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クエリ検索: "エマル"
18,509件中 1-20の結果を表示しています
  • エマル
    ソン
    釀造協會雜誌
    1912年 7 巻 3 号 31-39
    発行日: 1912/03/10
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
  • エマル
    ソン
    釀造協會雜誌
    1911年 6 巻 8 号 44-57
    発行日: 1911年
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
  • エマル
    ソン
    釀造協會雜誌
    1911年 6 巻 10 号 73-80
    発行日: 1911年
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 恵美子, 立山 千草, 本間 伸夫, 山野 善正
    日本家政学会誌
    1992年 43 巻 2 号 159-163
    発行日: 1992/02/15
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    味噌
    エマル
    ションの基本的な状態として,
    エマル
    ションの型, 粒度分布について検討し, 次のような結果が得られた.
    (1) 味噌
    エマル
    ションは, 一部溶解した味噌成分が乳化剤として作用したo/w型
    エマル
    ションである.味噌不溶性固形物が攪拌しても残り, その絶対最大長は111.5±1.9μmで, 円相当径では552±8.7μmであり,
    エマル
    ションの油滴 (26.2±1.4μm) よりも大であった.
    (2) 粒度分布の結果については油の量が一定であるa-1~a-3の場合,
    エマル
    ション調製直後の平均粒径は24.0~58.0μmであった.味噌の量が多くなるほど平均粒径は小さくなった.味噌の量が一定 (21g) であるb-1~b-3の場合の調製直後の平均粒径は26.9~38.6μmであり, この割合では油の量が多いほど平均粒径が小さく,
    エマル
    ションはより安定であった.また, どのサンプルも
    エマル
    ション調製3日後のほうが粒径がより大きく, 粒度分布の変動が大きかった.
  • 石橋 ちなみ, *本同 宏成, *上野 聡
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2017年 29 巻 2D-2
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
    【背景】O/W
    エマル
    ションは,冷凍-解凍によって水と油が分離すること(
    エマル
    ションの不安定化)が知られており,この要因の1つが油脂の結晶化と考えられている.油脂結晶は針状結晶や微結晶といった様々な結晶形態をとり,また同一の化学組成であるが異なる結晶構造を有する多形現象を示すが,それらがO/W
    エマル
    ションの冷凍-解凍安定性に及ぼす影響は不明である.そこで本研究では,油脂を多く含むO/W
    エマル
    ション食品のモデルとしてマヨネーズを用い,冷凍-解凍によるO/W
    エマル
    ションの不安定化に油脂の結晶化が及ぼす影響を調べた.
    【方法】菜種油または大豆油:70 wt%,卵黄:15 wt%,酢:15 wt%の割合で調製したマヨネーズ様O/W
    エマル
    ションを試料とした(以下,菜種油
    エマル
    ション,大豆油
    エマル
    ションと呼ぶ).
    エマル
    ションの安定性試験は-20 °Cで行い,不安定化が進行する時間帯を調べた.さらに,その時間帯における油脂の結晶多形をX線回折測定,油脂の結晶形態を偏光顕微鏡観察によって調べた.
    【結果】
    エマル
    ションの安定性試験の結果,菜種油
    エマル
    ションは保存4~6時間,大豆油
    エマル
    ションは保存30~42時間の間で不安定化が進行していた.偏光顕微鏡観察の結果,菜種油
    エマル
    ションでは油脂結晶が油滴界面を突き破りながら成長していく様子が観察されたが,大豆油
    エマル
    ションでは油滴界面を囲って油脂が結晶化していた.X線回折測定の結果,菜種油
    エマル
    ションでは結晶多形の変化はなかったが,大豆油
    エマル
