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クエリ検索: "てっぱん"
11件中 1-11の結果を表示しています
  • *和田 崇
    日本地理学会発表要旨集
    2017年 2017s 巻 812
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/05/03
    会議録・要旨集 フリー
    本研究は,「映画のまち」と呼ばれる広島県尾道市と映画とのかかわりについての全国的な認知状況,さらに尾道市における映画を活用したまちづくりに対する認識を把握,整理したものである。
    旅行先を決定する際に参考とするメディアについて尋ねたところ(MA),「旅行雑誌」が最も多く(38.3%),「テレビ旅番組」(33.2%),「知人・友人からのクチコミ」(24.3%),「旅行代理店パンフレット」(21.9%)が続いた。テレビ旅番組以外の映像メディアは「テレビCM」が10.1%,「映画」が9.1%,「テレビドラマ」が6.6%となり,一定の情報源となっている状況が確認できた。 これに対して,実際に映画やテレビドラマで映し出された場所や作品の舞台となった場所を観光で訪れたことのある者(フィルム・ツーリスト,以下「FTs」)の割合は回答者全体の38.3%に達した。年齢や性別による違いは確認できないが,近畿と関東以北の居住者,および映画鑑賞本数の多い者ほど,その割合が大きくなる傾向が認められた。FTsのうち直近5年以内にそうした観光を行った者は72.1%で,そのうち90.5%が個人で,14.8%が団体で旅行している。 個人旅行の訪問先をみると,国内では北海道が最多で(25件),長野(9件),東京(8件),京都(6件)などが続いた。北海道は映画「北の国から」「幸せの黄色いハンカチ」のロケ地を訪ねた者が,長野はNHK大河ドラマ「真田丸」やNHK連続テレビ小説「おひさま」の舞台を訪ねた者が多い。外国のロケ地等を個人で旅行した者も18件と多く,国別にみると,「千と千尋の神隠し」の舞台といわれる台湾,「ローマの休日」ロケ地のあるイタリアを旅行した者が比較的多い。団体旅行でも,個人旅行と同様に,外国(11件)と北海道(6件)を訪ねた者が多かった。
    尾道市が「映画のまち」と呼ばれていることの認知状況を尋ねたところ,「知っている」と回答した者は26.6%であった。年齢性別では40~50歳代の女性が,居住地では中国・四国と関東の居住者が,また映画鑑賞本数が多いほど,「知っている」と回答した者の割合が大きかった。 尾道でロケが行われた映画等(以下「尾道ロケ映画」)を鑑賞したことがある者の割合は59.2%であり,作品別にみると,「時をかける少女(1983年)」が37.3%,「
    てっぱん
    (NHK連続テレビ小説,2010年)」が19.0%,「転校生(1982年)」が18.4%,「男たちの大和/YAMATO」が17.3%,「東京物語(1953年)」が10.5%と1割を超えた。年齢別にみると,60歳以上は「東京物語」を,40~50歳代は「時をかける少女」「転校生」などの大林宣彦監督作品を鑑賞した者の割合が大きく,「
    てっぱん
    」は年齢の高い女性ほど鑑賞率が高まる傾向がみてとれた。なお,男女とも20~30歳代において尾道ロケ映画を鑑賞したことのない者の割合が他世代と比べて20%以上高い結果となった。また,それらが尾道でロケが行われたことを知っている者は35.9%にとどまった。 次に,尾道市で行われている映画関連活動の認知状況を尋ねると,いずれかの活動を知っている者は回答者全体の14.4%にとどまった。活動内容別にみると,「大林宣彦監督作品ロケマップ」が最多で(6.8%),その他は「おのみちフィルム・コミッション」3.5%,「シネマ尾道(NPO運営映画館)」2.9%,「おのみち映画資料館」2.5%と低率にとどまった。また,「大林宣彦監督作品ロケマップ」を知っている者は40歳代,「おのみち映画資料館」を知っている者は50歳代以上が中心で,20~30歳代はいずれの活動も知らない者が多かった。
    尾道に観光目的で訪れたことのある者は19.2%で,そのうち「映画のまち」と知ったうえで訪れたことがある者は5.4%,「映画のまち」と知らずに訪れたが訪問後にそのことを知った者が3.9%,「映画のまち」と知らずに訪れ訪問後もわからなかった者が9.5%であった。 また,尾道市で開催されれば参加したいと考える映像関連イベントを尋ねたところ,「映画より他の観光施設等を楽しみたい」と回答した者が21.6%と最多であったが,「ロケ地訪問ツアー(マップ配布・個人)」が19.2%,「ロケ地訪問ツアー(ガイド付・団体)」が13.8%,「尾道ロケ映画愛好者による交流会」が10.1%など,映画鑑賞本数の多い者や20~30歳代の女性を中心に,映画関連イベントに対するニーズの存在も一定程度確認できた。
  • -液晶テレビの総合画質を例として-
    *窪田 悟
    日本人間工学会大会講演集
    2012年 48spl 巻 S6-2
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/10/27
    会議録・要旨集 フリー
  • 渡邊 寛, 城間 益里
    社会心理学研究
    2019年 34 巻 3 号 162-175
    発行日: 2019/03/31
    公開日: 2019/03/31
    ジャーナル フリー

