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クエリ検索: "アンネの日記"
68件中 1-20の結果を表示しています
  • ―オランダ料理編―
    小竹 佐知子
    日本調理科学会誌
    2010年 43 巻 2 号 140-142
    発行日: 2010年
    公開日: 2014/10/24
    ジャーナル フリー
  • ―ユダヤ料理編―
    小竹 佐知子
    日本調理科学会誌
    2010年 43 巻 3 号 217-219
    発行日: 2010年
    公開日: 2014/11/21
    ジャーナル フリー
  • 浅井 芳江
    文学と教育
    1961年 1961 巻 21 号 9-11
    発行日: 1961/07/20
    公開日: 2017/03/20
    ジャーナル フリー
  • *小竹 佐知子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2008年 20 巻 2P-13
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/08/29
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】
     『
    アンネの日記
    -研究版-』(深町眞理子訳、文藝春秋社、1994、12月)(オランダ語版“De Dagboeken van Anne Frank”, Uitgeverij Bert Bakker社、英語版 The critical edition of “The Diary of Anne Frank”, VIKING社)は、アンネ・フランクが書き残したオリジナル日記原稿の全てを網羅・編集して出版された版であり、それまでに出版されていた、オリジナル原稿から一部削除された版との比較や、アンネ自身が書き直した箇所の把握が可能となった。そこで、この研究版に記載された食物関連事項を調査することにより、アンネがもともと書き残した“食べ物”を探り、これまで筆者が行ってきた「隠れ家」での食生活の様子の検討の補足を行った。
    【方法】
     従来筆者が調査していた『
    アンネの日記
    -完全版-』(深町眞理子訳、文藝春秋社、1994、4月)の食物関連事項と『
    アンネの日記
    -研究版-』のそれとを比較検討し、両者の間での相違を検討した。
    【結果】
     調査の結果、従来検討してきた「隠れ家」生活の食糧を取り巻く経過(平穏期→悪化期→困苦期)に大きな変化はないが、研究版には、これまでに抜粋してきた食品には見られなかったもの(うなぎ)や、以前は製品のブランド名などが削除されて書かれていたもの(チョコレート会社ドロステ社)のあったことがわかった。また、「隠れ家」の表の顔であるヒース商会への戦中の胡椒の注文内容などが見られた。
  • -隠れ家に持ち込まれた食品と当時アムステルダムの商品流通-
    *小竹 佐知子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2007年 59 巻 P-102
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/02/26
    会議録・要旨集 フリー
    目的 『
    アンネの日記
    』に書かれている食品を調査して、隠れ家に運び込まれた食品の種類を分析し、隠れ家内での食糧事情の変遷の様子を検討した。 方法 『
    アンネの日記
     完全版』文春文庫、アンネ・フランク著、深町眞理子訳、文藝春秋社(1994)を調査対象資料として全食品を抜粋し、761日間の隠れ家生活のどの段階でどのような食品が運び込まれていたかを調べた。 結果 『
    アンネの日記
     完全版』に記載された食品の種類と記載割合を調査した結果、総記載食品数は332品であった。これらの食品を食品群に分けた結果、記載割合の多かったのは穀類、イモ類、野菜類であり、いずれもそれぞれ11.7%を締めていた。イモ類は全てジャガイモであり、他の種類のイモは見られなかった。この3群の食品は、いずれも多量に摂取したい食品であったが、一方、隠れ家生活の期間(1942年~1944年)のこれら3群の消費者物価指数はいずれも上昇しており、品質劣化や不足の様子を頻繁に書くことが記載割合を多くしていた要因と考えられる。肉類、乳類の1942年から1944年までの消費者物価指数は変動がなく、品質劣化や不足の記述はイモ類、野菜類に比べると少なかった。主要栄養への寄与が少ないし好品である菓子類、し好飲料の割合がいずれも9%以上を占めていたが、誕生日プレゼントとして、支援者から贈られるケースが多かった。
  • 小竹 佐知子
    日本家政学会誌
    2020年 71 巻 3 号 163-181
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/03/25
    ジャーナル フリー