    ションでは油脂結晶が異なる多形に変化していた.以上の結果から,菜種油
    エマル
    ションは冷凍保存中の油脂結晶の粗大化,大豆油
    エマル
    ションは油滴界面の結晶が異なる多形に変化したことによって不安定化したと考えられる.
  • 阿部 正彦
    日本油化学会誌
    1998年 47 巻 9 号 819-843,894
    発行日: 1998/09/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    この総説では, マクロ
    エマルションとマイクロエマル
    ションの違い, マクロ
    エマル
    ションの構造と物性, マイクロ
    エマル
    ションの構造と物性, マクロ
    エマル
    ションの安定化と破壊, マクロ
    エマル
    ションの物理的調製法と化学的調製法, 乳化剤の選択, 多相マイクロ
    エマル
    ションの調製, マイクロ
    エマル
    ションの界面電気的挙動について論述されている。
  • 笠木 徳三, 田沢 賢次, 山下 巌, 石沢 伸, 増山 喜一, 藤巻 雅夫, 前田 正敏, 本田 昴
    日本消化器外科学会雑誌
    1989年 22 巻 10 号 2364-2370
    発行日: 1989年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    消化器悪性腫瘍の肝転移再発に対する予防的な治療を目的としてOK-432を中鎖脂肪で
    エマル
    ジョン化して経口投与し, その効果を実験的, 臨床的に検討した. 腫瘍細胞AH60Cを用いたラットの肝転移実験において, OK-432中鎖脂肪
    エマル
    ジョン経口投与群の転移抑制率は57.1%で, 無処置群との間に有意差を認めた. 細胞障害活性試験ではOK-432中鎖脂肪
    エマル
    ジョン経口投与群は, 腸間膜リンパ節43%, 脾細胞50%, で水溶液投与群より高い傾向にあった. 臨床例ではOK・432中鎖脂肪
    エマル
    ジョン経口投与によりNK活性の低い担癌患者5例中3例が正常値に復した. またOKT4/OKT8比が上昇した. 以上より, OK・432中鎖脂肪
    エマル
    ジョン経口投与の有用性が示唆された.
  • 卵黄の乳化性について
    定森 許江
    家政学雑誌
    1969年 20 巻 7 号 485-489
    発行日: 1969/12/20
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    家鴨卵黄の乳化性を知る目的をもって、卵黄および卵黄から分離調製したリポタンパク質の
    エマル
    ジョンの安定実験、さらに卵黄を用いてつくったマヨネーズの官能検査を行ない、併せて鶏卵黄の乳化性と嗜好性を比較検討して次の結果を得た。
    1.卵黄・コーンサラダ油・水よりなる
    エマル
    ジョンの分離率は家鴨卵黄、鶏卵黄ともに新鮮卵が貯蔵卵より小さい。貯蔵卵の
    エマル
    ジョンの分離率は1日目貯蔵卵においては両者の間に大差はみとめられないが、10日目貯蔵卵においては家鴨卵の分離率が小さい。
    2.卵黄・水よりなる
    エマル
    ジョンの分離速度は室温20℃においては貯蔵初期15分問において、もっともいちじるしい。家鴨卵黄は鶏卵黄より
    エマル
    ジョンは安定で、とくに家鴨卵の1日目および10日目貯蔵卵黄はいちじるしい
    エマル
    ジョンの安定性がみとめられる。
    3.卵黄リポタンパク質・サラダ油・水の
    エマル
    ジョンおよびリポタソパク質・水よりなる
    エマル
    ジョンの分離率は家鴨卵黄、鶏卵黄ともに貯蔵の経過にともなって増大するが、家鴨卵黄は鶏卵黄に比して、その分離率は小さい。
    4.卵黄の
    エマル
    ジョンの安定性は、食塩または食酢の添加によって増大し、とくに両者の混合添加はその安定性をいちじるしく増大させる。
    5.家鴨卵黄を用いて調製したマヨネーズは、鶏卵黄のものより食味はすぐれているが、色と香りが劣る。しかし、香辛料の添加により、嗜好性を向上させうる。
  • 中島 聡史, 松本 拓矩, 秋山 亜希子, 増田 麻衣, 﨑谷 宣孝, 渡邉 裕一, 上田 佳宏
    日本家政学会誌
    2019年 70 巻 8 号 522-534
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/08/24
    ジャーナル フリー