    There has been an increase in the number of Japanese people who disagree with traditional gender roles which has resulted in diversified male roles. Based on a nine-male-roles model, this study examined the chronological changes and differences in male characters as per their ages and relationships with the heroine in NHK’s morning drama serials known as “asadora,” which is a Japanese TV drama. Results indicated that the roles of middle-aged men evolved from “high communion” in the ’60s and ’70s, to “high social status” in the ’80s and ’90s, to “commitment to household responsibility” in the ’00s and ’10s. Meanwhile, young men’s roles evolved from “high agency” in the ’90s to “attentiveness to women” in the ’10s. Additionally, the heroines’ husbands, ex-husbands, male friends, and romantic partners demonstrated “low effeminacy,” “superiority to women,” and “attentiveness to women.” Conversely, the heroines’ brothers, sons, and neighbors demonstrated “psychological and physical strength” and “emancipation from emotional restriction and toughness.” Based on social changes in Japan, implications of this study and future prospects were discussed.

  • 西嶋 孝典
    マリンエンジニアリング
    2012年 47 巻 2 号 286-288
    発行日: 2012/03/01
    公開日: 2013/10/30
    ジャーナル フリー
  • 図書館界
    2024年 75 巻 5 号 i-iv
    発行日: 2024/01/01
    公開日: 2024/02/15
    ジャーナル 認証あり
  • -コンテンツ作品を中心として-
    玉井 建也
    デジタルゲーム学研究
    2011年 5 巻 2 号 67-72
    発行日: 2011年
    公開日: 2019/10/01
    ジャーナル フリー
    “Inland Sea” was “discovered” as a big set because of an introduction of foreigners' aspects and a social transformation at the Meiji era period. But the recognition did not change since after modern age. The stage of the contemporary works are individual regions. As a result, the small tourism is caused, and they are written by not the sea area aspect but continental areas aspect.
  • シンポジウム『越境するダンス』趣旨説明、ダンスの力 ― 振付家の立場から、ダンスの生態系と「コンテンポラリーダンス」、「越境」する「ダンス」:芸術の視点/舞踊の立場、討論:越境するダンス ~美学 vs. コンテンポラリーダンス~
    尼ヶ崎 彬, 近藤 良平, 武藤 大祐, 貫 成人
    舞踊學
    2013年 2013 巻 36 号 161-169
    発行日: 2013年
    公開日: 2018/11/12
    ジャーナル オープンアクセス
  • 長谷川 哲也
    日本醸造協会誌
    2012年 107 巻 8 号 571-580
    発行日: 2012年
    公開日: 2017/12/12
    ジャーナル フリー
    100年以上の歴史ある「赤れんが酒造工場」は多くの醸造家・研究者・技術者を育成してきた。また,その威厳ある建物は一般の方々にも国税庁醸造試験所時代に全国新酒鑑評会の一般公開等で親しまれ,モニュメントとして記憶に刻まれている。現在でも,醸造試験所跡地公園の背景(春は桜花,夏は夜景にライトアップ,秋は紅葉,冬は雪景色)に溶け込んだ建物として,憩いの雰囲気を醸し出している。この建物の歴史について,その設計者である妻木頼黄の「すごいっ」とともに,「赤れんが酒造工場」の外観だけでない内からの「すごいっ」を解説していただいた。
  • ―広島県尾道市を事例として―
    望月 徹
    経済地理学年報
    2021年 67 巻 1 号 1-23
    発行日: 2021/03/30
    公開日: 2022/03/30
    ジャーナル フリー

        産業構造の転換で衰退した地域があるなかで,新たな変化が生じている地域もある.例えば,ナント,ビルバオ,横浜など創造都市と呼ばれる文化・芸術による地域活性化の事例である.一方,広島県尾道市においても造船業の衰退を経て,近年,同様な新たな変化の兆しが見られる.それは,第1に,一度は衰退した造船,第2に,サイクルツーリズムで伸張する観光,第3に,移住,生業(なりわい) など新たな形態の経済的活動としての空き家再生,において現れている.