     『

    アンネの日記
    〈研究版〉』に記載された「隠れ家」住人8人の誕生日の贈答品における食べ物の内容を分析した. 「隠れ家」生活期間におとずれた16回の誕生日のうち, 11回の日記記載が認められた. 「隠れ家」生活初期には, 新しく始まった共同生活を享受して食事会も催されていた. 誕生日プレゼントにおける食品の割合は, 「隠れ家」生活初期に比べて中期・後期は高くなり, その内容は, 保管できる缶詰類や配給切符で占められるようになった. それに伴い, 誕生日プレゼントの楽しみの一つである菓子類の割合は低くなった. そして非食品では生活必需品が用いられるようになっていった. 終期には, 戦下の物資不足により, 思うように品物が入手できない状況になっても, どうにか贈り物を調達して誕生会が開かれていた. 閉塞空間の中で誕生日を互いに祝う事が, 「隠れ家」の住人にとって憩いのひとときを提供していたと考えられ, そのため「隠れ家」外の協力者たちも, 誕生会開催に向けて協力を惜しまなかった姿が見られた.

  • 小出 重幸, 武部 俊一
    日本科学技術ジャーナリスト会議 会報
    2021年 2021 巻 101 号 8-
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/22
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 小竹 佐知子
    日本家政学会誌
    2019年 70 巻 10 号 653-671
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/11/02
    ジャーナル フリー

     『

    アンネの日記
    〈研究版〉』に記載された1942年6月12日 (金) のアンネ・フランク13歳の誕生日の贈答品における食べ物の内容を分析した. 読み物として編集された『
    アンネの日記
    〈完全版〉』に比べて詳細に書かれており, 両親をはじめ, 親戚, 友人, 知人の総勢26名から39品にのぼるプレゼントが贈られたことがわかった. そのうち, 食品の割合は27.5%で, 非食品には草花類, 書籍類の他に, 日用品ではない装飾品やゲームなどの玩具類が見られた. そして, 食品に占める菓子類の割合は82%と高く, オランダ国内で流通していたチョコレート製品, キャンディー・ドロップ製品, ビスケット製品が贈られていた. この他, 戦時下で不足していたコーヒーに替わる代用コーヒーも贈り物として使われていたことが認められた. 贈り主の多くが, 1930年代にナチスドイツから逃れ, アムステルダムで新たな生活を構築していたユダヤ人コミュニティーの仲間たちで, フランク家とは家族ぐるみで交流のある者たちからのものであった. アンネ13歳の誕生日は, ドイツ軍占領下の制約はあったものの, 子供らしい自由な生活を楽しんでいた時期のアンネの生活をうかがい知ることができる象徴的な日であったことが認められた.

