコサジェン酸 (20:2) の割合が有意に多くなり, オレイン酸 (18:1) が逆に少なくなる傾向が示された。また, ロース肉中のビタミンE (αトコフェロール) 濃度は対照区, 試験1区および試験2区がそれぞれ0.160mg/100g, 0.156mg/100g, 0.200mg/100gであり, 試験2区が対照区と試験1区より高く, コレステロール濃度は65.25mg/100g, 63.00mg/100gおよび60.60mg/100gと逆に試験2区が対照区より低い値が得られたがいずれも統計的に有意な差は認められなかった。
  • 鈴木 啓一, 清水 ゆう子, 門脇 宏
    2002 年 39 巻 2 号 p. 66-70
    発行日: 2002/06/20
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    乾燥ワカメ茎とパン屑を豚の飼料に添加給与した際の産肉形質と肉質形質に及ぼす影響を検討した。LWD雌豚と去勢豚をそれぞれ8頭ずつ計16頭用いた。体重30kgから去勢と雌豚を4グループに分け70kgまで単飼で不断給餌した。体重70kgから105kgまで, グループ1は乾燥ワカメ茎0.3%とパン屑5%を配合飼料に混合し給与した。グループ2は乾燥ワカメ茎だけ, グループ3はパン屑だけ添加し, グループ4はいずれも無添加とした。体重105kg到達後と殺し, 枝肉形質を測定した。また, 最後胸椎から前2胸椎分のロース肉について, 肉色, 保水性 (ドリップロスと加熱損失率), 物理的特性及び化学成分 (水分と脂肪) を測定した。パン屑5%の飼料添加はほとんどの産肉形質・肉質形質に影響を及ぼさなかった。産肉形質のうち, 体重70kgから105kgの期間の総飼料摂取量は, 乾燥ワカメ茎添加 (121.1kg) により無添加 (142.3kg) の場合と比べ約20kg有意に少なく, 飼料要求率 (3.588と4.215) も有意に改善された。また, 肉質形質のうち加熱損失率について, 乾燥ワカメ茎の添加 (25.16%) により無添加 (27.90%) の場合と比べ有意に減少した。以上の結果から, 乾燥ワカメ茎の飼料への添加給与が豚の飼料利用性を高め, 肉質を改善する効果があることが示唆された。
  • 阿部 則夫, 杉浦 千佳子, 中村 慶逸
    2002 年 39 巻 2 号 p. 71-78
    発行日: 2002/06/20
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    繁殖豚からの環境負荷物質の排泄量低減化を目的として, 妊娠の前・中期に低タンパク質飼料を給与し, 繁殖性と尿中窒素排泄量に及ぼす影響, 並びに, この期間におけるリジン要求量について検討した。粗タンパク質 (CP) 含量12.5%の標準飼料およびCP 10%と7%の低タンパク質飼料を調製し, 交配から75日目までは各区にCP含量の異なる飼料の制限給与, 76日目から分娩までは全区でCP 12.5%飼料の制限給与, 分娩から離乳まではCP 15%飼料の不断給与とした。制限給餌量を2.5kg/日と設定して初産から6産次までの繁殖成績を調べたところ, CP 12.5%の標準飼料区 (リジン摂取量13.75g/日) とCP 10% (11.00gリジン/日)およびCP 7% (8.25gリジン/日) の低タンパク質飼料区との間に生産頭数, 離乳頭数, 哺育率, 生時と4週齢時子豚体重, 並びに発情再帰日数に有意な差はなかった。また, 母豚体重の推移にも差は認められなかった。次に, 制限給餌量を2.0kg/日と設定して初産における繁殖成績と窒素排泄量を調べたところ, CP 7%飼料区 (6.60gリジン/日) の生産頭数と離乳頭数がCP 12.5%標準飼料区 (11.00gリジン/日) よりも有意に低かったが, それ以外の発情再帰日数等の繁殖成績に有意な差はなかった。尿中窒素排泄量は, 12.5%飼料区が12.1g/日, CP 7%飼料区が7.7g/日となり, CP 7%飼料区が有意に低くなった。以上の結果から, 繁殖豚の妊娠前・中期にCP 7%の低タンパク質飼料を2.5kg/日給与して養豚飼料で不足しやすいリジンの日給与量を8.25gとしても繁殖性に悪影響を及ぼさないことが明らかとなった。さらに, 低タンパク質飼料給与により尿中窒素排泄量の低減が可能であることも示唆された。
  • 赤池 洋二
    2002 年 39 巻 2 号 p. 79-100
    発行日: 2002/06/20
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 一好
    2002 年 39 巻 2 号 p. 101-111
    発行日: 2002/06/20
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 宮腰 裕
    2002 年 39 巻 2 号 p. 115-118
    発行日: 2002/06/20
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 村田 亀松
    2002 年 39 巻 2 号 p. 119
    発行日: 2002/06/20
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 2002 年 39 巻 2 号 p. 120-140
    発行日: 2002/06/20
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
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