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クエリ検索: "おがくず"
1,465件中 1-20の結果を表示しています
  • 清水 幸丸
    日本機械学会誌
    1989年 92 巻 844 号 225-
    発行日: 1989/03/05
    公開日: 2017/06/21
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • おがくず床の汚れ
    垂水 不二男, 佐原 伝三, 鶴崎 孝
    農業施設
    1976年 6 巻 1 号 4-9
    発行日: 1976/01/30
    公開日: 2011/09/05
    ジャーナル フリー
    This investigation was carried out to obtain some data for dirt of sawdust floor in fattening cattle barns. We observed and continued to recording the dirty degree of sawdust using the dirty number 1 to 4 for one year since april 1974.
    The results obtained were summarized as follows:
    1) The degrees of dirt of sawdust floor were shown in Fig. 8, and it was considered that cattle were able to be raised in the sawdust floor without supplying or changing sawdust for about 2 or 6 months.
    2) The higher degree of dirt was observed in summer as compared to that in spring.
    3) The favorable area per one cattle was found to be 6 to 10m2. Furthermore, sawdust-supplying should be required to the floor when the dirt of sawdust floor reached to “degree 4”.
  • 海岸クロマツ植栽木に対する木質系資材 (木炭・おがくず堆肥) の施用効果について
    渡辺 次郎
    緑化工技術
    1986年 12 巻 1 号 21-28
    発行日: 1986/08/31
    公開日: 2011/02/09
    ジャーナル フリー
  • 海岸クロマツ植栽木に対する木質系資材 (木炭・おがくず堆肥) の施用効果について
    渡辺 次郎
    緑化工技術
    1984年 11 巻 1 号 8-12
    発行日: 1984/12/20
    公開日: 2011/02/09
    ジャーナル フリー
  • 伊藤 竜生, 山崎 宏樹, 船水 尚行
    環境工学研究論文集
    2008年 45 巻 481-486
    発行日: 2008/11/28
    公開日: 2011/06/27
    ジャーナル フリー
    製造、運転コストの小さいコンポスト型トイレの試作行い、その運転性能およびコストについての検討を行った。トイレの仕様として、水分負荷を小さくできるし尿分離型で、動力を必要としない手動撹拌とした。その結果次のことがわかった。糞便の総投入量の増大につれておが屑マトリックスの重量が増大したが、約50%の有機物が分解した。含水率は約55%で安定した。条機酸の生成は反応初期に見られたが、開始後約2週間で条機酸の生成は認められなくなった。4人家族が使用することを想定した糞便の負荷でも好気的なコンポスト化が行われた。大腸菌数や大腸菌群数はこれまでの加温型のトイレに比べ高かったため、何らかの不活化処理が必要と考えられる。撹拌に要する力は使用期間が長くなるにつれて大きくなったが、減速器の使用などにより必要な力を小さくすることが可能である。しかしながら、撹拌の回転数やスクリューの強度についての検討が必要である。このスクリューにおける撹拌に必要な力は、撹拌されるマトリックスの重量の増加およびスクリューと反応槽の壁面との距離の減少に伴い増加した。材料のコストは約22万円であったが、その大部分はスクリューであった。インドネシアでは約Rp.10, 000, 000 (約100, 000円) であり、トイレの総建設費用を上回った。また、材料費は反応槽用の壁面用塩ビがコストの66%を占めた。
  • 伊藤 竜生, 小川 真吾, 船水 尚行
    環境工学研究論文集
    2006年 43 巻 437-442
    発行日: 2006/11/17
    公開日: 2011/06/27
    ジャーナル フリー
    おがくず
    をマトリックスとして用いる乾式コンポスト型トイレにおいて、
    おがくず
    とし尿の混合物の乾燥は最も重要な過程の一つである。なぜなら、混合物の含水率はその生分解過程において重要な因子であり、約65%に保たれなければならないためである。トイレを安定して運転するためには、適切な設計と運転指針が必要だが、これには
    おがくず
    マトリックスの乾燥特性が必要である。しかし、これまでこの乾燥特性に関する検討は行なわれていない。そこで本研究では、大きさの異なる2つの装置を用いて
    おがくず
    の乾燥特性について検討を行ない、簡単な設計と運転指針の策定を乾燥の観点から行なった。その結果、
    おがくず
