日本養豚学会誌
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47 巻 , 2 号
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原著
  • 山田 未知, 中村 フチ子, 西牧 由佳, 宮本 拓平, 山田 幸二, 大槻 健治, 佐藤 茂次, 松井 滋
    47 巻 (2010) 2 号 p. 47-54
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    3%エゴマ種実添加飼料(エゴマ飼料)の脂質性状に及ぼす夏季保存期間の影響について検討した。エゴマ飼料と市販の肉豚用肥育後期飼料(対照飼料)を,飼料庫(平均気温25.3℃,平均湿度77.9%)で4週間保存した。飼料の保存性に関する試験は,4週間保存したエゴマ飼料および対照飼料の各保存期間における酸価および過酸化物価,飼料中の脂質含量およびその脂肪酸組成を調査した。その結果,両飼料における各保存期間の過酸化物価は,ほぼ同じ一定の値で推移した。また,酸価は,各期間において対照飼料に比べエゴマ飼料が低い値を示しながらも,エゴマ飼料および対照飼料ともに保存期間が長くなるに伴いほぼ同様な上昇推移を示した。さらに飼料中の脂質含量およびその脂肪酸組成は,各飼料とも4週間までの保存期間に伴う差は見られなかった。保存飼料の給与試験は,保存していない対照飼料およびエゴマ飼料,飼料庫において1週間保存,2週間保存,3週間保存したエゴマ飼料を用い,給与豚の発育性,産肉性および豚の脂肪組織における脂肪酸組成を調査した。飼料庫にて1~3週間保存したエゴマ飼料を給与した豚の発育性,産肉性および脂肪組織の脂肪酸組成については,保存をしていないエゴマ飼料を給与した慣行法により生産された豚のそれらと比べ有意な差は見られなかった。以上の飼料保存性試験および保存飼料給与試験の結果から,夏季3~4週間程度のエゴマ保存飼料であれば,これまでの生産に使用されている慣行法でのエゴマ飼料と質的には遜色ないことが示唆された。
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