     本研究では高脂質含有

    エマル
    ションゲル (脂質含有量~85%) と食品用多糖類との関連性, 高脂質含有
    エマル
    ションゲルの物理的特性とゲル内部構造について調査した.

     安定な高脂質含有

    エマル
    ションゲル (油脂含有量~85%) を作製するには適切なゲル化剤 (キサンタンガムとローカストビーンガム混合物) を適切な濃度範囲で使用する必要がある.
    エマルションゲルの物理的特性と脂質含有量の関連性はエマルション粒子と連続層間での相互作用およびエマル
    ション粒子が密に配置されたゲル内部構造が関与することが示唆される. 本研究は水溶性多糖類ゲルネットワーク中に高容量脂質を固定化する重要な意味を持ち, 本研究は様々な産業分野で応用可能である.

  • 河村 フジ子, 中島 茂代, 幸野 礼子
    家政学雑誌
    1978年 29 巻 6 号 356-361
    発行日: 1978/09/20
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    ゼラチンゾルに
    エマル
    ジョン (マヨネーズまたは白ソース) を混合した場合のゾルとゲルの特性について実験した結果を要約すると次のようになる.
    1)
    エマル
    ジョン混合ゼラチンゾルは降伏値をもった非ニュートン流動で, わずかにチクントロピー性を示し, みかけの粘度はずり速度勾配が大きくなるにつれて減少する.
    2)
    エマル
    ジョンを多量に混合したゼラチンゾルは30℃くらいでも粘度が高く, かつ, 温度降下に伴う粘度変化が緩慢であり, 調理適用温度範囲が広い.
    3)
    エマル
    ジョン混合ゲルは黄味を帯びた白色を呈し, 融解温度は対照 (ゼラチンゲル) より著しく高い.
    4)
    エマル
    ジョン混合ゲルの硬さは, ゼラチン4%では対照よりやわらかく, 2%ではかたくなる.
    5)
    エマル
    ジョン混合ゲルは付着性を示す.
  • 疋田 淳
    色材協会誌
    1975年 48 巻 10 号 627-633
    発行日: 1975/10/20
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
  • オラレカン アラデ, 佐々木 久郎, 菅井 裕一, アデモディ バヨ, 熊坂 純平, 上田 良
    石油技術協会誌
    2017年 82 巻 1 号 73-84
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/05/15
    ジャーナル フリー

    オイルサンドなどのビチュメン貯留層への水蒸気圧入などによって生成される油中水滴型

    エマル
    ションの粘度などの物理特性は, 生成後の水分含有量やその時点での
    エマル
    ション温度に注目した研究が多くなされてきたが,
    エマル
    ション生成時の温度や撹拌混合 (せん断) 速度あるいは生成時のエネルギーなどの生成プロセス条件の影響を評価した研究は見当たらない。本研究では, ナイジェリア産とカナダ産のビチュメン油試料を使用し, 生成温度範囲 (50~180℃) およびマイクロ反応器内の撹拌混合速度範囲 (11.7~23.3s-1) においてビチュメン相に水滴を分散させ,
    エマル
    ションの粘度, 水滴の粒子サイズおよび
    エマル
    ション化率 (ビチュメン相中の水滴の分散程度) などの
    エマル
    ション特性に対する生成プロセス条件の影響評価を実験によって測定し, 最終的に従来提案されている粘度の予測式に対して, ビチュメンの
    エマル
    ション化率や水滴の粒径分布に影響を与える生成温度およびせん断速度条件を考慮した修正式を新たに提示した。