    の乾燥速度は乾燥モデルを用いて記述することができ、操作条件や周囲の温湿度から
    おがくず
    層表面の温度を補正することで求められることがわかった。また、実験室スケールの乾燥実験から、乾燥空気の流れを考慮することで実スケールのトイレの乾燥速度が得られる可能性があることがわかった。撹拌を行なうことにより乾燥を促進することができ、反応槽の温度が高くなるとその効果が大きくなった。これらの結果から、コンポスト型トイレの設計と運転指針の策定が可能となった。
  • 浅見 正人, 世戸 匠
    森林応用研究
    2004年 13 巻 2 号 123-128
    発行日: 2004/09/30
    公開日: 2018/01/16
    ジャーナル フリー
    食品廃棄物のリサイクル手法の拡大は,循環型社会の構築に大きく貢献すると期待されている。我々は発酵した食品廃棄物が,食用キノコであるヒラタケの
    おがくず
    栽培の代替物として利用できるか検討した。
    おがくず
    と米ぬか(体積比3:0.5)の培地に6,4%の食品廃棄物を添加してヒラタケを栽培した場合,標準栽培(
    おがくず
    :米ぬか=3:1)と同等の栽培期間および子実体の形状であった。
    おがくず
    のみの培地に19%の食品廃棄物を添加した場合,標準栽培と同等の子実体収量が得られたが,栽培期間は長期化した。このとき得られた子実体は標準栽培と形状や色において相違なかった。栽培期間は,パーライトを培地中に混合することにより,培地中への空気の供給が向上したと考えられ,短縮された。これらの結果から,食品廃棄物は,一次発酵させることにより,ヒラタケの栽培に利用できることが明らかとなった。
  • 大村 裕顕, 佐々木 功, 栃木 博美, 室井 栄一, 赤木 博, 小熊 純一, 佐藤 文政
    日本土壌肥料学雑誌
    1988年 59 巻 1 号 68-74
    発行日: 1988/02/05
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
    トマト栽培黒ボク土、イチゴ栽培灰色低地土ハウスほ場におけるβ-アセチルグルコサミニダーゼ活性(PNA-GA)と有機物施用との関係およぼ堆肥類のβ-アセチルグルコサミニダーゼ活性を調べた。得られた結果を要約すれば次のようになる。1)ハウスほ場へ
    おがくず
    堆肥類を施用するこによって、土壌PNAGAが高くなり、土壌の炭素や可給態窒素およびニンヒドリン陽性画分量と有意な相関関係が認められたが、土壌の無機態窒素との間には有意な相関関係が認められなかった。黒ボク土は、灰色低地土に比べて、PNAGAが高かったが、堆肥類無施用区では活性が低かった。2)黒ボク土ではPNAGAと土壌糸状菌数と5%水準で有意な相関関係を示し、一方灰色低地土では細菌および糸状菌数と5%水準で有意な相関関係を示した。土壌PNAGAは、土壌の微生物に影響されることが推定された。3)
    おがくず
    堆肥のPNAGAは腐熱の進行に伴って低くなり、堆肥の微生物数との相関関係が高かった。いなわら堆肥のPNAGAは、同じ期間腐熱した
    おがくず
    堆肥のPNAGAより高かった。4)トマト栽培ほ場の土壌PNAGAは、施用した
    おがくず
    類の腐熱度合に対応し低くなり、堆肥化しない
    おがくず
    施用区の活性が最も高かった。5)土壌PNAGAとトマト収量とは1%レベルで有意であった。イチゴ収量とは有意ではなかったが、正の相関値であった。
  • 神村 学, 木内 信, 古田 要二, 栗林 茂治
    日本蚕糸学雑誌
    1996年 65 巻 4 号 298-302
    発行日: 1996/08/27
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    自然上蔟法におけるヒノキ (Chamaecyparis obtusa)
    おがくず
    の登蔟促進効果を調べた。
    おがくず
    の蚕座への散布によりカイコの登蔟は促進され, 処理区では試験開始後3時間以内に85%の個体が登蔟したが, 無処理区では30%にとどまった。ヒノキ精油は熟蚕に対して忌避作用を示したが, においのない古い
    おがくず
    には登蔟促進効果がないことから, この効果が主にオガクズの物理的特性ではなく, ヒノキ中の化学物質によるものであることが示唆された。
  • 岩間 俊太
    北日本病害虫研究会報
    2006年 2006 巻 57 号 33-37
    発行日: 2006/12/11
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    2004年1月から2月にかけて, 青森県産の市場出荷ナガイモ (Dioscorea batatas Decne) の一部で原因不明の腐敗症状が発生した. この腐敗原因を究明するために, 病原菌の分離, 培養, 接種および同定を行った. その結果, Mucor piriformis Fischerによる新病害であることが明らかとなったため, 病名としてムコール腐敗病 (英名: Mucorrot) と呼称することを提案する. 一方, 本菌は5~25℃の温度範囲内で有傷接種によってのみナガイモに腐敗や表皮の褐変を生じさせた. また, 梱包には湿った
    おがくず
    が使用されており, 本菌は未使用の梱包用
    おがくず
    からも高率に分離された. 以上のことから, 今回発生したナガイモの腐敗原因として, (1) ナガイモに切り口や表皮の傷があったこと, (2) 梱包用
    おがくず
    に本菌が混入していたこと, (3) 本菌の感染・生育に温度や湿度が適していたことなどの要因が重なったことが考えられた.
