詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "うさぎドロップ"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • ―総合的な国語表現力涵養のために―
    太田 真理
    東京未来大学研究紀要
    2017年 11 巻 151-160
    発行日: 2017/12/26
    公開日: 2018/12/04
    ジャーナル フリー

     東京未来大学における「国語表現」は、キャリア科目群の一科目として位置づけられる。
     キャリア科目としての「国語表現」には、一般教養的な知識にとどまらず、大学卒業後を見据え、社会人として活躍していくために必要且つ実践的なコミュニケーション能力としての国語運用スキルを身に着けることが要請されていると考えられる。
     国語の運用スキルとしては、「読む」「書く」「話す」「聞く」の4要素が挙げられるが、それらを総合的に含む言語活動として、ビブリオバトルに注目し、授業に取り入れることとした。その結果、現代の大学生に求められるコミュニケーション能力の涵養という目的に対して、効果的な方法であることが確認できた。
     本稿は、その実践の報告であるとともに、キャリア科目としての「国語表現」におけるビブリオバトル導入の意義について考察するものである。

  • ~議論プロセスの弱い構造化による意見集約支援~
    伊藤 孝行, 奥村 命, 伊藤 孝紀, 秀島 栄三
    日本経営工学会論文誌
    2015年 66 巻 2 号 83-108
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/08/15
    ジャーナル フリー
    近年,TwitterやFacebookに代表されるユーザが意見を共有する場を提供するシステムが広く使われている.しかし,既存のシステムでは,多くの人が意見を発信し,共有することは可能だが,意見の集約を支援する仕組みは実現されていない.特に,都市計画,及び公共事業等の分野において,オープンな環境で,数百人レベルの多人数の意見集約システムの実現に期待が高まっている.なぜなら,市民からの直接的な意見を集めるために,現状では,地域ごとのワークショップ(集会)という方法がよく使われるが,地理的・時間的制約のために,数人~数十人などの少人数の意見しか集めることができないためである.さらに地域ごとのワークショップは時間も金銭的コストもかかってしまう.少人数の専門家のみでのワークショップも行われるが,一部の専門家による決定は住民の納得を得られない場合が多いという問題がある.そこで,現在,インターネットを使って大規模な人数の,意見の発散(共有),収束,及び集約といった一連の議論プロセスを支援できる大規模意見集約システムが求められている.大規模意見集約システムは,誰でも気軽に参加でき,意見を発信し,議論を行う開かれた場を提供するべきである.そこで,本論文では,多人数の意見集約支援システムCollagreeを試作する.Collagreeでは,参加者の自由な発言を重要視している.なぜなら,ブレインストーミングに代表されるように,自由な発言によって,斬新なアイデアや問題提起が創発されることがあるからである.そこで,基本的なインターフェースの構造は,インターネット上の掲示板にあるように,参加者がなるべく自由に意見を投稿できる形にしている.ただし,一般的な掲示板のように単に意見を投稿できるだけにしておくと,議論が発散し炎上してしまうことが多い.WikipediaやLinuxというオープンプロジェクトは,集合知という観点からは,大規模な集団を良い方向に進ませ,かつ誤った方向に進ませないために,極めて限定的な階層や管理という概念を導入している.そこで,本研究では「弱い構造化」に基づく議論を提案し,Collagreeに応用する.「弱い構造化」に基づく議論では,大規模な人数の参加者による議論を整理し,良い方向に向かわせるために,議論を「ある程度」管理するためにファシリテータを導入し,以下のファシリテータ支援機能群によって支援する.(1)Twitterライクなコメント投稿機能(発散支援),(2)コメントの賛成/反対の自動判定機能(収束支援),(3)論点(タグ)情報付与機能(収束支援),(4)注目キーワード提示機能(収束支援),(5)ファシリテーションフレーズの簡易投稿機能(集約支援),(6)投稿履歴(全体の履歴と自身の履歴)・リマインダー機能(議論進行支援),及び(7)情報提示機能(議論進行支援).本論文では,Collagreeによって,一般市民が興味を持ちやすい名古屋の観光活性化をテーマに行った評価者実験の概要とその結果を示し,本システムの有効性を示す.
feedback
Top