  • 影島 一己, 武井 尊也, 杉谷 嘉則
    分析化学
    2006年 55 巻 4 号 237-243
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/05/26
    ジャーナル フリー
    高周波分光法を用いて
    エマル
    ションの安定性評価を試みた.油/水(O/W)型
    エマル
    ションに対する測定結果から,かくはん速度や保存温度が共振周波数の経時的な変化に影響を与えることが分かった.また共振周波数の高周波側へのシフトの挙動は,光学顕微鏡を用いた粒子径観察の結果とよい相関を示し,本法が
    エマル
    ションの分離進行によって生じるクリーミングを鋭敏に検出していることが明らかになった.一方,W/O型
    エマルションや市販のエマル
    ション製品に対する測定においても経時にともなう共振周波数の変化が観測された.このことから本法はO/W型
    エマル
    ションだけではなく,W/O型
    エマルションや多成分系エマル
    ションの安定性評価においても適用可能であることが明らかになった.
  • 鈴木 寛一, 羽倉 義雄
    日本食品工学会誌
    2002年 3 巻 2 号 35-40
    発行日: 2002/06/15
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
    予備乳化を伴う膜乳化法を用いれば, 低い乳化エネルギーで単分散性の高いO/W型またはW/O型
    エマル
    ションを生産性よく調製することができる.この方法では, さらに高濃度
    エマル
    ション, 多相
    エマル
    ション, 粒子凝集のない高融点油脂O/W
    エマル
    ションなど, 特徴的な性状の食品
    エマル
    ションを調製することも可能である.本報告では, このような予備乳化を伴う膜乳化法の興味ある特徴を紹介する.
    予備乳化を伴う膜乳化法を用いる転相法で, 低濃度の予備乳化
    エマルションを転相させて高濃度のエマル
    ションを得る.実験で得られた最大濃度は, O/W
    エマル
    ションで約90%, W/O
    エマル
    ションで約85%であった.平均細孔径1.0μmのPTFE膜を用いて, 平均粒径2.5μmの単分散性の高いW/O/W
    エマル
    ションを調製できた (粒子分散係数, α≒0.1) .この場合の予備乳化W/O/W
    エマル
    ションの膜透過流束は, 負加圧0.3MPaで4~10m3/m2/h程度の値が得られた.W/O/W
    エマル
    ションを調製する際の内包率は, W/O
    エマル
    ションの粒径には影響を受けなかった.膜乳化で得られた
    エマル
    ションを再度膜透過させると, 効果的な粒径の微細化が起きた.高融点油脂 (融点=313K) を用いたO/W
    エマル
    ションを予備乳化を伴う膜乳化法で調製した場合には, 室温で数日間放置しても平均粒径に変化はなく, 液体状態を保っていた.このことは, 室温に放置しても油脂粒子の凝集が起きていないことを示している.
  • 藤村 寛
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1988年 30 巻 7 号 1455-1467
    発行日: 1988/07/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    エマル
    ジョン経口投与法を併用した超音波内視鏡による胃癌リンパ節転移(1群)の検討を行った. まず,基礎的検討として,AGML作製ラットおよび酢酸潰瘍作製雑種成犬を用いた実験により,
    エマル
    ジョンの吸収経路の1つとして,びらんまたは潰瘍部より取り込まれることを明らかにした. つぎに,
    エマル
    ジョンのエンハンスの強さを音響学的に検討し,従来使用していたsesame
    エマル
    ジョンに比べて,著者が新たに作製したolive
    エマル
    ジョンの方がエンハンスが強いことを確認した. 次に,臨床的検討として,20% sesame
    エマル
    ジョン,20%ならびに40%olive
    エマル
    ジョンを用い,リンパ節の描出率,リンパ節転移の有無の正診率について,早期胃癌症例を対象として比較検討した.リンパ節描出率の比較検討では,20% olive
    エマル
    ジョンの描出率がもっとも高かった.リンパ節転移の有無の正診率の比較検討では,3者の間で大きな差はみられなかった. この描出率,正診率の比較検討成績からみると超音波内視鏡に併用する
    エマル
    ジョンとしては,20% olive
    エマル
    ジョンが最適と考えたが,本法の臨床的有用性については,今後,さらに症例数を増して再検討することが必要と考えている.
  • 野々村 美宗
    色材協会誌
    2012年 85 巻 7 号 289-292
    発行日: 2012/07/20
    公開日: 2012/10/20
    ジャーナル フリー
    化粧水,ローション,乳液など,多くの化粧品は
    エマル
    ションである。水の中に油の粒が浮かんだO/W型
    エマル
    ションや油の中に水の粒が浮かんだW/O型
    エマル
    ションだけでなく,多相
    エマル
    ション,マイクロ
    エマル
    ション,ナノ
    エマル