  • 日記記載内容の変化
    *小竹 佐知子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2006年 58 巻 1P-2
    発行日: 2006年
    公開日: 2008/02/28
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】『
    アンネの日記
    』に書かれている食物関連事項を分類し、隠れ家内での食糧事情の変遷の様子を検討した。【方法】『
    アンネの日記
     完全版』文春文庫、アンネ・フランク著、深町眞理子訳、文藝春秋社(1994)を調査対象資料として全食物関連事項を分類し、761日間の隠れ家生活のどの段階でどのような食糧事情になっていったかを調べた。【結果】食物関連事項は158項目認められ、その内容は肯定的な内容の2グループと否定的な内容の4グループの計6グループに分けることができた(1食糧の所有、2食卓の団欒、3不公平感、4食糧の不足、5食糧の腐敗、6物価高)。‘食糧の所有’は隠れ家生活全体を通して常に書かれていることが認められた。これに対し、同じ肯定的な内容である‘食卓の団欒’は隠れ家での共同生活がはじまってからの初めの6ヶ月間にしか記載が認められず、その後は全く日記に書き留められることはなかった。食糧の分配に関する‘不公平感’は、隠れ家生活の期間中、およそ3ヶ月には一度の割合で書き留められており、これは隠れ家生活が始まったばかりの平穏期でも同様であった。‘食糧の不足’、‘食糧の腐敗’、‘物価高’は、1943年3月から書き留められるようになった。中でも‘食糧の不足’は、隠れ家生活後期の最後の4ヶ月に多く書き留められていた。
  • *小竹 佐知子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2007年 19 巻 P-4
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/08/30
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】
     日本語版『
    アンネの日記
    』は、オランダ語原書版“Het Achterhuis”(直訳は「後ろの家」)を英訳した“The Diary of a Young Girl (The Diary of Anne Frank)”を基に翻訳されており、オランダ語版→英語版の段階で、オランダ特有の料理が英語圏の人にわかりやすいように訳されている。そこで、オランダ語原書版の中から、オランダ特有の料理を検索し、その内容を紹介することを目的とした。
    【方法】
     日本語版『
    アンネの日記
     完全版』深町眞理子訳、文藝春秋社、英語版“The Diary of a Young Girl (The Diary of Anne Frank)”Susan Massotty訳、VIKING社、オランダ語版“Het Achterhuis”Uitgeverij Bert Bakker社の3冊を調査対象資料として、食品関連記事に関して3ヶ国語の対訳内容を調査した。
    【結果】
     761日間(1942年6月12日~1944年8月1日)の隠れ家生活の様子のうち食物関連事項は158項目認められ、総記載食品数は332品であった。このうち、1944年4月3日、ただ一種類の食品のみを食べ続けることを嘆く記述で(蘭)stamppot→(英)mashed potatoes→(日)チコリー入りのシチュー、と訳されている部分は、野菜などの入った少し固めのマッシュポテトに相当する。また、1944年2月19日の記述には、蘭版にないmeatballが英語版に見られた。オランダ料理におけるミートボール vleesbalは一般に直径5cmの大きなサイズのものを指し、日本で一般的に使われる直径2cmほどのものはballetjesであらわす。
  • -食糧調達の内容-
    *小竹 佐知子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2005年 57 巻 1P-12
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/12/08
    会議録・要旨集 フリー
    目的 『
    アンネの日記
    』に書かれている食物関連事項を食糧調達の視点から検討し、“隠れ家”の食生活の様子がどのように変遷していったかを調べた。方法 『
    アンネの日記
     完全版』文春文庫、アンネ・フランク著、深町眞理子訳、文藝春秋社(1994)を調査対象資料とし、日記記載のうち、食品、食器、調理用語、食事動作に関わる内容のものを食物関連事項とした。結果 日記は4.3日に1回の割合で書かれており、そのうちの64%の日に食物関連事項が認められた。隠れ家生活の支援は中心的存在として5人のオランダ人がおり、その他にアムステルダム市内のパン屋、牛乳屋、八百屋、肉屋および地下組織が関わっていた。2年1ヶ月に及ぶ隠れ家生活での食糧事情は、前期・平穏期、中期・悪化期、後期・困苦期の3期に分けられた。隠れ家生活開始直後の平穏期は、充分な貯蔵食糧の存在と比較的容易な食糧調達により、不自由な中にも新しく始まった“隠れ家”生活での食事を楽しむ余裕があった。悪化期は、品薄、品質劣化が目立つようになり、隠れ家での閉塞的な生活による精神的疲労も加味された時期であった。最後の困苦期は、少ない食糧の配分で隠れ家内のメンバー間のいさかいが頻発し、食事を抜く節約法をとらざるを得ない状況であった。隠れ家生活を支援していた人たちの逮捕も、食糧調達を危うくし、隠れ家内のメンバーへのストレスは大きかった。
  • 寺内 礼
    日本家政学会誌
    1992年 43 巻 1 号 75-81
    発行日: 1992/01/15
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
  • *小竹 佐知子, 小林 史幸
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2011年 23 巻 D2a-10
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/08/30
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】 アンネ・フランク(1929~1945、昭和4~20)著『
    アンネの日記
    』最後の食物関連事項となった1944年7月8日(土)のグリーンピースを取り上げ、その記述内容「内側の薄皮をきれいにむくと、グリーンピースの莢って、ビタミンには富んでるし、おまけにとってもやわらかく、おいしく食べられるんです。」および「たんに豆だけ食べるのにくらべて、食べられる量が三倍にもなる」(深町眞理子訳、文藝春秋社)について検証した。 【方法】 『
    アンネの日記
    』日本語本、英語本、オランダ語本の〈完全版〉および〈研究版〉の当該日グリーンピース記述の内容を比較した。また、グリーンピースの廃棄率および栄養成分量として一般成分、ビタミンC(HPLC法)、食物繊維(プロスキー変法)を測定し、薄皮を剥がしたグリーンピース莢と無処理の莢を茹でた試料の食味について官能検査(自由コメント)を行い、レオナーによる最大荷重を測定した。 【結果】 原稿によっては(〈研究版〉C原稿)ビタミンの記述が削除されていた。グリーンピース(100g)を豆部と莢部に分け、莢内側の薄皮を剥がした結果、豆100mLと薄皮無莢200mLが得られらことから、アンネが記した「食べられる量が三倍」とは容積を指していたことがわかった。薄皮を剥がした莢の一般成分のタンパク質、脂質、炭水化物、灰分および食物繊維総量はいずれも豆に比べて低かったが、水分含量とビタミンC含量は高かった。官能検査の結果、薄皮を剥がさない莢(レオナー最大荷重11.8N)は「スジばっている」、「噛み切れない」、「口に残って飲み込めない」など摂取に適さないと評価されたのに対し、剥がした莢(3.7N)は「シャキシャキしている」、「噛み切りやすい」、「サヤエンドウのよう」など摂取可能であると評価された。
  • 小竹 佐知子
    日本海水学会誌
    2015年 69 巻 5 号 332
    発行日: 2015年
    公開日: 2016/09/26
    ジャーナル フリー
  • (七月社・二〇二二年)
    泉谷 瞬
    比較文学
    2023年 65 巻 74-77
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2024/04/01
    ジャーナル フリー
  • 米村 みゆき
    昭和文学研究
    2023年 86 巻 230-232
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/11/11
    ジャーナル フリー
  • 酒井 敏
    日本文学
    2017年 66 巻 4 号 54-55
    発行日: 2017/04/10
    公開日: 2022/04/28
    ジャーナル フリー
  • ――小川洋子「ハキリアリ」「トランジット」など――
    中村 三春
    日本文学
    2017年 66 巻 4 号 12-22
    発行日: 2017/04/10
    公開日: 2022/04/28
    ジャーナル フリー