        そこで,本稿では,造船,観光,空き家再生といった異なる動向を「生産の世界」論という共通の枠組で考察することで,変化の兆しの中身を明らかにすることを試みた.この結果,本来,独立して成長を遂げてきた造船,観光,空き家再生の異質な諸資源は,「個人間の世界」へと収斂する中で,相互に接合され一つに結びつけられていた.「旧来型の観光」が停滞後,サイクルツーリズムやクルージングツーリズムとして再生されるなかで,観光は,先行して形成されていた移住や生業と関連する空き家再生と「個人間の世界」で接合され,尾道地域への愛着を基盤に共通の世界を形成しつつある.
        そうした共通の世界ならびにそれを支える慣行が,本来,異質な伝統産業である造船業までをも引き寄せ一つに結びつけ新たな兆しを牽引する動力源となり,現在の「尾道」という地域へ真正な価値を付与している.こうして,従来の創造都市論では十分に分析されてこなかった都市・地域の変化の動態の一端が,「生産の世界」論の観点から明らかになった.

  • 過半数の“まあ満足派”が支えた評価
    二瓶 亙, 亀村 朋子
    放送研究と調査
    2018年 68 巻 9 号 2-21
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/10/20
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近年高視聴率が続く連続テレビ小説(通称、朝ドラ)について、NHK放送文化研究所朝ドラ研究プロジェクトでは、作品ごとの視聴者調査から朝ドラの視聴実態と好調要因を探る研究を継続している。今回の『わろてんか』は6作品目。大阪で寄席を経営する主人公を中心とした群像劇で、人生には「笑い」が必要であるという作品テーマに共感した視聴者が多い。作品に対する満足度では、過半数の56%の人が[まあ満足]という評価を選択したため、この多数の[まあ満足]派が、結果的に今作の評価を支えたと考えて、その人たちの評価に注目して分析した。明るさに代表される[作品の雰囲気]や[ヒロインの周囲の人物]への評価が高く、実在の人物をモチーフとしていることから「困難な場面も乗り切れるだろう」という期待や安心感を持って最後まで見た人が多かった。また「気楽に見られる作品であったこと」も、最後まで視聴を離脱させない大きな力となった。朝ドラを比較的よく見た人では、朝ドラの戦時描写を見たくない気持ちはあるが、描写の主旨への理解度は高く、史実に沿って戦争を描くことはやむを得ないという人が9割と多かった。長期視点派50%、中間派23%、短期視点派27%。長期視点派は『わろてんか』を長期視点的作品として楽しみ、短期視点派は短期視点的作品として楽しんだ。
  • 柔軟に見方を変えて楽しむ視聴者
    二瓶 亙, 亀村 朋子
    放送研究と調査
    2018年 68 巻 3 号 52-75
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/04/20
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近年、視聴率が高い作品が多い連続テレビ小説(通称、朝ドラ)について、NHK放送文化研究所朝ドラ研究プロジェクトでは、作品ごとに視聴者調査を行って朝ドラの視聴実態と好調要因を探る研究を行っている。今回の『ひよっこ』調査は『まれ』『あさが来た』『とと姉ちゃん』『べっぴんさん』に続く5作品目の調査である。作品に対する満足度の平均は85%で、『とと姉ちゃん』と同レベル。「丁寧な登場人物の描写」に多くの視聴者が共感し、「善人しか出てこないこと」で安心してドラマを楽しんだという人が多かった。また、登場人物それぞれが幸せな結末を迎えるハッピーエンドだったことが、終盤の高評価につながった。一方で、4作ぶりのモデルのいない作品であり結末が予想できないこと、あるいは会話劇主体で話の進行が遅かったことから、視聴者が、全体のストーリー展開を楽しむ長期的視点ではなく、日々のエピソードや登場人物を楽しむ短期的視点で見るほうが『ひよっこ』をより楽しむことができたと推察された。本来は長期的視点でドラマを見る人も、『ひよっこ』の作風に合わせて見方を変え、時には短期的視点でドラマを楽しんでいたことも分かった。
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