    ション,サーファクタントフリー
    エマルションなど特徴的な機能をもつエマル
    ションが開発され,化粧料に応用されてきた。また,
    エマル
    ションを調製する技術も進化している。本稿では,これらの
    エマル
    ションの特性とその応用について紹介する。
  • 土井 幸夫
    日本接着学会誌
    2005年 41 巻 8 号 306-312
    発行日: 2005/08/01
    公開日: 2014/11/30
    ジャーナル フリー
     生分解性ポリエステル接着剤応用研究の手始めに,同エステル
    エマル
    ション製造研究を取り上げ,安定な
    エマル
    ションを与える乳化剤の選定基準を検討した。生分解性ポリエステルには脂肪族飽和ポリエステルを用い,この有機溶剤溶液を油相成分とした。また界面活性剤,あるいは水溶性高分子を乳化剤とし,それらの水溶液を水相成分とした。
    エマル
    ション作製はこれら両成分の混合,それに続く溶剤留去により行った。 3種類の生成物,油相の大部分が凝固,油相の一部が凝集,そして安定な
    エマル
    ション,が得られ,これらは主として用いた乳化剤の種類に依拠した。凝集塊はより小さな粒子の集合体であることが光学顕顕鏡観察の結果から明らかとなり,不安定化は,乳化操作で生成した一次粒子同士が衝突し,凝集することによって起こると考えられるに至った。1μm程度の微粒子からなる安定な
    エマル
    ションを与えた乳化剤を,界面張力,乳化剤の粒子への吸着,乳化剤組成から検討した結果,2つの因子が明らかになった。界面張力には上限値γ*があり,乳化剤分子量には下限値MW*があった。これらの因子は安定な生分解性リエステル
    エマル
    ションを得るための乳化剤の重要な選択基準と考えられる。なお生分解性ポリエステル,ポリカプロラクトンがトルエン溶液として用いられた本実験では,γ*は11.0 mN/m (20℃),またMW*は20,000であった。
  • 有馬 哲史, 小川 晃弘, 上野 聡, 佐藤 清隆
    日本結晶成長学会誌
    2010年 37 巻 1 号 5-14
    発行日: 2010年
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    クリームなどに使われている分散状態の水中油型(oil-in-water,O/W)
    エマル
    ションにおいては,低温における油相粒子の内部の結晶化を制御することが重要な研究課題である.我々は植物油脂を用いたO/W
    エマル
    ションにおける油相の界面結晶化と添加剤の効果について,目視観察法,DSC測定法,偏光顕微鏡観察法,放射光X線回折測定法,放射光マイクロビームX線回折法(SR-μ-XRD)などを用いて評価を行った.その結果,
    エマル
    ション中に疎水性,親水性のショ糖脂肪酸エステルを添加することで,低温でのゲル化に対する安定性の向上,PMFのα型結晶の結晶化温度の上昇,油脂結晶のモルフォルジーの微細化,
    エマル
    ションの界面付近での油脂結晶の秩序的な配列が確認された.この結果は,添加剤の疎水基部分により
    エマル
    ションの界面における不均一結晶核形成が促進され,その結果として,
    エマル
    ション内部の油脂結晶のモルフォロジーが変化したためと考えられるが,SR-μ-XRDにより
    エマル
    ション粒子内部の異なる位置における油脂結晶の配向を詳細に観察することで,その仮説を実証した.
  • 山口 幸一, 角田 和成, 奥村 城次郎, 岸部 正行, 横山 督
    日本ゴム協会誌
    1981年 54 巻 7 号 456-464
    発行日: 1981年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    スチレン-ブタジエンブロック共重合体への種々のメタクリル酸エステル, あるいはアクリル酸エステルのグラフト重合を過酸化ベンゾイルを用いてトルエン中で行い, 得られたグラフト重合物の
    エマル
    ジョン化を行った.
    エマル
    ジョン化において, 溶剤としてトルエン, 乳化剤として不均化ロジン酸カリウムが最適であった.
    エマル
    ジョン固形分に対して, 半分から等量のトルエンを含んだ
    エマル
    ジョンは, 安定性, 造膜性及び接着強さに優れていた. これら
    エマル
    ジョンは, 軟質ポリ塩化ビニルの接着で高い接着強さを示し, 特にメタクリル酸メチルをグラフト重合した
    エマル
    ジョンが優れていた.
  • *山中 玲, 吉岡 修哉
    関西支部講演会講演論文集
    2021年 2021.96 巻 3502
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/08/02
    会議録・要旨集 認証あり

    本研究ではSPG膜(シラス多孔質ガラス膜)を用いてA/O/W

    エマル
    ション(O/W
    エマル
    ションの油滴に気泡を含ませたもの)の磁場による挙動制御を試みる。そのため、A/O/W
    エマル
    ションの油滴中にさらに磁性流体を導入した。磁石による磁場中に
    エマル
    ションを置いたところ、磁石方向に
    エマル
    ションが動くことを確認した。講演では、油滴の大きさと移動速度の関係について発表する。

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