    物語世界は物語文の原因として作られ、同時に物語文は物語世界を原因として作られたものと想定される。従って物語文が物語世界の次元に対して第二次の位置づけとなる局面が考えられる。その時、物語文は自己同一的なものではなく、媒介され引用されたものと見なされる。小川洋子の「ハキリアリ」および「トランジット」を例として、語りによる媒介の局面をとらえてみる。語りこそ、言語の〈トランジット〉(乗り継ぎ)にほかならない。

  • 全国読書感想文コンクール入選の読書対象作品の集計及び5月読書の統計から
    米谷 茂則
    読書科学
    2008年 51 巻 2 号 74-84
    発行日: 2008/03/01
    公開日: 2020/01/23
    ジャーナル フリー

    The paper examines what kind of books have been read by Japanese high-school students since World War II, based on two types of data concerning the reading activities of high-school students. First, the study collected and analyzed reports by the Japanese School Library Association covering the 40-year period from 1960 which include annual book reading surveys. Second, the study listed up and analyzed the book titles for review essays entered into the All Japan Student Book Review Contest over a 45-year period. In terms of free reading by students, as reflected in the first source of data, while classic books were popularly read during the in 1960s and 1970s, in the 1980s, young adult books came popular, and in the 1990s, there was an increase in violent genres. The most frequently read book was Natsume Sosekiʼs KOKORO. In terms of books for thinking, as indicated by the student reviews, the most frequently reviewed works of fiction were Dazai Osamuʼs NINGEN SIKKAKU, Natsume Sosekiʼs KOKORO and Albert Camusʼ “The Stranger”. As for nonfiction, “Anne Frankʼs Diary” was the most frequently reviewed.

  • 高橋 幸平
    日本近代文学
    2022年 107 巻 178
    発行日: 2022/11/15
    公開日: 2023/11/30
    ジャーナル フリー
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