  • 大村 裕顕, 室井 栄一, 佐々木 功, 栃木 博美
    日本土壌肥料学雑誌
    1988年 59 巻 3 号 288-295
    発行日: 1988/06/05
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
    おがくず
    堆肥類を多施用した黒ボク土のトマト栽培ハウスほ場のプロテアーゼ、L-グルタミナーゼおよびL-アスパラギナーゼ活性について次のように要約できる。1)
    おがくず
    類の多施連用によって3種類の土壌酵素活性が高まり、活性値は堆肥化の有無には影響を受けず、有機物の施用の有無に強い影響を受けた。プロテアーゼ活性はトマトの収穫初期に比べて末期で低く、L-クルタミナーゼ活性は収穫後半期で高く、跡地で急激に低くなった。2)有機物の連年多施用によって土壌の全炭素および可給態窒素が増え、酵素活性と土壌炭素とは5%水準で、可給態窒素とは1%水準でそれぞれ相関した。3)トマトの生育や収量は
    おがくず
    の堆肥化の程度はほとんど影響を受けず、施用の有無に大きく影響され無施用区で生育および収量が低下した。4)トマトの生育およぼ収量とプロテアーゼ、L-グルタミナーゼおよびL-アスパラギナーゼ活性との相関係数が大きかったが、土壌の無機態窒素との相関関係は小さかった。5)土壌中へ埋設した
    おがくず
    堆肥類の分類は、埋設の初期の分解が急速であった。
  • 山田 正幸, 三枝 孝裕, 高橋 朋子, 鈴木 睦美
    におい・かおり環境学会誌
    2009年 40 巻 4 号 235-240
    発行日: 2009/07/25
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル フリー
    畜産の臭気対策を可能にするためには,タイプの異なる二つの発生源である堆肥発酵施設と畜舎向けに高性能で低コストな脱臭装置を開発する以外にない.
    そのために,群馬県では簡便性とコスト低減の可能性から生物処理方式に着目し,地域資源を活用しつつ性能を高めることで現場要望に対応する脱臭装置の開発に取り組み,発酵装置向けの脱臭方法については普及の段階に達した.装置の充填資材の軽石はロックウールに比べ数分の一のコストで,かつ長期使用に耐える.また,アンモニア性窒素の日負荷量で400g/m3充填資材程度の処理が可能である.
  • 青山 正和, 吉田 光二, 平井 隆平, 熊田 恭一
    日本土壌肥料学雑誌
    1988年 59 巻 4 号 353-362
    発行日: 1988/08/05
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
    堆積期間の異なる都市ごみコンポスト、豚ぷん・
    おがくず
    コンポストと牛ふん厩肥について、原物試料の風乾処理とインキュベーションおよび土壌混和インキュベーションによって、窒素形態変化能の推定を行った。風乾法により推定された窒素形態変化反応は、未熟と考えられた試料では、例外的に硝酸化成とアンモニア化成が認められた試料もあったが、アンモニア揮散または有機化を主としていた。しかし、十分腐熱した試料では窒素形態変化反応はほとんど認められなかった。これに対して、インキュベーション法による窒素形態変化能の推移は、
    おがくず
    を含むか否かにより異なった。
    おがくず
    を含まない都市ごみコンポストと牛ふん厩肥の場合には、もっとも未熟な試料ではアンモニア揮散、脱窒もしくは有機化を主とし、もっとも腐熱が進行した試料ではアンモニア化成と硝酸化成のみが認められ、それらの中間の試料では前二者で認められた反応もしくはNO_2-Nの集積が混在していた。一方、豚ぷん・
    おがくず
    コンポストの場合には、30週堆積後でもアンモニア化成、脱窒もしくは有機化のみが認められた。土壌混和法では、
    おがくず
    を含まない場合、2週間培養後までにインキュベーション法で推定された特徴的な反応が認められ、その後はアンモニア化成と硝酸化成のみが認められた。しかし、豚ぷん・
    おがくず
    コンポストの場合、堆積前試料では4週間培養後以降でも有機化を主要な反応とし、30週堆積後の試料でも4週間培養後まで有機化が認められた。以上の結果から、
    おがくず
    のような木質物を含むか否かにより、有機物資材の腐熱に伴う窒素形態変化能の遷移を次のようにまとめた。木質物を含まない場合:もっとも未熟な段階ではアンモニア化成とアンモニア揮散を主とし、次の段階ではアンモニア化成は弱まり、NO_2-Nの集積や硝酸化成、脱窒が起こるが、最終的にはアンモニア化成と硝酸化成が卓越する段階に至る。木質物を含む場合:アンモニア化成とアンモニア揮散を主とするもっとも未熟な段階と一時的なNO_2-Nの集積や硝酸化成、脱窒が起こる段階を経た後、木質物の分解に伴う有機化が卓越するが、最終的にはアンモニア化成と硝酸化成のみの段階へ到達する。
  • 可燃ガス発生プロセス, 炉内温度分布および生成ガス・固形分組成の分析
    清水 幸丸, 松平 恒夫, 法貴 誠
    農業機械学会誌
    1999年 61 巻 6 号 113-124
    発行日: 1999/11/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    おがくず
    を燃料としたガス化コジェネレーションプロセスを開発し, 改良を重ねてきた。ガス発生炉は竪型の移動床で, 炉底から吸引される空気により
    おがくず
    を燃焼し, その燃焼熱を熱分解の熱源としている。生成ガスは, 洗浄後ガスエンジンを駆動し直結した発電機により電力に変換される。エンジン排ガスから温水を回収し, さらに温風に変換し木材の乾燥に用いており, プロセス全体のエネルギー回収効率は50%を越えている。しかしながら炉内の反応状況については不明な部分が多く, プラントとしてスケールアップを図る観点からも炉内の状況を把握することは重要であると考え, 生成ガス性状, 炉内温度分布および発電出力などの運転性能との関係について詳細な計測を実施した。さらに5年間操業してきた炉を停止し, 炉堀を行い炉内の状況を詳細に調査した。その結果, 以下の点が明らかとなった。(1) ガス発生炉の冷ガス効率は約50%であり, 発熱量が4~6MJ/Nm3のガスを安定して回収できる。(2)
    おがくず
    中の固定炭素の燃焼熱を熱源とし, 700℃程度の温度領域で安定したガス化が行われている。(3) 炉内に充填された未反応の
    おがくず
    層は, タール除去およびガスの偏流防止に効果的な役割を果たしているが, 通気抵抗の原因でもあり, この堆積層厚さは設計上最も重要な要素である。
  • *遠田 幸生, 伊藤 新, 高橋 武彦, 小林 淳一
    廃棄物学会研究発表会講演論文集
    2008年 19 巻 B9-8
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/11/25
    会議録・要旨集 フリー
    最終的にバイオエタノールの製造の高効率化を目的に、製材所から排出される
    おがくず
    の粉砕手法を検討するとともに、併せて糖化後の糖化残渣の燃焼基礎特性に関する検討も行った。その結果、以下のことが明らかとなった。 (1)
    おがくず
    は振動数によらず、粉砕時間20分程度で平均粒径20μm程度に達した。 (2)対ホロセルロース糖化率は振動数が高いほど、増加する傾向にあり、粉砕時間60分で約65_%_に達した。また、結晶化度が低くなるほど、対ホロセルロース糖化率は高くなる傾向にあった。 (3)糖化残渣の燃焼基礎特性は、糖化前に比べ、揮発分燃焼が増加し、チャー燃焼が減少する傾向がみられた。
  • 高橋 通正
    環境技術
    2006年 35 巻 12 号 893-896
    発行日: 2006/12/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • 石井 孝昭, 門屋 一臣
    園芸学会雑誌
    1993年 62 巻 2 号 285-294
    発行日: 1993年
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    1.7種類の
    おがくず
    および樹皮からの水抽出物をイネの生物検定にかけて生育阻害効果を調査したところ, 阻害効果が見られた樹種はヒノキ, ベイマツ, ベイツガ, アカマツおよびアピトンであった. 特に, ヒノキ
    おがくず
    や樹皮, ベイマツ
    おがくず
    や樹皮, 並びにアカマツ
    おがくず
    の阻害効果は著しかった. しかし,スギ
    おがくず
    や樹皮, ラワン
    おがくず
    ではイネの生長がまったく阻害されなかった. 一方, イネの生長を阻害した樹皮抽出液に不溶性のポリビニルピロリドン(PVP) を加えた場合, 阻害効果はほとんど観察されなくなった. この結果は水抽出液中の阻害物質がフェノール系の物質であることを示している.
    2.ヒノキ樹皮の水抽出物中の抑制物質を分析したところ, エチルエーテル分画では安息香酸, 没食子酸などのフェノール物質が, 酢酸エチルおよびn-ブタノール分画では縮合性タンニンが, イネやカラタチの生長を阻害した区分で検出された. 特に, 酢酸エチルおよびn-ブタノール分画の縮合性タンニンによるカラタチの生育阻害効果は著しかった.
    3.ヒノキ樹皮から発生する揮発性の物質はカラタチ根の生長を阻害した. しかし, スギ樹皮の場合には明らかな阻害効果は観察されなかった. そこで, これらの樹皮から発生するガス, 特にテルペン類やエチレンの発生廿を分析したところ, ヒノキ樹皮からはα-ピネン, β-ピネン, D-リモネンなどが検出された.特に, α-ピネンの発生量は多かった. スギ樹皮では主にα-ピネンが検出されたが, その発生量はヒノキ樹皮の3分の1程度であった. α-およびβ-ピネンはカラタチ根の生長を阻害する傾向があった. 一方, ヒノキおよびスギ樹皮施用土壌からはエチレンの発生が見られたが, ヒノキ樹皮施用土壌からの発生量はスギ樹皮の場合と比べておよそ2倍多かった.
  • 岡 貴璃子, 中村 徹, 鈴木 実
    熱工学コンファレンス講演論文集
    2011年 2011 巻 I122
    発行日: 2011/10/28
    公開日: 2017/06/19
    会議録・要旨集 フリー
    The purpose of the present study is to establish the basic technology to achieve the CO_2 reduction and the hydrogen production by using exhaust gas, waste steam, and sawdust. As the method, we used shock heating by the gas shock waves driven from high pressure gas. The experimental apparatus is standard shock tube. As a result, hydrogen concentration increased by getting small size and adding the sawdust and rising the shock heating temperature. The highest hydrogen concentration is about 30%. The particle diameter of the sawdust should be adjusted a decrease of CO_2 and a high hydrogen concentration to about 30% or less, and the shock heating temperature be adjusted to about 1200K or more.
  • 窒素の施用量と有機物資材の分解との関係
    池ケ谷 賢次郎, 河合 惣吾
    茶業研究報告
    1966年 1966 巻 26 号 39-43
    発行日: 1966/11/30
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    窒素施用量の各種の段階(0, 10, 20kg./1000kg有機物)における有機物資材の分解について144日間試験した。供試材料は稲わら,茶葉,ススキ,
    おがくず
    ,テンポロンおよびテルナイトである。分解に伴う炭酸ガス発生量はインキュベートしてから10, 20, 40, 80, 144日目に測定した。
    稲わら,茶葉,ススキは窒素添加量が多いほど,よく分解した。
    おがくず
    ,テンポロンおよびテルナイトは窒素添加量の少ないほうが炭酸ガス発生量が多かった。また,その発生量は稲わら,茶葉,ススキの約1/2であった。
    有機物資材の分解に伴う無機態窒素の固定量を測定したところ,最も多く固定化されたのはインキュベートしてから40日目であった。
    稲わら,茶葉,ススキおよび
    おがくず
    は40日目に乾物1000kg当たり7.5~17kgの無機態窒素を固定化した。
    また,テンポロンは0.85kgできわめて少なく,テルナイトは固定化しなかった。
  • 谷本 秀夫, 嘉儀 隆
    園芸学会雑誌
    1994年 62 巻 4 号 839-844
    発行日: 1994年
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    種々の支持体を用いてリーガスベゴニア (Begonia×hiemalis) の培養を行った. また, 支持体の培地への影響を調べるため培地のpH, EC (電気伝導率),全フェノール含量, 無機成分含量を測定した.
    1.バーミキュライト, ポリエステル繊維,
    おがくず
    , 砂, フェノール樹脂を用いた小植物体の生育は良好であったが,
    おがくず
    , 砂, フェノール樹脂は不定芽分化が不良で, ピートモス, 海綿, パルプ, ロックウールは培地に何らかの影響を与え, 植物の生育を抑制, 阻害した.
    2.培地のpHはピートモス区は酸性側に, ロックウール区はアルカリ性側に変化し, 植物生育に不適な値であった.
    3.培地が褐変していたピートモス,
    おがくず
    , パルプ, フェノール樹脂区では全フェノール含量が多く,滅菌法の異なる培地の全フェノール含量とその不定芽分化率との関係からフェノール類が培地に溶出された生育阻害物質の一つであることが推察された.
    4.多くの支持体でPO43-, Ca2+, Fe2+成分の溶出や吸着は認められたが, 培養植物体の生育を阻害する程ではなかった.
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